夜は,日本への永久帰国が決まったスンドゥブさんと,韓国での最後の食事をすることに。
連日の送別会で,なるべくメニューが重複しないようにいくつか候補を考えていただいていましたが,なにせ大雨。3つの候補の中でいちばん近場のヤンミオク(良味屋)でホルモンを食べることにしました。
これまで乙支路の本店は何回か行ったことがあるものの,三成洞の店は初めてです。本店はガイドブックに載っているのでしょうか,日本人比率が50%を越える。ホルモンにしては高級店で,質もいい。ただ,本店の場合は,店員が横柄だったので,あまり好きではありませんでした。
三成洞のほうは,本店に比べて店員の感じはよかった。コプチャンとテッチャンをつつきながら,思い出話などに花を咲かせました。
コプチャンというと,私はクイ(焼き物)もいいけれど,チョンゴル(鍋)も好物。駐在して初めてコプチャンチョンゴルを食べたとき,忘れられない思い出があります。
日本人の常として,「とりあえずビール」を頼むと,店のアジュンマが難色を示した。当時は韓国語がよく聞き取れなかったので,正確になんと言っていたかわかりませんが,どうも
「この料理にはビールは合わない,ソジュ(焼酎)にしなさい」
ということらしい。
「いや,合わないってことないよ,ビールはなんにでも合うよ,とにかくビールが飲みたいんだから」
というようなことを片言の韓国語に主張していると,奥から店のご主人がやってきた。やはりコプチャンチョンゴルとビールがいかに合わないかを説いてくれていた(らしい)。
結局,私たち(二人)があくまでビールが飲みたいと言い張ったため,
「もののわからない外国人は困るなあ」
という表情でビールを出してくれました。
確かに,周りの客は,チョンゴルの人もクイの人も焼酎を飲んでいました。韓国人にとって,お刺身にワインを飲むような感覚なのかもしれません。
で,話はヤンミオクに戻りますが,頼んだコプチャンとテッチャンは,ほどなくして無くなる。追加しようかとも思いましたが,結構高いので,店を変えることに。
タクシーに乗って,二次会に,「第二候補」だったコムチャンオ(ヌタウナギ)の店に向かいました。
ところが行って見ると店は暗い。日曜日もやっているはず,とのことでしたが,台風の大雨で客が来るはずがないと思ったのでしょう。
スンドゥブさんは,巧みなタクシー韓国語を操って,方向転換を指示します。そして向かったのが,駐在員クラブ。
いや~,駐在の最後の最後までお世話になってしまって,ありがとうございました。
連日の送別会で,なるべくメニューが重複しないようにいくつか候補を考えていただいていましたが,なにせ大雨。3つの候補の中でいちばん近場のヤンミオク(良味屋)でホルモンを食べることにしました。
これまで乙支路の本店は何回か行ったことがあるものの,三成洞の店は初めてです。本店はガイドブックに載っているのでしょうか,日本人比率が50%を越える。ホルモンにしては高級店で,質もいい。ただ,本店の場合は,店員が横柄だったので,あまり好きではありませんでした。
三成洞のほうは,本店に比べて店員の感じはよかった。コプチャンとテッチャンをつつきながら,思い出話などに花を咲かせました。
コプチャンというと,私はクイ(焼き物)もいいけれど,チョンゴル(鍋)も好物。駐在して初めてコプチャンチョンゴルを食べたとき,忘れられない思い出があります。
日本人の常として,「とりあえずビール」を頼むと,店のアジュンマが難色を示した。当時は韓国語がよく聞き取れなかったので,正確になんと言っていたかわかりませんが,どうも
「この料理にはビールは合わない,ソジュ(焼酎)にしなさい」
ということらしい。
「いや,合わないってことないよ,ビールはなんにでも合うよ,とにかくビールが飲みたいんだから」
