講談社新書、2000年7月20日、第1刷発行、定価680円税別
第1章 キャリア天国
第2章 「罰俸」転勤
第3章 内部からの告発
第4章 洗脳と監視のシステム
第5章 ノルマ主義、点数主義の内幕
第6章 堕落と腐敗
〇記憶に残る日本警察の不祥事は、1978年(昭和53)1月10日、警視庁北沢署経堂駅前派出所勤務の松山純広(当時20歳)巡査による女子大生暴行殺人事件。制服姿の警察官(松山)が、東京・世田谷区のアパートで、この部屋に住む清泉女子大学キリスト教文化学科4年生・長谷川優子(22歳)を暴行しようとし、抵抗され女子大生を殺害した。1982年11月、東京高裁で控訴棄却、無期懲役確定。(2ちゃんねる)
〇記憶に残る日本警察の不祥事は、1984年(昭和59)9月4日、京都府警・西陣署の広田雅晴(当時41歳)元巡査部長の強盗殺人事件。広田は、京都府・船岡山公園をパトロール中の西陣署十二坊派出所・鹿野巡査(当時30歳)を刃物で襲い全身16ヵ所をメッタ刺し、拳銃を奪い射殺。これ以前の1978年(昭和53)7月、広田は西陣署勤務時代に同僚のピストルを盗み、札の辻郵便局に押入り逮捕。懲役7年の刑で服役し、8月30日に出所したばかりだった。1997年(平成9)12月19日、最高裁で控訴棄却、死刑確定。広田は、上司と警察署長を名指しで批判。上司への復讐(警察官の銃を奪いその銃を使用し強盗をすれば元上司達も処分を受けると考えた)と借金返済が犯罪の動機であった。(2ちゃんねる)
〇1982年(昭和57)の大阪府警とばく遊戯機汚職事件~大阪府警の中堅幹部が風俗営業界へし就職し、その警察OBが現役の後輩から捜査情報を入手して摘発を逃れていた贈収賄事件。3度発覚しながら警察上層部は黙殺していた。明らかになっただけでも二千数百万円の黒いカネが動き124人の警察官が処分された(昭58.1.20付)。前大阪府警本部長は捜査の途中で自殺、布施署防犯課の巡査部長も首を吊って自殺した(昭57.11.2)。事件は兵庫県警に及びさらに28人が処分された。大阪地裁は主犯格の2人に懲役3年追徴金1500万円を言い渡した。さらに「警察の汚染はかなり進み、被告の犯行はその汚染が原因と言えないことはない。被告のみ罰することは、トカゲのシッポきりの感なきにしもあらず」と指摘、さらに「警察権力を背景に賄賂を提供しなければ検挙するとほのめかし、金銭を要求したたかり形態の極めて悪質な犯罪である」と論告した。(2ちゃんねる)
〇1983年(昭和58)の兵庫県警ゲーム機汚職事件~兵庫県警尼崎中央署保安係長ら4人がピンクサロンの捜査で業者が有利となるように調書を偽造した。論旨免職5人、停職4人、減給15人、戒告3人の大量処分。警察官11人が虚偽誘引公文書作成、同行使で神戸地裁へ送致された。構造汚職として疑惑が深まる中で当時の鈴木本部長は中国管区警察局へ栄転した。(2ちゃんねる)
〇1999年(平成11)の神奈川県警不祥事多発~ 戸塚署の巡査部長を女性警察官の脅迫未遂容疑で逮捕、懲戒免職にしたと発表。(2ちゃんねる)9月2日
厚木署員による集団暴行事件が発覚 9月5日
相模原南署の元巡査部長が押収品のネガフィルムを基に女子大生を脅迫していたことが判明 9月7日
警察庁は本部長らを減給処分 9月22日
警部補(37)が覚醒剤の使用を認めながら県警は逮捕せず、別の理由で諭旨免職にしていた疑惑が発覚 10月7日
本部長が辞職、警務部長を更迭 11月4日
覚醒剤使用容疑の元警部補を逮捕。当時の本部長が証拠隠滅を了承していた疑いが表面化 10月14日
本部長らを書類送検 10月15日
