大阪環状線の福島を歩いた次の週末、今度は大阪から逆方向へ1駅行った天満を散策してみました。
ここには駅を挟んで長大なアーケード付き商店街がある。天神橋筋商店街です。この商店街は、なんでも日本一長いそうな。東京では確か戸越銀座が日本一と言われていたように記憶していますが、どっちが正しいんでしょう。
まず、北の方向へ歩き始めます。
飲食店、化粧品、雑貨屋、パチンコ屋など、雑多な店が延々と続きます。どこまで行ったら終わるんだと思っていたら、天神橋筋6丁目でやっと商店街が途切れました。
(テンロクって、ここのことだったのね)
大阪の地名で「テンロク」というのをよく耳にしましたが、これは天神橋筋六丁目の略称だったようです。ここには地下鉄の駅もあります。
(同じ道を引き返すのも芸がないな)
帰り道、途中から横道に入りました。
すると、そこにはディープな飲食店街が広がっています。日曜日の夕方というのに、すでに酒を飲み始めているグループがたくさんある。
居酒屋、焼肉、串カツ、すし、エスニック料理など、なんでもござれ。
(これは?)
バグースという看板が目に入りました。
バグースとはインドネシア語で「すばらしい」。中津にある同名のインドネシア料理にはときどき行きます。
(姉妹店かな?)
時間が早いのでまだ開いていませんが、ビニールシート張りの屋台風で、「バリ料理」と書いてあります。
(中津はハラル料理だから、関係なさそうだな)
そこを過ぎてすぐのところに今度はマレーシア料理の看板が…。
看板の矢印にしたがって路地を入ると、その店がありました。
残念ながらここも準備中のようです。
外のメニューを見ていると、店からアジアっぽいおじさんが出てきました。
「まだ開いてないんですよね」
「5時からだよ。でも中で待っててもいいよ」
5時まで、まだ30分以上あります。
「あ、いえ。また来ます。ここはハラル料理ですか?」
「そうだよ。あなた、イスラム教?」
「いえ、違うんですけど、インドネシア人の友達がいるんで」
「インドネシア人もよく来るよ。こんどぜひ連れていらっしゃい」
まだあまりお腹もすいてないし、また今度ということにしました。
駅に戻り、今度は商店街を南下します。
心なしか、南に行くほど活気がなくなってくる。
途中、熱帯魚バーというのがありました。
窓越しに中を覗くと、薄暗い店内に、緑色に光る水槽がたくさん置かれている。きっと、いろんな熱帯魚がいるんでしょう。韓国にはかつてタバン(茶房)という古めかしい喫茶店があり、そこには決まって熱帯魚の水槽が置かれていました。ふとそんなことを思い出しました。
猫喫茶とかフクロウ喫茶というのは知っていましたが、熱帯魚バーは初めてでした。
天三、天二…。
(きっと天一までだろう)
と当たりをつけましたが、疲れてきたのと、あまり面白くなくなってきとのとで、引き返すことに。
天満の町を極めるには、何日もかかりそうです。
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