韓国人は泳げない

　以前，高校野球の話題で

「韓国の学校には体育館やプールがない場合がある」

と書きました。

　その後周囲の人に取材したところ，体育館はたいていあるがプールはほとんどない，ということを確認しました。

　それででしょうか。

　韓国人はかなづちが多い。

　最近の富裕層では子どもをスイミングスクールに通わせる人もいますが，大人たちは概して泳げない。

　そういえばオリンピックで韓国の水泳選手はほとんどいませんね。競技人口のすそ野が狭いからなのでしょう。

　韓国にとって，運動とは国威発揚の手段。オリンピックで金メダルをとることが何よりも重視されます。
　何を重点的に育成するかは，国家次元で決められる。いちばん金メダルをとりやすい競技に集中投資するわけです。

　それで選ばれたのが射撃，アーチェリー，柔道，バドミントン。
　冬季五輪はショートトラックです。

　強豪ひしめく水泳やスキー，オリンピック競技になるのが遅れたテニスなどは，放棄されました。

　ところで，日本の学校はプールの設置が義務づけられている。日本人学校の校長先生から聞きました。ソウルの日本人学校も例外ではないらしい。泳げる日はあまりないのに，プール施設を維持するのは大変だ。水道代もばかにならないし，なんといっても安全管理に気を使う，とこぼしていました。

　そういえば，この夏、日本では子どもがプールの排水口に吸い込まれた事故が話題になっていましたね。