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名門・リッツ大阪でも「偽装」発覚 メニューは「フレッシュジュース」…実は容器詰めを客に提供

2013年11月06日 | ネット・ニュースなど

名門・リッツ大阪でも「偽装」発覚 メニューは「フレッシュジュース」…実は容器詰めを客に提供

 阪急阪神ホテルズ系列のレストランでメニューと異なる食材が使われていた問題で、「ザ・リッツ・カールトン大阪」(大阪市北区)でも記載と異なる食材が使用されていたことが24日、分かった。ホテル従業員が産経新聞の取材に応じ「メニューにフレッシュジュースと書いてあるのに、最近まで容器詰めのジュースを使用していた」と証言。同ホテルは「内部調査で、3つのメニューで誤った表記を確認し是正した」と認めた。食材表示をめぐる問題は、日本を代表する名門ホテルにも波及することになった。

阪神系も偽装…最高級ブランド、急遽「併記」に

 調理部門を担当していた従業員の証言によると、ホテル内のレストランやロビーラウンジでは、最近まで「フレッシュジュース」とメニューに表記しながら実際は容器詰めのストレートジュースを客に提供していた。景品表示法に基づく果実飲料などの公正競争規約では、「客観的根拠に基づかない『フレッシュ』などの表示は不当表示に該当する」としている。

 平成22年ごろまでは、従業員がその場でオレンジやグレープフルーツの果実を搾った「フレッシュジュース」を客に提供していたが、コスト削減のためストレートジュースに変更。ストレートジュースは冷凍された状態でホテルに届けられ、自然解凍した後にパックからグラスにジュースを注いでいたという。

 ロビーラウンジでは24日現在、フルーツジュースのメニューは「オレンジ(ハーダース)」などと容器詰めジュースのブランド名を併記したものになっている。従業員は「今回の問題が発覚し、急遽(きゅうきょ)表示を変えたのでは。明らかな偽装で許せない」と語った。


帝国ホテルも加工品を提供 ストレートジュースを「フレッシュジュース」

2013年11月06日 | ネット・ニュースなど

帝国ホテルも加工品を提供 ストレートジュースを「フレッシュジュース」~阪急阪神ホテルズ系列のレストランでメニューと異なる食材が使われていた問題に関連し、国内外の要人が宿泊する「帝国ホテル」でも7年前まで、「フレッシュジュース」として非加熱加工のストレートジュースを提供していたことが30日、分かった。

 ホテルによると、東京都千代田区の「帝国ホテル」と大阪市北区の「帝国ホテル大阪」のコーヒーショップなどで平成18年5月まで、その場で搾ったことを想起させる「フレッシュジュース」と表記しながら、瞬間冷凍した非加熱加工品のストレートジュースを外部から購入し提供していた。

 この製品は当時、「ヴィンテージ・フレッシュフローズン」などと表記されていたが、JAS法に基づく果実飲料品質表示基準では、メーカーや卸業者を対象に、加工したジュースには「フレッシュ」の文言を使用してはいけないと定めている。

 帝国ホテルは、メーカー側から加熱殺菌加工したジュースへの変更を提案されたことを契機に、フレッシュジュースとして提供するのは不適当と判断。18年5月以降は「生の果実をホテル内で搾ったものを使用している」としている。


高島屋6店で食材偽装表示 最長9年半、18万点販売

2013年11月06日 | ネット・ニュースなど

2013/11/05~高島屋6店で食材偽装表示 最長9年半、18万点販売

 大手百貨店の高島屋は5日、店内のレストランや総菜店などで、ブラックタイガーを「車エビ」と称するなど表記と違う食材を最長9年半使っていたと発表した。日本橋高島屋東京都中央区)など6店でレストランや総菜店の表記が違う例が見つかったほか、全国の店舗で売られたおせちにもブラックタイガーを「車エビ」とする例があり、偽装表示の販売数は18万点を超える。偽装表示はホテルにとどまらず、百貨店などにも広がっていた。

