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フタバアオイ・4~葉

 『えぇ~い、静まれぇ、静まれぇ!! この紋所が目に入らぬか!! ここにおわすお方をどなたと心得る。先の副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ。ご老公の御前である。頭が高い、控えおろう!!』 ご存知、水戸黄門の助さん格さんが決まって午後8時45分頃に出す印籠のご紋。(余談だが、“8時半の男”と言えば1960年代に読売巨人軍で活躍した宮田征典投手。リリーフ専門投手の草分け的存在だった。)
 閑話休題。徳川家の家紋である“三つ葉葵”の図案のもとになったのがこの「フタバアオイ(双葉葵・二葉葵)」で、ハート形の2枚の葉が向かい合って付くことから名付けられている。写真は1枚足して3枚の葉を撮ったものだが、家紋の“三つ葉葵”は3つの葉の先端が内側を向いているのでこれとは逆。フタバアオイはウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草で、京都加茂神社の“葵祭”にも用いられるので「カモアオイ(加茂葵)」の別名がある。
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フイリヒナスミレ

 奥高尾“もみじ台北巻き道”に咲いていた「フイリヒナスミレ(斑入り雛菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で、ヒナスミレの葉に斑が入る種をこのように呼ぶ。この日“5号路”北側でもヒナスミレを確認した。
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フモトシダ・2~新芽

 高尾山“3号路”で見つけたシダの幼体。横に生えている常緑の葉を確認し、これは「フモトシダ(麓羊歯)」と判断した。コバノイシカグマ科フモトシダ属の常緑性シダ植物で東北地方南部から九州のやや乾いた場所に生育する。
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フデリンドウ・4~上柚木公園

 リンドウ科リンドウ属の「フデリンドウ(筆竜胆)」。当地の公園や緑地で良く見られ、普通の道端にも顔を出している。場所によっては100株以上見られるところもある。写真は上柚木公園のものだが、いくつかの株が密生してひとつの大きな株のようになっていた。
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