goo

クロモジ・1~冬芽

 内裏谷戸公園の雑木林で見られる「クロモジ(黒文字)」。クスノキ科クロモジ属の落葉低木で、枝に香気があるので高級爪楊枝の材料としてお馴染み。写真は冬芽で中央の尖った部分は葉芽で両側は花芽。クロモジはこの界隈では良く見られる樹でこれまで冬芽や花をたびたび観察してきたが、まだその果実を観察したことがなかった。雌雄異株で雌花はこれまで何回か見ているがその場所を覚えていない。まずは雌花を探して今年は何とか果実を見てみたい。
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )

ニシキマンサク

 長池小学校付近の歩道脇で見つけた樹。マンサクよりも花弁が赤み掛かっている。マンサクの雑種とも思えるが、一応「ニシキマンサク(錦満作)」としておこう。マンサク科マンサク属の落葉小高木で花弁の基部が赤く先端に向けて黄色く変化している。漢字は“二色”かと思っていたら“錦”だった。マンサクにはいろいろな種類があり、当地では以前、上柚木の遊歩道脇でアカバナマンサクが見られたが、病気で枯れてしまったのかいつの間にか姿が見えなくなり残念に思っている。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )

ヒメユズリハ・2~葉

 ユズリハ科ユズリハ属の「ヒメユズリハ(姫譲葉)」。ユズリハよりも小振りなことによる命名だが、その網状脈を比べてみると、ユズリハのものより細かく見える。今まで違いは気にせず通り過ぎていたが、こうして良く見てみるとちゃんと違いがある。
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )

ユズリハ・2~葉

 ユズリハ科ユズリハ属の「ユズリハ(譲葉)」。同じ仲間のヒメユズリハとの違いを確認しておこう。ユズリハの葉の長さは15~20センチで茎から垂れ下がるが、ヒメユズリハの葉は10~14センチであまり垂れ下がらず水平かやや上を向いている。更に葉の網状脈を見てみると、ユズリハの網状脈はヒメユズリハに比べるとあまり細かくない。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

セツブンソウ・5~勢揃い

 今年の冬は寒い日が続いていたが日中の日差しは少しずつ暖かくなり、拙庭の「セツブンソウ(節分草)」は20輪ほど開花した。まだこれから咲きそうなお寝坊さんも何輪か見られる。花の根元には1年目の子葉や2年目の葉も見られここの居心地は良さそうだ。夏場の休眠期は直射日光と乾燥を防ぐため、濡れた水苔で地面を覆いその上に白い板を置いている。あとはセツブンソウが好む石灰地にするために苦土石灰を時々撒くくらい。また来年もたくさんの花が見たい。
コメント ( 30 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