〇2000年(平成12)、9年間監禁された少女と新潟県警~1月28日、1990年11月から新潟県三条市内で行方不明になっていた女性(19)が、柏崎市内で新潟県警に保護された。女性は無職男性(37)宅で暮らし、外に出なかったという。新潟県警は署員が発見したとウソの発表。新潟県警小林本部長が9年間監禁された少女が保護されたその夜に、特別監査に来ていた中田・関東管区警察局長らと温泉ホテルで宴席を持ち、麻雀に興じていたことが明らかになった。(2ちゃんねる)
処分結果は、不明。
〇日本警察の不祥事が多いので、北海道に住んでいるから北海道警察の分だけ、北海道警察は、比較的不祥事が少ない。
〇ネットで検索。
〇1987年(昭和62)7月、北海道警苫小牧警察署の警察官が暴走族に発砲し、撃たれた少年は重体となった。(2ちゃんねる)(http://www.web-pbi.com/affair.htm)
集団で警察官を襲う、けん銃使用は、正当な行為と思うが、当時は、けん銃の使用が厳しい規制がされていた。日本の異常、犯罪者の天国、平和ボケ、犯罪者には、けん銃を使用し、自分と国民の身体を守れ、ただし、自殺には使用して欲しくない。
けん銃の使用は、当然の行為であり、私は、支持する。
〇1987年(昭和62)11月、北海道警札幌東署外勤課の巡査部長がパトカーを運転中バイクと衝突、バイクはパトカーの下敷きになり1人死亡1人重体となった。(2ちゃんねる)(http://www.web-pbi.com/affair.htm)
違反をして逃げるほうが、悪い。
〇1998年(平成10年)1月、北海道警察の巡査部長がトイレで手鏡を使って女性を覗く。諭旨免職。(2ちゃんねる)
弁解の余地なし。
〇1998年(平成10)1月、捜査情報漏らした警部捕自殺~北海道警察、札幌中央署生活安全課の警部捕がススキノカジノバーへの捜査情報を漏洩した疑いで上司から事情を聞かれた直後に自殺した。1999年5月に事実が公となった。(2ちゃんねる)
癒着していたのだろう。
自業自得。
無実なら自殺しない。
〇1998年(平成10)4月、北海道警察旭川方面本部機動隊の覆面パトカーが速度違反のバイクを追跡中、カーブを曲がりきれず対向車線にはみ出し大型トラックと衝突し、一人が死亡、一人が重傷を負った。(2ちゃんねる)
違反をして逃げるほうが、悪い。
交通違反ごときで、命をかける必要はないと思うが。
違反者、警察官ともに無理な運転は、して欲しくない。
〇1998年(平成10)6月、北海道警本部暴力団対策2課の巡査部長が万引き。諭旨免職。(2ちゃんねる)
暴力団に笑われる。
〇1998年(平成10)8月、北海道警察旭川方面本部の鉄道警察隊長が洋酒を万引き。諭旨免職。(2ちゃんねる)
個人的な興味、洋酒、名称は、何か知りたい。
懲戒免職にして欲しい。
〇1999年(平成11)3月、北海道警察函館西署の看守巡査部長が女性にわいせつ行為を繰り返し逮捕。諭旨免職。(2ちゃんねる)
すけべ警察官、弁解の余地はないだろう。
普通は、懲戒免職でないのか。
不思議。
〇1999年(平成11)11月、北海道警察通信部北見方面通信部の通信運用課長(49)が警察庁情報通信局から北海道警察通信部に異動した1995年春ごろ、メーカーから携帯無線電話機2台を個人的に貸与され、郵政大臣の免許を受けずに、最近までの約4年間使用していた。内部処理で済まされていたが、警察不祥事への批判を受けて発表し電波法違反の疑いで、書類送検された。携帯無線電話は事件捜査などの際、警察官同士の連絡用に使われるほか、一般加入電話にもかけることができる。(2ちゃんねる)
処分結果は、不明。
