犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

全仏、大坂なおみの激闘

2024-05-31 22:08:20 | 日々の暮らし(2021.2~)

写真:大坂なおみとイガ・シフィオンテク(ポーランド)(テニス365より)

テニス好きの妻が、テニス4大大会の中継を観るために、WOWOWを契約していて、毎年、大会中はずっとテレビをつけっぱなし状態。

 今回の全仏オープンには、大坂なおみが出ています。

 大坂なおみは昨年7月に出産。早くも9月に練習を再開し、今年1月には全豪オープンに出場(初戦敗退)。

 まだ出産して1年足らずですから、出場するだけでもすごい。

 かつて世界ランキング1位でしたが、産休の間に134位にまで下がりました。

 第一回戦は、世界ランク67位のL・ブロンゼッティ(イタリア)をフルセットで破り、2回戦はなんと、現在世界ランキングトップ、大会第1シードのシフィオンテクとぶつかることに。

 シフィオンテクは過去、全仏オープンに3度優勝。特にクレーコート(4大大会では全仏が唯一)に無類の強さを発揮して、「クレーの女王」と呼ばれているそう。

 一方、大坂なおみはハードコートに強く、どちらかというとクレーコートは苦手。

(産休明けだし、ストレート負けは仕方ないところ。何ゲームとれるかな)

というような気持ちで、日本時間深夜に始まった放送を見始めました。

 ところが…

 第1セットでは、双方1度ずつブレークを奪い、タイブレークの末に、大坂は惜しくも第一セットを落としました。

 第2セット、大坂の強烈なサーブが好調で、わずか1ゲーム落としただけで、6―1でこのセットを取り、1セットオール。

 ファイナルセット、大坂は先にブレークしてゲームカウント3-0とリード。そしてブレークを許すことなく、5―3で迎えた第9ゲームでマッチ・ポイントを迎えるところまで来ます。

 シフィオンテクは
(まさかこんなことが!)
という表情。

 ところが大坂のミスもあって、土壇場でシフィオンテクにブレークバックを許しました。

(でも、まだ5-4。勝てる)

 ここからランキング1位シフィオンテクが怒涛のゲーム連取。

 終わってみれば5―7でシフィオンテクが大逆転勝ち。

 2時間57分の激闘でした。

 あと一歩のところで、誰も予想していなかった大金星を挙げるところでしたが残念。

 インタビューを聞いたりして、朝4時近くまで起きていたので、翌日は寝不足でした。

 今回は惜しかったけれど、芝の全英(7月)、得意のハードコートの全米(9月)で、頑張ってほしいものです。

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