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ラショウモンカズラ

 裏高尾“日影沢キャンプ場”付近の山道で見られる「ラショウモンカズラ(羅生門葛)」。シソ科ラショウモンカズラ属の多年草で草丈は30~40センチ。唇形の花を2~3個ずつ数段に付ける。ひとつの花は長さ4~5センチで上唇は2裂し下唇は3裂する。下唇の中央裂片は大きく下方で更に2浅裂する。『羅生門』は、室町時代の能楽師、観世小次郎信光作の謡曲で、渡辺綱(わたなべのつな)が羅生門に巣食う鬼と戦う武勇伝。この花の形を、渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に見立てて名付けられている。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (平家蟹)
2020-04-29 13:41:26
私も昨日見てきました、色といい大きさといい見ごたえがあって好きな花ですね。
名前の由来となって想像力には驚かされますが誰か名付け親がいるんでしょうか。
昔から言われてきた名前なんでしょうかね。
 
 
 
平家蟹様 (多摩NTの住人)
2020-04-29 15:14:35
コメント有り難うございます。観世小次郎信光は室町時代の人なので、かなり古い可能性がありますね。
 
 
 
ラショウモンカズラ (granma)
2020-04-29 15:45:55
何度か見ている花で先日も砧公園の山野草園で咲いているのを見ましたが花の名前の由来に似つかわしくない
と思うのですが、どなたが名前を考えたのでしょうね。
 
 
 
granma様 (多摩NTの住人)
2020-04-29 16:10:18
コメント有り難うございます。野草園などでは人気の花ですね。名前の由来を知るとそのように見てしまいます。
 
 
 
Unknown (ディック)
2020-04-29 21:16:22
ラショウモンカズラは、写真に撮ると見映えがしますね。
間近で撮ると、花に結構毛が生えているのがわかります。
鬼女の腕にもこんな毛が生えていたのかな、なんて想像してしまいます。
 
 
 
ディック様 (多摩NTの住人)
2020-04-30 07:43:07
コメント有り難うございます。これは結構毛深いですね。確かに鬼女は毛深そうです。
 
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