 6店は、日本橋店、岡山店、横浜店、新宿高島屋レストランズパーク、タカシマヤフードメゾン新横浜店、子会社が運営する商業施設「柏高島屋ステーションモール」(千葉県柏市)。6店内のレストランや総菜売り場の計10カ所で62点のメニューで偽装表示がわかった。偽装表示されたものの売上額の合計は3億円程度にのぼるという。

 日本橋店では、高島屋が直営する総菜店「フォション」で2006年10月~今年10月に売っていた「車海老(えび)のテリーヌ」でブラックタイガーを使っていた。同店に入るレストラン「麦星byグリル満天星」では、04年4月~今年11月1日に提供した「牛テキ丼」などで、ブロック肉を結着材でつなぎあわせていたが、「ヒレ肉」と表示していた。横浜店のレストラン「ニホンの食卓つくみ」では、11年10月~今年10月末に提供された「和牛メンチカツ」が、実際は和牛50%・豚肉50%の合いびきミンチ肉を使っていたという。


2013/11/05 旅館運営会社の社長辞任へ 「三笠」虚偽表示で引責

2013年11月06日 | ネット・ニュースなど

近畿日本鉄道系列の旅館「奈良万葉若草の宿三笠」(奈良市)がメニュー表示と違う食材を提供した問題で、運営会社「近鉄旅館システムズ」の北田宣之社長が辞任する方向で最終調整していることが6日分かった。虚偽表示問題の説明を十分にできず、顧客の信頼を損ねた責任を取る。

親会社の近鉄は、弁護士らで構成する第三者委員会も設置し、グループ全体を対象として調査に乗り出す。近く記者会見し、発表する。

虚偽表示問題では、阪急阪神ホテルズに続くトップの辞任となる。虚偽表示は全国に広がっており、問題を起こした企業の対応に影響しそうだ。

近鉄関係者は「北田社長の会見での説明が事実と違い、混乱を招いている」と辞任の理由を説明している。

2013年10月28日~

 阪急阪神ホテルズ(大阪市)が運営するレストランなどでメニュー表示と異なる食材を使用していた問題で、出崎(でさき)弘社長は28日、記者会見を開き、メニューの一部が事実上の偽装だったことを認め、来月1日付で引責辞任すると表明した。出崎社長はこれまで「偽装ではなく誤表示」と主張していたが、「単に表示を誤ったとのレベルを超えており、客にとっては偽装と受け止められても仕方がない」と謝罪。メニュー偽装問題は発覚から1週間でトップ辞任に発展した。

 同社は当初、トビウオの魚卵を「レッドキャビア」(マスの魚卵)と表記するなど47品で表示と異なる食材を使っていたと発表。しかし、このうち6品については説明が不十分だったとして再調査した。出崎社長が従業員ら22人に聴取した結果、▽「手作りチョコソース」は、既製の材料を混ぜる手間に着目し、「手作り」と表示▽中国産と日本産をブレンドした「天ざるそば(信州)」は、メニュー採用時のサンプル品に信州にちなむ地名があった--などの経緯が判明。出崎社長は「欺く意図を持って不当な利益を上げようとはしていないが、客にその理屈は通らない。信頼を裏切る行為にほかならない」と話した。

 出崎社長が会見を開くのは問題発覚後2回目。当初は「従業員の知識不足や現場の連携不足があった」として「偽装ではなく誤表示」と主張したが、消費者などから批判が続出していた。出崎社長は「阪急阪神ブランド全体への信頼を失墜させた」として社長とともに、親会社の阪急阪神ホールディングスの取締役も辞任する。後任の社長は29日の臨時取締役会で決める。

 同社がグループ傘下のレストランなどを調査した結果、23店で2006年以降、メニューの表記と異なる食材を使った料理が延べ7万8775人に提供されたことが判明。28日午前9時までに1万494人に計2263万円が返金された