〇1999年(平成11)11月、北海道警察通信部北見方面通信部の通信運用課同課技官(25)を窃盗の疑いで書類送検した。元技官は1999年5月下旬ごろ、北見方面通信部内の同僚の机に入っていた職員同士のレクリエーション用の積立金の中から、2度にわたり計約18万円を盗んだ疑いで書類送検。事件発覚直後の6月上旬、技官が「金を盗み、遊興費や飲食費に使った」と事実関係を認めたため、同通信部では同月諭旨免職処分。(2ちゃんねる)
懲戒免職と思うけど。
不思議。
〇1999年(平成11)12月、北海道警察、札幌豊平警察署の地域課の巡査部長(52)が札幌市豊平区内のスーパーマーケットでかみそりなど2500円相当を万引きした。諭旨免職。(2ちゃんねる)
かみそりなど2500円相当、貧乏な奴。
懲戒免職と思うけど。
不思議。
〇2000年(平成12)3月10日、北海道警察、静内警察署の五十嵐清署長(59)が自分の送別会に出席した会社員女性(25)にワイセツ行為をしていたことが判明し、北海道警察は五十嵐清署長を警務部付に更迭。五十嵐清署長は、不祥事防止にあたる旭川方面本部監察官室長に内定していたが発令は見送られた。
北海道警察監察官室によると、五十嵐清署長は3月10日夜、日高管内静内町内で開かれた送別会終了後、この会社員女性(25)を誘ってスナックで飲食。3月11日午前0時30分ころ、タクシーで会社員女性(25)を送った際、「水を飲ませてほしい」と言って会社員女性(25)宅に上がり込み、胸を触るなどした。 事件が報道されてほどなく、五十嵐清署長は首吊り自殺した。会社員女性(25)は、北海道新聞の記者。(2ちゃんねる)
自殺して退職金か、生きて懲戒免職処分を受けるべき、卑怯な署長。
家族は、退職金を返還、辞退すべき。
北海道警察は、幹部に甘い。
スケベ100%の署長もアホ、飲酒で理性が麻痺、判断が狂ったか。
自宅に入れた女性記者も油断している。
女性記者のワナか。
〇2000年(平成12)3月10日、北海道新聞静内支局に勤務してる道新社員は3人。
そのうち2人が事件後、逃げるように札幌本社に異動。
2月29日北海道新聞紙面に道新社員の異動が掲載。
会社員女性(25)は、「藤田香織里」。
北海道新聞がセクハラ事件を伝えたとき被害者は会社員(25)と報道し、北海道新聞記者であるという事実を隠匿して報道。
その日は栄転する署長の送別会があり、日頃から署長に可愛がられていた女性記者「藤田香織里」(25)は、二次会に。
二次会の席でも、その後の三次会のカラオケスナックでも女性記者は、署長のそばで親密そうにしているのを多数の人が目撃。(2ちゃんねる)
部屋に署長を入れたのは、誰、記事にするため、ハニートラップの疑いも少しある。
自殺した「五十嵐清署長」の負け。
女性記者の「藤田香織里」の勝ち。
五十嵐清署長は、懲戒免職の処分を受けず、自殺し終了。
五十嵐清署長を直ちに逮捕、自殺防止し、懲戒免職にすべきだった。
そうすれば、道民・納税者は納得。
道警は、家族のために自殺させたのかも。
家族は、退職金を受領できる。
五十嵐清署長は、責任を取るなら、懲戒免職の処分を受けたほうが、立派だった。
自殺し逃げた。
藤田香織里記者は、自殺されて、後味が良くないだろう。
東京社会部、藤田香織里の記事を発見、栄転している。
死人にクチナシ、「藤田香織里」の完全勝利。
〇2000年(平成12)10月21日、北海道警・札幌南署の警部補が遺失物を横領~北海道警察の警部補が、ATMに置き忘れられた現金約200万円を隠匿、横領。(2ちゃんねる)
目の前の現金、人間は、弱い。処分結果は、不明。
