4月に予定されている東京・渋谷区議選に自民党公認で立候補する予定の青木勲氏のツイートが問題視されている。(BuzzFeed japan 2019/01/25)~ヘイトスピーチ規制法に該当するなら、法律違反だろう。
民主党系は帰化人ばかり、ということは非難されていない。
ネット社会のいい点は、知らないことが分ること。
帰化人の国会議員の一覧表だけ、掲載して欲しいね。
選択は、有権者にある。
青木氏はTwitter上に「民主党系は帰化人ばかり」「反日国の外国人生活保護はやめましょう」などと投稿した。
多くは他のユーザーとのやりとりの中のもので、「納税しないなら帰って欲しいです」「反日の人たちを逮捕しますか」「(外国籍の)生活保護は違法」などともツイートしていた。
こうした一連の発言に対し、ネット上では「ヘイトスピーチでは」「間違いでは」との指摘も上がっていた。
実際、法務省も特定の民族や国籍の人に対し「祖国に帰れ」などという言動は、ヘイトスピーチに当たるとの見解を示している。
青木氏は1月22日夜、「傷付けてしまった方々、ご迷惑をおかけした皆様」に対し、以下のように謝罪。いくつかの投稿を削除した。
青木氏はFacebookに「私の正確性を欠いた情報を元にした、外国人生活保護、帰化議員の発言で傷付けてしまった方々、ご迷惑をおかけした皆様にお詫びする」と謝罪文を投稿した。
「無我夢中で投稿とコメント返信をしてきましたが、気持ちが先走って調子に乗り、今回正確性を欠いたツイートをしてしまいました」とした。
そのうえで、「皆様のお叱りを受け反省に基づき、該当のツイートを削除いたしました」とし、こうも綴った。
「きちんと学び、正確な情報を使い、表現を考え、目指すべき政策を想いを訴えて参りたいと思います」
「日本を愛する気持ちに偽りはありません。これからも国と地域と、そこに住む人々の安全性、暮らしが良くなるために全身全霊で働く所存です」
青木氏はBuzzFeed Newsの取材に対し、「差別の気持ちや、誰かを傷つけるつもりはなかった」と強調した。
「外国人の生活保護は違法」や「帰化議員」に関するネット上の間違った情報を引用していたことから、削除や謝罪の判断をしたという。
その上で、別のユーザーとの徴用工やレーダー照射をめぐる日韓問題についての議論や質問の中で、「言いすぎてしまった」と弁明。こうも語った。
「たくさんコメントをしていただいて、できる限り皆さんの質問になるべく答えたいと思い、急いでやってしまった部分もありました」
また、「帰って欲しい」という言葉も、これも他のユーザーとやりとりをしている中で「そうですよね、という思いでツイートしてしまった」とし、差別する意図はなかったと繰り返した。
「Twitterに慣れていない中、脇が甘かったと感じています。やりとりの途中のスクリーンショットや、外国籍のと書かなかったために『生活保護は違法』という部分だけを拡散している方もいらっしゃいますが、決してそういう意図はありません。今後はツイートにも気をつけていきたいと思っています」
自民党渋谷総支部のホームページによると、青木氏は同支部の青年部副部長を務めている。
渋谷区総支部、都連ともに担当者が不在であることを理由に、取材には応じていない。