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2 失念防止のためのメモ

ゴーストタウンと化した北京、ロイター記者の通勤風景 (Reuters 2020/02/07)

2020年02月07日 | ネット・ニュースなど

ゴーストタウンと化した北京、ロイター記者の通勤風景 (Reuters 2020/02/07)


新型肺炎の感染拡大で、中国では首都・北京もゴーストタウンと化している。ロイター・グレーター・チャイナのチーフプロデューサー、マーク・チザムが、いつもの通勤風景がどう変わったかをリポートした。

こんな北京はあなたも見たことがないはず――。
朝のこの時間はいつも通勤客でにぎわっていた。だが、新型コロナウイルスの感染拡大で、中国では旧正月の連休が延長され、2500万人の人々の大半が通りから消えた。

「歩道には誰もいない。車、自転車、バイクもほとんどいない」
ロイターのマーク・チザム記者はこの10日間、いつもの通勤経路から人の消えた不気味な様子を記録し続けた。
「左側はシルクマーケットで、いつもなら多くの外国人が来て買い物をしているが、ここも閉まっていて誰も入れない」
「永安里駅に向かう。最も混雑する、北京地下鉄1号線の駅だ」
「これからサーモスキャンをする」
「1人として電車から降りず、1人として乗らなかった。
通常、このホームは人でぎゅうぎゅう詰めで、電車は大量の乗客で混み合う。
だが今は、ご覧の通りガラガラだ」

新型コロナウイルスは中国中部の都市武漢で発生したと考えられている。
ウイルスは複数の都市に拡大、多くの人々が感染を警戒し家に引きこもっている。

「ここに来ると分かるように、店は1つか2つしか開いていない。
これが、私の最近10日間の通勤風景だ。まるでゴーストタウンのようだ」
「弊社のオフィスビルに入ると、向こうで消毒液を撒いている人が見える。
彼らは私の体温をチェックする。
登録カードを持っていなければこのビルには入れない」