今夜やっとクリスマスツリーを出しました。
といっても本格的なツリーではありません。
平面的な木のツリーです。
丸い穴が10個くらいあいていて、その中に小さなオーナメントが
イヤリングのようにぶら下がっています。
天使とかサンタとかステッキとか・・・
高さ20cmくらいしかないツリーです。
毎年、出窓にはカップゼリーの様な輝きのライトだけを
オブジェに絡ませています。
オーソドックスな輝きですが
私が幼い時から慣れ親しんだ、昔のタイプのライトです。
同時に点灯したり、交互に点滅したり。
赤や緑、青に黄。白やオレンジ、ピンク。
曇った窓ガラスに点滅するカラーライトがにじみます。
部屋の灯りは電球です。
蛍光灯ではありません。
温かな電球の灯りがこぼれる家庭。
私たちが描いていた温かな家庭のイメージです。
ちょっと電気代がお高いのが悩みの種ですが。
赴任先から週末帰ってくるメカのり君が毎年、この時期に言います。
曇った窓ガラスににじむツリーの灯り。
我が家の灯りはシンプルだけど一番すきだな・・・って。
この灯りを見て、遠い街から我が家に
無事帰って来たと感じてもらえたら良いなと思います(^^)
ツリーを出すために、屋根裏部屋へ。
古ぼけた小さな箱が目につきました。
中身は判っています。
そっと開けると
中には息子のファーストシューズ。
生まれて初めて歩いた時に履いていた靴です。
12cm・・・
小さな靴だね。
今では29cmを履く息子(物によっては28cm)
大きくなったねと、ツリーを出す頃になると
そっと箱を開けて眺める母でした。