ennui   by imu

フランス語ではぼんやりとかトロンとしたとか、気怠いとか。
そんな力の抜けたブログとしてリニューアル。

自分の涙に溺れた一年。

2013年12月31日 17時07分27秒 | 絵日記





1月 2月 もうじき訪れる子別れの季節に心揺れ始め。

3月 息子の卒業と巣立ち。
   子供部屋のベッドで日が沈んでも泣き続けた。息が出来ないくらい泣いた。

4月 空の巣症候群に取り憑かれ、淋しくて泣いた。

5月 6月 7月 8月 9月 更年期障害にも取り憑かれ、体調不良で泣いた。


やっと気持ちも体調も落ち着いたかと思ったけど、それもつかの間。
11月 12月 空の巣と更年期復活でまた泣いた。



ほぼ一年、泣き続けた。父が亡くなった年よりもいっぱい泣いた。
泣くつもりが無いのに、気づくとポタポタ涙がこぼれる。
泣いてストレスを下げる。無意識の防衛。


2014年。来年は涙の少ない年にしたい。笑い転げてあふれる涙なら歓迎。
今年の涙は病気のせい。

壊れかけた辛い経験。きっと人生の糧になるはず。
そう信じて、新しい年を迎えたい。

ちょっとずつ笑顔が戻って来ました。

2013年12月23日 10時30分15秒 | 絵日記




バスタブで泣いてる絵を描いてから2週間も経っていたなんて
今朝まで気づきませんでした。

あれからの私はドンドン気持ちが沈んで
何もやる気が起こらず、雲の流れだけを目で追っていたような生活でした。

小さな箱に閉じ込められているような得体の知れない恐怖。
救って欲しいとしがみつく人のいない悲しさ。
死んでしまう事さえ選択の中に浮かびました。

婦人科で女性ホルモンを補充してみましょう、と治療を始めています。

自前の女性ホルモンは数値的に足りていますが
補充すれば気持ちも明るくなり、骨粗鬆症の予防等良い事もあるそうで。
その副作用ももちろんありますけれど。


パワー全開ではありませんが、笑顔が出せる様になりました。


治療の力は大きいです。それと同じくらい、励ましてくれる人の存在。
それに気づける精神状態に戻りつつあるこのごろです。

空の巣症候群×2。

2013年12月09日 22時24分19秒 | 絵日記





心が凍てついてカチコチのとき。湯船につかる私。
汗が流れるまで。目からも汗が流れるまで。

持ち込んだ新聞を読む。
『明日は明日の風が吹く』って書いてある。
そうだね、そうだね。
目から汗が流れた。


明日はいい風が吹くかもしれない。

空の巣症候群×2の私。
って今日気がついた。
こんな人あんまり居ないよね。

湯船の中で無理矢理解かした心。



明日はいい風が吹くかもしれない。
そう思わなけりゃ、湯船から出られない。

5歳のせかい。

2013年12月05日 15時55分52秒 | 絵日記



実家の引き出しからスケッチブックが出て来た。
幼稚園での作品集。
弟の落書きだらけになっていて、まともなのはこれだけ。


版画。
画面いっぱいに描いてある動物達と雲、そして太陽や草花。


大人の事情に振り回されて育った私は
絵を描く事で現実から逃避していたと思う。
いつも絵を描いていた。


5歳。

絵を描いている時が一番楽しかった子供は
大人の世界から解放されたとたん、あまり絵を描かなくなりましたとさ。

早咲きの菜の花。

2013年12月02日 16時17分52秒 | 絵日記






数日前に腰をひどく痛めました。
幸い大事には至らなくて今日は家事が出来る程に回復。
それでも、ジョグに出る自信が無いのでまずはお散歩から。


用水沿いに菜の花が一株だけ咲いていました。
暖かそうな場所。


カメラを構えながら
早く咲いてしまった私と重ねて。


早く結婚して子育てを終え、若いうちに楽しめる時間を再び手に入れた。
けれど。
まわりに誰も居なかった。

趣味はあっても、それだけじゃ何か足らない。
贅沢ですか?

贅沢ですね。
私は求め過ぎですか?