9月26日から開催される
第29回全日本マスターズ陸上競技選手権宮崎大会まで
あと3週間となりました。
夏休みの、ランニング以外の運動過多と時差ぼけのおかげで
すっかり100m走るにつき-0.2秒となった肉体も、
ようやく復調の兆しが見えてきました。
第一のきっかけは、先週の都民生涯スポーツ大会。
やはり、速く走るためには、最低限速く走り続けなければ
体が反応しないことを肝に銘じました。
先週は、2日に1回は、織田フィールドや代々木小公園で
ダッシュ、坂道走、バウンディング、ウィンドスプリント、
100mや300m全力走といった、筋肉に100%の
力を発揮してもらう局面を作る練習を続けました。
おかげさまで、腹筋など体幹部が立ち、太ももまわりに
着地の衝撃をしっかり支える力が戻っています。
第2のきっかけは、土曜日のスマイル練習会。
指導にあたってくれるのは、長年高校で陸上部の監督をしてりう
S先生です。
この方の指導をタイプで言えば、一カ所見切りほめ上手型。
例えば流しをすると、「けり足の流れ」「膝の素早い戻しかた」
「接地時のプッシュ感」「足首先の上げる角度」などを
一回走り終わるごとに一つづつ指摘し、次の課題に入るのです。
そしてうまくできると、大きな声で「今のいいですよ」
「見違えるようによくなった」とかなりの勢いでほめてくれます。
このあたりが、さすがに年季の入った指導者だという感じがして、
乗せられているとわかっていながら、何本も走ります。
もちろん、自分の欠点、というか気づかずにないがしろにしていた
ことがよくわかってきます。
走るという単純に思える身体動作ですが、やってみると改善点は
いくらでもあり、頭で考えなくても反応するほどに身に付くことは
なかなか難しく、今回のようにフォーム自体を一から出直しという
ようになってしまのです。
つまり、昨日の練習会では、10本のウィンドスプリントと7本の
スタートダッシュをやり、17回の指導をうけ、その一つ一つを
確認したのですがから、体の各関節の間延びした動きを角度鋭くし、
筋肉の反応を意識的に早くしたりと、かなり調子がもどってきた
分けなのです。
そして第3が、今日の走り幅跳び練習。
横浜の日産スタジアム横にある小机陸上競技場で
2時間ほど走り幅跳びの、特に踏み切りご引き上げ動作と
着地について反復しました。
短助走で、ぽんと上向きに踏み切り、前足を振り出し、
やや後傾のまま足を前に真っすご放りだし、着地距離を
かせぐのです。
短い助走で、踏み切りを確実に押し切れれば、結構上に
あがれることがわかりました。滞空時間さえ得られれば、
空中動作も実施できる余裕がうまれます。
とはいえ、助走を27メートルの現在試合で使う距離にすると、
踏み切りベクトルは、前に前にと変わってしまいます。
難しい・・・
(メス)も同行してハイビジョン撮影までしてくれる
という愛情のおかげで、収穫は大。何度もビデオを見直し
復習に臨みます。