
池袋きむん家のチェユクポックム定食
当ブログのコメンテイター2人と、「エスニック料理食べ歩きの会」を結成し、先ごろ二回目の食べ歩きを行いました。
うち一人はブログにもよく登場する在韓26年の韓国通のKさん。もう一人は2000年頃にヤフー掲示板で知り合い、何回かソウルを紹介したことのある女性(Nさん)。韓国語もけっこうできます。
一次会は、池袋きむん家。
妻に話すと、「行きたい」と言う。
「5月の新メニューはオジンオポックム(イカの辛みそ炒め)なのよね」
それで私たちは夫婦で参加しました。
ランチは6種類あり、私たちはそれぞれオジンオポックム、チェユクポックム(プルコギ)、ビビンバ、チーズスントゥブを注文。もちろん、昼間っから生ビールも頼みます。
「このオレンジマッコルリもおいしいわよ」と妻。
妻は自分の友だちとよく来るのです。
「じゃ、それも頼もう」
昼は14:00までなので、長居をするわけにはいかない。
「二次会はどこにしよう」
「ミャンマー料理とか?」
「ネパール料理も気になるんだけど」
「とりあえず高田馬場に行こう。どっちもあるから」
妻はここで離脱し、3人で高田馬場へ向かいます。
高田馬場の駅前から延びる「さかえ通り」には、さまざまなエスニック料理が並んでいます。中華、韓国、ミャンマー、ネパール、タイ…。
ただ、平日(金曜日)の午後3時頃は、開いていない店もある。
結局、通りの奥まったところにあるスィゥミャンマーに行きました。
私は10年以上前からときどき行く店です。
「ここ、来たことありますね」
Kさんとは約1年半前に、ミャンマー料理のはしごをしたことがあります。Nさんは、ミャンマー料理初体験。
「代表的なミャンマー料理ってなんですか?」
「お茶の葉サラダかな」
「お茶の葉って、食べられるんですか?」
「ミャンマーではよく食べます。あと、モンヒンガーかな」
「モンヒンガー?」
「ナマズをすりつぶしたスープで食べる麺です」
お茶の葉サラダ、ホルモン煮、モンヒンガーを頼みました。
「昔、ミャンマーの屋台でモンヒンガーを食べたことがあるんですが、日本円で20円でした」
「安っ!!」
ミャンマー便り~タクシー
「でも、それけっこう危ない体験だったみたいなんです」
「というと?」
「そのあとに行ったジェトロの日本人駐在員に聞くと、日本人は決して食べないって。肝炎にかかるから」
「肝炎!」
「たいたい屋台には水道がないし、食べ終わった食器は溜まった水にジャブっとしておしまい。でも、おごってくれるというので断れなくて…」
「で、かかったんですか? 肝炎」
「今のところ発症はしていません」
料理がなくなったところで、つまみ風のものを追加。
ミャンマー風おせんべいです。
「これ、何のせんべいですか?」
お店の人に聞きました。
「魚のすり身です」
「なんの魚?」
「うーん、日本語はよくわかりません。川の魚です」
ビールはふつうの日本のビール。ミャンマーのビールも美味しいのですが、今ミャンマーは内戦状態なので、輸入が止まっているそう。ミャンマーに早く平和が戻ってほしいものです。
こうして第二回「エスニック料理食べ歩きの会」はお開きに。
「次は朝鮮族の店にしましょう」
「いいですね!」
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