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散歩道・8~赤富士

 年末にあたり毎年恒例の“来年の宿題”を整理しておこう。昨年末に掲げた宿題のうち、クチナシグサジュウニキランソウアマドコロイガホオズキシャクジョウソウコイケマ果実モチノキ雄花ノラニンジン中央花フジセンニンソウ花チゴユリ果実などを見ることができた。また初めてキッコウハグマなども見ることができた。来年の宿題は以下の通り。

<当地で生育情報はあるが未確認のもの>
アブラチャン・オオカワジシャ・アケボノソウ・ミドリタチツボスミレ・キヌガサタケ・オニノヤガラ・キツネノエフデ・サワヒヨドリ・アサザ

<当地で以前見ていたがその後消滅したもの>
ウリハダカエデ・エイザンスミレ・ヒキヨモギ・ムラサキコマノツメ・ミゾコウジュ・コバノカモメヅル・ホウキギク・ヤノネグサ・アキノキリンソウ・オトメスミレ・バアソブ・ミチヤナギ

<存在は確認できているが、花、果実、種子など部分的に撮っていないもの>
ガガイモ綿毛・キョウチクトウ果実・コイケマ綿毛・ジョウシュウカモメヅル果実・ハツユキカズラ花・セイヨウバクチノキ花・ポプラ花・カギカズラ花・ウマノスズクサ果実・ハラン花・イチョウ珠孔液・アオハダ雄花・ムクロジ雄花・ムベ果実・キカラスウリ果実・ネコヤナギ雌花・ジャヤナギ花・カラスザンショウ雌花・コヒガンバナ花・クロモジ果実・セイヨウカマツカ花・ヤブラン果皮・サンショウ種子・ノシラン種皮

<当地希少植物で毎年確認したいもの>
ギンリョウソウ・アキノギンリョウソウ・ユウシュンラン・クゲヌマラン・ケマルバスミレ・ウスアカネスミレ・イシミカワ・サガミラン・シロバナラショウモンカズラ・シロバナキンラン・ギンランアルビノ種・アイイロニワゼキショウ・アカバナ・フジカンゾウ・タコノアシ・コクラン

 さて富士見台公園からの赤富士を眺めながら今年も終わりとしたい。
今年も拙いブログにたびたびお越し下さいまして有り難うございました。
来年も引き続き宜しくお願い致します。
皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

多摩ニュータウンの住人 拝
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奮闘記・7~2017年総括

 年末に際し、今年のランニングについての総括。出場した公式レースは、ハーフマラソン2回、10キロレース5回、5キロ駅伝1回の合計8回。フルマラソンは昨年の還暦記念ホノルルマラソンで卒業したが、レース回数は例年とほぼ同じでまずまずの結果だった。
 私の公式レースデビューは2009年2月の青梅マラソン10キロ部門だったが、先日の神宮外苑レースで通算52回目の出場。記録は49分36秒で過去30回の10キロレースの中で上から3番目の好記録だった。加齢が進み身体のあちこちにガタが来ている中で、タイムがあまり落ちていないのは、自分でも誉めてあげたい。
 いつもの週末植物観察ランニングや公式レースのほか、個人的企画として玉川上水も走り、今年の走行距離は1,144キロになった。1月から順に92キロ、79キロ、92キロ、126キロ、131キロ、84キロ、104キロ、88キロ、89キロ、58キロ、117キロ、84キロ。10月は週末台風や野暮用であまり走れなかったが、11月に挽回した。2008年8月から日々の走行距離を記録し始めたが、その合計が先日ついに10,000キロの大台を超え、今日までで10,035キロになった。10年前には自分がフルマラソンを走ったり、走行距離が10,000キロにもなることなど想像すらできなかったが、人生何がきっかけで変わるのかわからない。
 これからもできることなら、たとえゆっくりでも年間1,000キロ走破と6~7回の公式レース出場を続け、65歳になったらご褒美で“ホノルルハーフマラソンHAPALUA”を走りたい。
 一昨日のジムでのインボディ測定結果は以下の通り。カッコ内は平成28年12月、平成27年8月、平成26年8月、平成22年8月の数値。
体重62.7kg(←62.6←63.7←63.7←63.6)
骨格筋量29.9kg(←30.3←30.9←31.0←30.8)
体脂肪量9.2kg(←8.6←8.2←8.2←8.7)
体脂肪率14.7%(←13.7←12.9←12.9←13.8)
基礎代謝量1,525kcal(←1,536←1,568←1,568←1,555)
 最近、少し筋トレの負荷が少なくなっているようで、骨格筋量が少し落ち体脂肪が増えて体脂肪率が大幅に上がってしまっている。食生活に気を付け、筋トレに励んで何とかもう一度12~13%台に戻るように頑張ろう。写真は長沼公園“野猿の尾根道”。
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ツノハシバミ・1~蕾

 首都大学東京キャンパスの図書館付近で見られる「ツノハシバミ(角榛)」。カバノキ科ハシバミ属の落葉低木で雌雄同株。写真は雄花序の蕾で早春に開花する。雌花も同じ枝の先端に咲くが、花弁が無く芽麟から赤い柱頭だけを出す面白い形をしている。ツノハシバミの果実はフラスコのような形で、先端が角のように突き出ており、そこから“ツノ”と名付けられている。食用のヘーゼルナッツができるのはこの仲間のセイヨウハシバミ(西洋榛)。
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ナンキンハゼ・1~果実

 鮮やかに色付いていた紅葉もすっかり枯れ落ちて、枝先には果実だけが残っている。「ナンキンハゼ(南京櫨)」はトウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木で中国原産。果実が熟して割れ、中から白い蝋質の仮種皮に包まれた3個の種子が顔を出している。昔はハゼノキの代わりにこの実から蝋を採取しローソクなどに利用していた。確かにこの白い部分を採取して火を付けてみると良く燃える。
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クチナシ・1~果実

 今年の将棋界は、藤井聡太四段の29連勝、“ひふみん”こと加藤一二三九段の引退、そして今月の羽生善治棋聖による竜王奪還での永世7冠達成と、話題に溢れた1年だった。私は将棋を小学生の時に覚え、今は特に趣味にしているわけではないが、新聞の将棋欄や詰め将棋などは良く見ている。それにしても5手詰め程度の簡単な詰将棋でも頭を悩ますのに、何十手も先のことを瞬時に考えられる棋士たちの頭の中がどうなっているのか、できれば覗いてみたいものである。
 写真はオレンジ色に熟した「クチナシ(梔子)」の果実。これを乾燥させたものが生薬の“山梔子(さんしし)”や“梔子(しし)”で、黄疸などに薬効がある。たくあんや栗きんとんなど、食品の着色料に利用されているのはご存知の通り。
 さて将棋盤や碁盤の4つの脚の部分を“くちなし”と呼ぶが、これはクチナシの果実を象ったものであり、対局者以外は『口出しするな!』という意味にも通じている。実際のクチナシの果実は6角形をしているが、将棋盤などの脚は、縁起の良い8角形に作られている。クチナシはアカネ科クチナシ属の常緑低木。
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