〇2002年(平成14)4月8日、平成14年4月8日午後6時ころ、北海道警察、札幌西警察署鉄工団地交番が、放火される。(2ちゃんねる)
無人交番なら仕方がない。
警察官を増員したほうが良い。
札幌市内は、治安が良くない。
〇2002年(平成14)4月19日、道警鑑識課の警部補が、警察犬を無断で妊娠させ、
子犬を繁殖し、育てたとして、今年3月に訓戒処分を受けていたことが18日、分かった。
道警によると、警部補が飼育していた警察犬が1999年春に死亡し、代わりに預かった飼育家の雌犬の血統が良かったため、後継の犬を育てたいと考え、警察犬の精子を使って妊娠させた。雌犬は八匹の子犬を産んだという。
警部補はこうした事実を上司などに報告していなかった。子犬のうち五匹は現在、道警が飼育、管理する直轄警察犬になっている。(http://unkar.jp/read/academy6.2ch.net/sociology/1016352871)
こんなことで処分、警部補に同情する。
警察に貢献したから良いと思うが、道警の幹部は、規則が大好き。
本当に悪い警察官は、処分されてない。
〇2002年(平成14)9月26日、巡査部長、女性に触る、北海道警察、現職逮捕は今年3人目~道警は21日、強制わいせつの疑いで、札幌市南区真駒内緑町一、札幌西署地域課巡査部長中村淳一容疑者(49)を緊急逮捕した。道警監察官室は近く、この巡査部長を近く厳重に処分する方針。道警で現職警察官が逮捕されたのは今年に入って3人目。
調べでは、中村容疑者は21日午後6時10分ごろ、札幌市中央区南四西五の公衆電話で、隣のボックスで電話中の女性に目を付け、女性が電話を終えてボックスを出たところを無理やり近くのごみ集積場に連れ込み、キスをしたうえ、衣服の上から胸などを触った疑い。同容疑者は女性との面識はなかったという。容疑について同容疑者は「合意の上で行為だった」と否認しているという。
同容疑者は犯行後、タクシーで逃走しようとしたが、タクシーが渋滞に巻き込まれて動けなかったためすぐ下車。徒歩で逃げようとしたが、女性の悲鳴を聞いた通行人が取り押さえて、警察につきだした。
22日未明に記者会見した、道警の浦谷博美監察官室長は「警察官としてあるまじき行為で、誠に遺憾。道民のみなさまに深くおわび申し上げ、信頼回復に努めたい」と述べた。(2ちゃんねる)
精力絶倫。
処分結果は、不明。
〇2002年(平成14)7月10日、生安特捜隊の警部逮捕、覚せい剤を自己使用の疑い~北海道警は10日、覚せい剤取締法違反(自己使用)の疑いで道警本部生活安全特捜隊の警部、稲葉圭昭容疑者(48)を逮捕した。(2ちゃんねる)
〇2002年(平成14)7月12日、覚せい剤使用容疑の警部を懲戒免職処分~北海道警は12日、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で10日に逮捕した道警警部で生活安全部生活安全特別捜査隊班長の稲葉圭昭容疑者(48)を身柄付きで、札幌地検に送検するとともに、懲戒免職処分にした。道警は、同容疑者が体内に覚せい剤が残っている状態で、少なくとも3時間近くは通常の業務をしていたとみている。
道警監察官室によると、稲葉容疑者は調べに対し、「10日早朝、自宅駐車場に止めた自分の車の中で覚せい剤を注射した。その後、車を運転して出勤した」と供述したという。同容疑者は同日午前8時45分ごろから同11時半ごろまで、生安特捜隊の幹部会議などの業務をしていた。その後、任意同行され、同日午後に逮捕された。業務の間は、体内に覚せい剤が残っていた可能性が高いとみている。(2ちゃんねる)
