天平の甍、井上靖
ほるぷ出版
昭和59年8月1日、初版第1刷発行
昭和61年12月1日、初版第3刷発行
〇定価不明、ブックオフで200円
〇ほるぷ出版の日本の文学79
〇井上 靖(いのうえ やすし、1907年5月6日 - 1991年1月29日)は、日本の小説家。文化功労者、文化勲章受章。
1936年(昭和11年)、京都帝大卒業。『サンデー毎日』の懸賞小説で入選(千葉亀雄賞)し、それが縁で毎日新聞大阪本社へ入社。学芸部に配属される。日中戦争のため召集を受け出征するが、翌年には病気のため除隊され、学芸部へ復帰する。なお部下に山崎豊子がいた。
1950年(昭和25年)、『闘牛』で第22回芥川賞を受賞。
1991年(平成3年)、死去。戒名は峰雲院文華法徳日靖居士。墓所は静岡県伊豆市、葬儀委員長は司馬遼太郎。
北海道生まれだが出身地は静岡県である。随筆『郷里伊豆』に「私は北海道旭川で生まれた。しかし年鑑や名簿などでは私の出生地は殆ど静岡県になっている。自分で書く時は出生地は旭川、出身地は静岡県と区別して書くが…」と記している。
〇井上靖記念館(いのうえやすしきねんかん)は、北海道旭川市にある博物館。旭川市出身の作家、井上靖を記念して造られた施設である。所在地は旭川市春光5条7丁目5番41号、中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館に隣接する。(wikipedia参照)