明け方にネットで韓国-ナイジェリア戦を観戦した翌日,夕方の便で韓国に旅立ちました。
試合は2対2の無勝負(ムスンブ=引き分け)だったとはいえ,勝ち点1を挙げ,2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めたので,金浦から乗ったタクシーの運転手さんも上機嫌なことこのうえない。
いつもの明洞のホテルに入ったのが夜の7時半すぎ。さっそくテレビをつけると,韓国のテレビ放送はサッカーの報道で持ちきりです。
「ナマコン,シムニュッカン」
という言葉が頻繁に聞こえます。ナマコンというのは生コンクリートのことではもちろんなく,「南阿共」(南アフリカ共和国)のこと,シムニュッカンは「十六強」のことです。
この大会を独占中継している韓国のSBSは,この日の夜も8時から特番を組んでいます。想像したとおり,午前3時だというのに,大韓民国の街頭は赤いシャツを着た若者であふれ,街頭観戦のメッカ,市庁近辺は,34万人もの人が集まったそうな。
番組では,ナイジェリア戦を詳しく分析しています。
「試合は引き分けでしたが,あらゆるデータで韓国がナイジェリアを圧倒していました!」
とリポーターもうれしそう。
そしていろいろなデータを挙げます。
ボール支配率,パス成功率,パスの速さ,選手が走った距離…
韓国の選手は一人,平均11キロ以上を走ったそうです。
(しかし,そんなのどうやって測るんだ?)
さらには選手の走る速度の比較。テレビ画面から推測したんですかね。韓国選手の最高速度はパクチソン選手で時速35キロで走ったんだそうです。こんなのだれも検証する人がいないから,適当に言っているような気がしますが…。
私が試合を見た印象では,ナイジェリアの惜しいシュートがたくさんあったような気がしたので,「シュートの数」の比較が出るのを待っていましたが,サッカーの試合の代表的な指標であるはずのシュート数はついに出ずじまい。
どうやらSBSのいう「あらゆるデータ」というのは,韓国が上回った「あらゆるデータ」のことを言うようです。
この日の夜に会った韓国人にも,余裕が感じられます。
「次は日本戦ですね。いっしょに16強に行きましょう!」
もし韓国が16強進出に失敗していたら,素直に日本を応援してくれるかどうか。
(同じアジアだけれども,韓国よりも上に行かれるのは癪だなあ。負ければいいなあ。)
などと思う韓国人も多いのではないでしょうか。このあたりの韓国人の心理は複雑です。
さて,次は日本戦だ。
試合は2対2の無勝負(ムスンブ=引き分け)だったとはいえ,勝ち点1を挙げ,2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めたので,金浦から乗ったタクシーの運転手さんも上機嫌なことこのうえない。
いつもの明洞のホテルに入ったのが夜の7時半すぎ。さっそくテレビをつけると,韓国のテレビ放送はサッカーの報道で持ちきりです。
「ナマコン,シムニュッカン」
という言葉が頻繁に聞こえます。ナマコンというのは生コンクリートのことではもちろんなく,「南阿共」(南アフリカ共和国)のこと,シムニュッカンは「十六強」のことです。
この大会を独占中継している韓国のSBSは,この日の夜も8時から特番を組んでいます。想像したとおり,午前3時だというのに,大韓民国の街頭は赤いシャツを着た若者であふれ,街頭観戦のメッカ,市庁近辺は,34万人もの人が集まったそうな。
番組では,ナイジェリア戦を詳しく分析しています。
「試合は引き分けでしたが,あらゆるデータで韓国がナイジェリアを圧倒していました!」
とリポーターもうれしそう。
そしていろいろなデータを挙げます。
ボール支配率,パス成功率,パスの速さ,選手が走った距離…
韓国の選手は一人,平均11キロ以上を走ったそうです。
(しかし,そんなのどうやって測るんだ?)
さらには選手の走る速度の比較。テレビ画面から推測したんですかね。韓国選手の最高速度はパクチソン選手で時速35キロで走ったんだそうです。こんなのだれも検証する人がいないから,適当に言っているような気がしますが…。
私が試合を見た印象では,ナイジェリアの惜しいシュートがたくさんあったような気がしたので,「シュートの数」の比較が出るのを待っていましたが,サッカーの試合の代表的な指標であるはずのシュート数はついに出ずじまい。
どうやらSBSのいう「あらゆるデータ」というのは,韓国が上回った「あらゆるデータ」のことを言うようです。
この日の夜に会った韓国人にも,余裕が感じられます。
「次は日本戦ですね。いっしょに16強に行きましょう!」
もし韓国が16強進出に失敗していたら,素直に日本を応援してくれるかどうか。
(同じアジアだけれども,韓国よりも上に行かれるのは癪だなあ。負ければいいなあ。)
などと思う韓国人も多いのではないでしょうか。このあたりの韓国人の心理は複雑です。
さて,次は日本戦だ。
南米とアジアの実力差でしょうか。
今回は4年前のスイス戦と違って,「誤審」もなかったので,韓国のマスコミも素直に負けを認めるでしょう。
さて,パラグアイに日本がどこまで通用するか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100627-00000005-rcdc-cn
私の記憶では、韓国のスポーツ紙に「スポーツコリア」は英文表記も含めて存在しないと思うのですが、分かりますか。
まあ、冗談記事だろうと思いますけど、世の中には暇な方も居られるようで。
http://sports.media.daum.net/worldsoccer/news/breaking/view.html?cateid=100032&newsid=20100625103408717&p=SpoChosun
スポーツ朝鮮を中国語に訳すと「スポーツコリア」になっちゃうのかもしれません。
また記事の内容は,翻訳,整理の過程で省略や歪曲があるようで,元記事はぜんぜん印象が違いました。