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ヌルデ・6~ショッペノキ

 別所実(みのり)緑地北端で見られる「ヌルデ(白膠木)」。ウルシ科ヌルデ属の落葉小高木で雌雄異株。果実の直径は4~5ミリで、その表面には白いリンゴ酸カルシウムが付いており舐めると塩辛い。そのためヌルデには“ショッペノキ(塩っぺの木)”“シオノキ(塩の木)”“シオカラノキ(塩辛の木)”などの呼び方もある。野鳥や小動物にとっては貴重な塩分補給食となり、果実を甘くして野鳥などに食べられ種子を散布する方法とはまた違った戦略を取っている。
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ハナミズキ・2~紅葉

 鑓水公園付近の穂成田歩道橋から眺めた「ハナミズキ(花水木)」の並木道。春にここから開花を楽しんだが、今度は同じ構図でその紅葉を撮ってみた。周りの草木がまだ青々としているので、見ようによっては紅葉と言うよりヨウコウザクラ(陽光桜)が咲いているようにも見える。平成時代も残すところあと半年で、来年ハナミズキの花を見る頃は新しい元号に変わっている。ハナミズキはミズキ科サンシュユ属の落葉高木。
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ヒメヒガサヒトヨタケ

 長沼公園“霧降の道”に生えている「ヒメヒガサヒトヨタケ(姫日傘一夜茸)」。ヒトヨタケ科ヒトヨタケ属のキノコで、筋の入った傘の日傘のように見える。傘の直径は2センチほどで背丈は4~5センチ。近縁種にコツブヒメヒガサヒトヨタケ(小粒姫日傘一夜茸)があるが、とりあえずヒメヒガサヒトヨタケとしておいた。
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ゲンノショウコ・2~2年目

 2年前に種を採取して植木鉢に蒔いておいた「ゲンノショウコ(現の証拠)」。昨年春に発芽し秋には赤い花を咲かせた。しかし1年目の株にはまだ種子を作る力が無く、果実の形は出来るものの子房のあたりを触ってみると中はスカスカで種子は無かった(粃=しいな)。今年も順調に葉を繁らせ、秋には再び赤い花を付けたが注目していたのはその果実。花が終わると特徴のある尖った姿を見せ、触ってみると中に種子らしき固いものがある。そしてついに弾けて“お神輿”が出来上がった。つまりゲンノショウコは、1年目に花は咲くが、種子は2年目から出来ることになる。
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シラカンバ

 大栗川沿いの遊歩道脇に植栽されている「シラカンバ(白樺)」。カバノキ科カバノキ属の落葉高木で樹皮が白いことからその名がある。その樹皮を撮ろうと思ったら“一つ目小僧”に『何見てんのよ!』と睨まれた。
 さて私はガムが好きで、会社のデスクの上、車の中、そして居間にガムのボトルを置いている。もちろん仕事で人と話す時には厳禁だが、1人で居る時には良く噛んでいる。
 ガムを噛むことによる効果は『血流が増え脳にどんどん流入し、その結果、反射神経、記憶力、判断力、集中力が高まる』『咀嚼することで唾液の分泌が促進され、発がん性物質の活性酸素を消しがん予防になる』『噛むことで副交感神経を刺激しリンパ球を増やし免疫力を高める』『顔の筋肉が鍛えられシワ、たるみが無くなる』などなど良いこと尽くめで、その他にもいろいろな効果があることが認められている。
 現代人は咀嚼回数が不足気味だがガムを噛むことでそれを補えるので、人前でクチャクチャしないように留意さえすればガムを噛むのはお勧めではある。
 そのガムの甘味料と言えば“キシリトール(Xylitol)”だが、これは自然界では多くの果実や野菜に含まれている糖アルコールの一種。そしてガムのキシリトールは主に白樺の樹液やトウモロコシの芯から抽出する“キシラン・ヘミセルロース(Xylan hemicellulose)”を原料にして工業的に作られている。
 ちなみにキシリトール入りのガムを食べると虫歯にはなりにくいが、甘いお菓子を食べた後にガムを噛めば虫歯にならないというのは全くの誤解。やはり食後に歯磨きはきちんとしよう。
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