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センボンヤリ・7~開花

 高尾山の山頂付近で咲いている「センボンヤリ(千本槍)」。キク科センボンヤリ属の多年草で草丈は5センチほど。秋型の閉鎖花に比べるとずいぶん小さい。その名は綿毛の果実の様子を、大名行列の“毛槍”に見立てている。
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ノミノフスマ

 長沼公園付近の野道で見られる「ノミノフスマ(蚤の衾)」。ナデシコ科ハコベ属の越年草で全体に毛が無い。同じ仲間のハコベは毛が多く、萼片のほうが長くなるので区別できる。ノミノフスマもハコベも5枚の花弁が大きく裂けて10枚のように見える。名前が良く似たノミノツヅリはノミノツヅリ属で5枚の花弁が深く裂けない。こうして時々頭の整理ををしておかないと忘れてしまう。
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ノミノツヅリ

 松木地区の道端に生えている「ノミノツヅリ(蚤の綴り)」。ナデシコ科ノミノツヅリ属の越年草で、花径は4~5ミリ。花弁は5枚でハコベやノミノフスマのように裂けておらず、雌蕊の柱頭は3裂している。ノミノフスマが水田などやや湿った場所に生育するのに対して、ノミノツヅリは乾燥した道端や荒れ地に生育する。
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ツヤナシイノデ

 裏高尾“日影林道”の林間に生育しているシダ。団体で踊っているようにも見えてとても美しい。これはオシダ科イノデ属の「ツヤナシイノデ(艶無し猪手)」。中軸にはイノシシの手のように鱗片が密生している。専門家によると、高尾山ではツヤナシイノデを片親とする“タカオイノデ(高尾猪手)”などの雑種も多いようだ。
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