〇2002年(平成14)9月5日、人身事故の犯人隠避容疑で巡査部長を書類送検~人身事故を起こした車に同乗した北海道警銃器対策課の女性巡査部長畑中絹代(33)が「自分が運転していた」と虚偽申告をしたとして道警は5日、巡査部長を犯人隠避の疑いで書類送検した。
覚せい剤取締法違反罪で起訴された元警部稲葉圭昭被告(48)と交際し、薬物吸引用とみられるパイプが自宅にあるのを知りながら報告していなかったこともわかり、道警は同日付で懲戒免職処分にした。
道警監察官室の調べでは、巡査部長は8月17日午後9時半ごろ、知人の男(37)の運転する乗用車に稲葉被告の息子(24)と同乗。札幌市北区の国道5号交差点でタクシーと衝突、運転手(54)が負傷したが、運転していた男は直後に現場を離れ、駆けつけた警察官に「自分が運転していた」と虚偽の申告をした疑い。(2ちゃんねる)
〇2002年(平成14)10月17日、覚せい剤取締法違反などの罪で起訴された札幌市豊平区平岸5の1、北海道警察本部生活安全特別捜査隊の元警部・稲葉圭昭(よしあき)被告(48)が、1997年に捜査にかかわった拳銃所持事件の裁判で「おとり捜査はなかった」と事実と異なる証言をしたとして、北海道警察は17日、偽証などの疑いで、稲葉圭昭被告ら当時の銃器対策課の捜査員4人を書類送検。北海道警察が内部の組織的偽証を自ら認め、おとり捜査の存在を否定した判決内容を覆す処分となった。
書類送検されたのは稲葉圭昭被告のほか、今年7月に自殺した釧路方面本部生活安全課長、方川東城夫警視(当時56)、現職で外事課指導官の中村均警視(51)、釧路署生活安全課係長の千葉茂洋警部補(43)の3人。当時の銃器対策課長らについては「偽証の過程に関与しなかった」と判断した。
調べでは、稲葉圭昭被告らは98年、銃刀法違反の罪に問われたロシア人男性(32)の公判に証人出廷し、実際にはおとり捜査で男性を逮捕したのに、おとり捜査を行わなかったといううその証言をした疑い。裁判所は稲葉圭昭被告らの証言内容を認め、ロシア人男性に実刑判決を言い渡した。
実際には、捜査協力者のパキスタン人男性に拳銃の買い手になってもらい、ロシア人男性が拳銃を売ろうとしたところを、張り込んでいた稲葉圭昭被告らが現行犯逮捕していた。一方、捜査方法について北海道警察は「拳銃を持っているとの情報を基に捜査を始めた。適法なおとり捜査だった」と結論付けた。
稲葉圭昭被告は、7月上旬に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕され、方川東城夫警視は同月末、稲葉被告の元上司として事情聴取を受け、直後に首をつって自殺した。(共同)
方川東城夫警視自殺。
殺されたのかも。
犯人は、誰。
謎が深い。
〇2002年(平成14)11月13日、覚せい剤密売の実態焦点 道警の監督責任も-稲葉圭昭被告あす初公判~密売目的で自宅に覚せい剤を隠し持っていたなどとして、覚せい剤取締法違反などの罪に問われた。北海道警察本部生活安全特別捜査隊の元警部稲葉圭昭被告(49)の初公判が14日午前10時から、札幌地裁(小池勝雅裁判長)で開かれる。現職警察官が薬物使用などで立件されるという前代未聞の不祥事。(2ちゃんねる)
〇2002年(平成14)11月14日、元警部稲葉圭昭、起訴事実認める~自宅などに覚せい剤を隠し持っていたとして、覚せい剤取締法違反(営利目的所持)などの罪に問われた北海道警察本部生活安全特別捜査隊の元警部・稲葉圭昭被告(49)の初公判が14日、札幌地裁(小池勝雅裁判長)で開かれた。稲葉圭昭被告は「間違いありません」と述べ、起訴事実を全面的に認めた。
