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コミカンソウ・3~萼片

 大栗川沿いの遊歩道で見つけた「コミカンソウ(小蜜柑草)」。コミカンソウ科(←トウダイグサ科)コミカンソウ属の一年草で、道端で普通に見られる野草ではあるが何故か今年はやけに目に付く。既に果実が稔り始めているが、その萼片が揃ってとても綺麗だったので、また撮ってしまった。
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カシワバハグマ・4~長泉寺尾根

 長沼公園“長泉寺尾根”の裾で見つけた「カシワバハグマ(柏葉白熊)」。キク科コウヤボウキ属の多年草で、昨年秋に綿毛の果実を見ており、この公園にあることを知った。カシワバハグマの葉は長さ20センチほどにもなり、カシワの葉の鋸歯とは少し様子が違うが、その大きさから名付けられている。“ハグマ(白熊)”とは動物の白い尾を束ねたもので武将の采配、兜、槍などの装飾や僧侶の払子(ほっす)などに使われていたもので、花の様子に見立てている。
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ヒロハフウリンホオズキ・2~萼片

 ナス科ホオズキ属の「ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴酸漿)」。まだ花がいくつか咲いているが、その横で果実が稔り始めていた。花後は萼片が成長し果実を包むようになる。つまり袋状に閉じられているわけではなくホオズキと同じように先端には透き間がある。萼片の幅は3センチほどでオレンジ色にはならない。中の果実が熟す頃にまた観察しよう。
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ヤノネボンテンカ・2~蕾

 アオイ科フヨウ属の「ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)」。朝咲いた花は夕方には閉じて翌日にはポロリと落ちる一日花。しかし中には蕾のまま開かず、自家受粉して種を作る閉鎖花もあるようだ。写真中央の淡黄色のものは閉鎖花ではないかと思って撮ったものだが、素人判断なので蕾かも知れない。“矢の根”の由来になっている葉が辛うじて見える。
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シロバナミゾソバ・1~長沼公園

 長沼公園“長沼口”の水辺に咲いている「シロバナミゾソバ(白花溝蕎麦)」。タデ科イヌタデ属(←タデ属)の一年草で、普通のミゾソバが紅色を帯びるのに対して、これは純白になる。花弁のように見えるものは萼片で花弁は無い。同じ白花のヤマミゾソバは花序の花数が少なく葉身の湾曲部分がほとんど無い。
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