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アキカラマツ・3~葉

 今日の東京は、北からの寒気と南岸低気圧の影響で、都心でも朝から雪が降った。11月の初雪観測は昭和37年(1962年)以来、54年振りで、積雪観測は明治8年(1875年)の統計開始以来初めてとのことだ。寒い冬はつらい。
 写真は長池公園の道端で見掛けた「アキカラマツ(秋唐松)」。キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草で、葉に雨露が付き美しく輝いていた。アキカラマツの葉は2~4回3出複葉で小葉の長さは1センチほど。その様子は何とも可愛らしいがこれにはアルカロイド系の毒があり誤食すると血圧の降下や神経の麻痺を引き起こす。長野県高遠町では古くから健胃薬として用いられており、「タカトオグサ(高遠草)」として特産品になっていたようだ。
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ヌルデ・8~石垣

 蓮生寺公園の石垣の割れ目から生えている「ヌルデ(白膠木)」。この石垣は高さ10メートル以上はありそうで、写真は車道側から撮ったもの。このまま放置すると石垣を崩してしまうと思われ、おそらくいつの日にか伐採されることになるのだろう。あと1メートル上から芽を出せば、そのまま定住できるはずで残念なことである。ヌルデはウルシ科ヌルデ属の落葉高木。
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