起訴状によると、稲葉被告は
≪1≫7月10日ごろ、覚せい剤を自己使用した
≪2≫7月18日、札幌市中央区南1西22のマンションで、覚せい剤粉末約0.4グラムとロシア製自動式拳銃1丁を不法所持していた
≪3≫7月23日、札幌市中央区南10西23のマンションで、営利目的で覚せい剤粉末約92.9グラムを不法所持していた。
北海道警察は、稲葉圭昭被告がかかわった過去の事件を調べていたが、元上司の方川東城夫警視(当時56)が、事情聴取を受けた翌日の7月31日に自殺。稲葉圭昭被告の捜査協力者で、逮捕のきっかけとなった供述をしたとされる別事件の男性渡邊司被告(40)も8月29日、札幌拘置支所で自殺した。
稲葉圭昭被告は覚せい剤事件とは別に、1997年にかかわった拳銃所持事件の裁判で「おとり捜査はなかった」と事実と異なる証言をしたとして、現職の道警幹部ら3人とともに書類送検されている。(産経新聞)
渡邊司被告(40)も札幌拘置支所で自殺。
殺されたのかも、謎。
〇2002年(平成14)11月14日、交通事故に絡む犯人隠避容疑で書類送検~この事件では稲葉圭昭被告の上司の元警視方川東城夫(56)と捜査協力者渡邊司(40)の2人が自殺したほか、稲葉圭昭被告がおとり捜査を仕組んだとされるロシア人船員銃刀法違反事件(1997年11月)では虚偽の捜査報告書を作成したなどの疑いで、道警が元警視ら警察官4人を書類送検。
元警部稲葉圭昭と交際していたとされる畑中絹代元巡査部長(33)も9月、交通事故に絡む犯人隠避容疑で書類送検、懲戒免職になった。
さらに10月、1997年のロシア船員銃刀法違反事件の捜査にあたった稲葉圭昭元警部、方川東城夫警視、中村均警視(当時警部51)がうその捜査書類を作り、稲葉圭昭元警部、方川東城夫警視、千葉茂洋警部補(当時巡査部長43)が公判でうその証言をしたとして書類送検された。(2ちゃんねる)
〇2003年(平成15)1月7日、稲葉圭昭元警部とともに偽証などの容疑で書類送検されるなどした、上司だった
方川東城夫警視(56)
は容疑者死亡で不起訴
中村均警視(52)
千葉茂洋警部補(43)
捜査協力者のパキスタン人
は起訴猶予とした。(2ちゃんねる)
〇2003年(平成15)1月7日、交通事故で犯人隠避、元警察官を略式起訴~札幌区検は27日、犯人隠避の罪で、道警の畑中絹代元巡査部長(33)を札幌簡裁に略式起訴した。起訴状によると、畑中絹代元巡査部長は、知人男性が8月17日夜、札幌市北区の交差点で交通事故を起こした際、現場に駆けつけた警察官に「自分が運転して事故を起こした」と虚偽の事実を言って犯人を隠避した。(2ちゃんねる)
〇2003年(平成15)1月7日、稲葉圭昭被告の覚せい剤取締法違反などの事件で処分された11人は次の通り(=以下の肩書は処分対象時)。
◇稲葉被告の覚せい剤取締法違反などの事件
【警察庁長官訓戒】
上原美都男・道警本部長
【本部長訓戒】
岩崎弘・函館西署長(59)=元道本銃器対策課長
目黒幸伸・道本生活安全特別捜査隊長(54)
佐藤重雄・静内署長(54)=前道本生安特捜隊長
近江清・北本生活安全課次席(49)=元銃器対策課補佐
【同注意】
片貝忠男・道本生活安全部長(58)
小川誠一・道本生安特捜隊副隊長(59)
松本則雄・道警少年サポートセンター所長(58)=前道本生安特捜隊副隊長
◇銃刀法事件に絡む偽証容疑などの事件
【減給百分の十、三カ月】
中村均・外事課指導官(52)=元道本銃器対策課補佐
【戒告】
千葉茂洋・釧路署係長(43)=元同課主任
【本部長訓戒】
小林隆一・札幌北署長(55)=元道本銃器