日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

ふさおまき(メス)の本業

2008-09-15 23:54:19 | ふさおまき(オス)日記


いきなり背中の写真ですいません。
なんか、夜のリビングでパソコンに向かって
漢字をたくさん打ち込んでいる彼女をみていると、
妙に愛おしくなりました。

頭のつむじをつんつんして気を散らしている隙に、
背中に貼った付箋。
遊びですって、遊び。


幅跳び開眼 への道

2008-09-15 23:50:02 | マスターズ陸上(オス)
昔、小学生の頃。進学塾の劣等生だった。
40人ほどいる塾生のうち、成績はいつも下位。
30番までに入らないと、関西で有名私学には入れない、
とカリスマ塾長は公言するが、在籍2年間で最高は31番だった。

成績下位、最大の理由は算数の不出来。よく0点をとった。
全くわからないのだ。
そういうとき、私の性格が浮き彫りになった。
わかりたくて勉強する方には頭が回らなかった。
「今回0点でも、急にわかるようになって次から100点が続けば
上位に入れる」と夢想するのだ。
もちろん、次も20点だったりするのだが、そうなったら
さらに次の回から100点、と再夢想する。
こうすれば、最後の1回手前までは、ずっと気楽でいられる。
理由なく、いつか開眼するという思いへの埋没。
まるでもうけ口を探す、借金の言い訳のようだが、
もちろんそんなことを小学生が考え及ぶはずもない。
そんな性格だったのだ。

前置きが長くなった。
42歳から始めた走り幅跳びでも、
そんな思いを抱いている自分に気づく。
次の大会は、急に6m跳べるのではないか?
練習が月に1回でも、そういう思いをするのは簡単だ。

ただ、昨日、いつもランニングを教えてもらっている
S氏に、大泉中央公園で2時間、テクニックの一端を教授いただいた。
とにかく、力強く踏み切り板を押すこと。
踏み切る右足のバネを、一瞬で解放するために、
その一歩手前で少しだけ沈み込み力をためておくこと。
そして、踏み切り板から返ってきた力を、
上手に上へ誘導するため、両腕を上に引き上げると、
助走で体に詰め込まれた前進ベクトルに、上方ベクトルが
最大限にくわわり、体は自ずと遠くへ運ばれるのであると。

話はわかった。
しかし、体はそうバランスよく理屈を現実化はしてくれない。
でも、頭の中だけは。
全日本マスターズの当日、急に理想の踏み切りが
実現できるのではないか、などと・・・

せめて、全日本までの2週間のうち、一度くらいはもう一度
助走路に立ち、砂場に向かって高く飛び上がってみよう。