というようなことを片言の韓国語に主張していると,奥から店のご主人がやってきた。やはりコプチャンチョンゴルとビールがいかに合わないかを説いてくれていた(らしい)。
結局,私たち(二人)があくまでビールが飲みたいと言い張ったため,
「もののわからない外国人は困るなあ」
という表情でビールを出してくれました。
確かに,周りの客は,チョンゴルの人もクイの人も焼酎を飲んでいました。韓国人にとって,お刺身にワインを飲むような感覚なのかもしれません。
で,話はヤンミオクに戻りますが,頼んだコプチャンとテッチャンは,ほどなくして無くなる。追加しようかとも思いましたが,結構高いので,店を変えることに。
タクシーに乗って,二次会に,「第二候補」だったコムチャンオ(ヌタウナギ)の店に向かいました。
ところが行って見ると店は暗い。日曜日もやっているはず,とのことでしたが,台風の大雨で客が来るはずがないと思ったのでしょう。
スンドゥブさんは,巧みなタクシー韓国語を操って,方向転換を指示します。そして向かったのが,駐在員クラブ。
いや~,駐在の最後の最後までお世話になってしまって,ありがとうございました。
「味はそれなりだけど、本当にサービスが悪い」
なんて、評価は始めてみました。
これからもこういった情報を教えていただけるとうれしいです。
コムチャンオは本当に美味しいですね。
私はこちらに来て初めて食べましたが、病みつきになりました。うまくて、安い店ではあきれるほど安い。
私もコプチャン、コンムチャンオ、、、あとはオドルピョなどのB級グルメ大好きです。
私の通っていた新村の店は,前と同じ値段で量がずいぶん減り,実質値上げされていました。
オドルピョとは,なにかの骨(ピョ)でしょうか。
ぜひ情報をください。次回の出張で試してみたいので…
オドルピョは名前を覚えているだけだったので、あらためて調べなおしました。
どうも、豚の軟骨を含んだ肉を甘辛くいためた料理の総称のようです。(오돌뼈)
辞書でそのままはでてきませんね。
오돌오돌で
1.軟骨、干し栗、大粒のカズノコなどを噛み砕くときの音 こりこり(と)がりがり(と)
2.米などの粒上の食べ物が、生煮えで口当たりが滑らからでないようす。
とありました。
私のイメージではB級グルメですね。
ポジャンマチャなどには大体あると思います。
私は YTNビルの横にあるアジュンマのポジャンマチャの味付けが好きです。
(大きなバス通りに面したお店で、サンコンジャンオというお店でした。)
もしかしてこちらのお店でしょうか?
〉サンコンジャンオ
そうです。それです。
初代のご主人は釜山出身。
今は代替わりしたようです。
昔は目の前の炭火でコムチャンオを生きたまま火炙りにし,そののたうち回りを鑑賞しながら焼酎を飲んだものですが,最近は別の炭火で焼き上がったものを運んでくるので,興趣がそがれます。
でもおいしいので出張時,ときどき行きます。
>オドルピョについてのご教示,ありがとうございました。
とんでもない!犬鍋様は私の韓国生活の師匠にあたります。その師匠に「ご教示」などて言われると恐れ多くてひれ伏しそうになります。
1年ほど前、韓国赴任を前に韓国の情報がほしくて、吸い寄せられるようにここに来ました。
歴史、文化、言語ともに他にはない情報量、そして生活に密着した情報の新鮮度、そしてちょっぴり効いた批判精神。
どこを読んでも本当にため息をつくようなすばらしさで、私の幸せな韓国生活は犬鍋様のおかげといっても差し付けないくらいです。
この場を借りて、心から感謝もうしあげます。
ありがとうございました。
>昔は目の前の炭火でコムチャンオを生きたまま火炙りにし,
私もそのシーンを脳に浮かべながらうきうきしてましたが、見事に拍子抜けしました。
でも、うまかったです!
また、別にお勧めのお店があったら教えてください。
九兵衛さんの新鮮なコメントで補完していただき,ありがたく思っています。
これからもよろしくお願いします。