【ソウル共同】ソウル中心部の日本大使館前で10日、日本の輸出規制強化を批判し、安倍晋三首相を糾弾する集会が開かれた。
開催は4週連続。韓国警察によると、約1500人が参加した。
日本大使館は集会に近づかないよう在留邦人らに注意喚起したが、混乱は起きなかった。
参加者は「ノー・アベ」と書かれたプラカードを掲げ、元徴用工問題や輸出規制強化を念頭に「(戦時中の)強制徴用に対し謝罪せよ」「経済侵略を糾弾する」とシュプレヒコールを上げた。8月下旬に更新の判断期限を迎える日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄も訴えた。