ennui   by imu

フランス語ではぼんやりとかトロンとしたとか、気怠いとか。
そんな力の抜けたブログとしてリニューアル。

置かれた場所。

2013年04月24日 17時36分15秒 | 絵日記


かわいいリンゴの花が咲いていました。

この花は涼しい地方が好きだと思うのです。
だけどここは岐阜。高温多湿な美濃。
毎年リンゴ達は枯れ、また翌年新しい木を植える。
馬鹿なんじゃないの?・・・お役所は。

置かれた場所で咲きなさい・・・・

そんな言葉がありますが、無理な事もありますって。


私は今、置かれている場所は好きです。
心穏やかに暮らしています。幸せです。


だけど、ただ一つ言えるなら


誰かと話したいな・・・・それだけです。

白いれんげ草。

2013年04月20日 19時49分06秒 | 絵日記


一昨年からずっと気になってた花。

朝のジョグの途中
田んぼの片隅にひっそりと白い花。
見間違いかと思ったけれど、やっぱり白いれんげ草。

もしかすると、田んぼの持ち主も気づいていないかもしれない。

白いれんげ草はかなり珍しいそうです。
それも群れになって咲いていました。


田んぼの淵を覗き込まないと見えない場所。
私の秘密の花園。

きいちごの花。

2013年04月18日 16時44分19秒 | 絵日記




きいちごの花が咲き始めました。初夏の陽気です。

きいちごの花は真っ白でクシャクシャっとして和紙の様。
なのに果実はオレンジゼリーみたいで美しい。

母と子は別ものなのだなぁと思います。



家族が別れて暮らすようになりまだ三週間ほどだけれど
それぞれの生活が出来てきたようです。

私は息子の事を思い出さない日はありませんが
涙する日も無くなり、毎日静かな気持ちで暮らしています。


心配していた空の巣症候群も軽症で済んだのではないかと思っています。

春になって庭の花々に癒され、婿殿の心遣いに癒され
そして   周りの方々が声をかけてくれる。



誰かの心の中に住まわせてもらえる私は
幸せなのだと思います。

第二のふるさと。

2013年04月15日 17時51分43秒 | 絵日記


週末、2週続けて息子が帰宅。婿殿も帰宅。
家族3人短い時間だけれど顔を合わせる事が出来ました。

ついつい質問攻めにしたくなるのをぐっと堪えます。



夜、ドライブも兼ねて寮まで送りました。

建物が見えて来たとき『あ~、帰って来た。』
確かに彼はそう言いました。

婿殿は赴任地へ行く事を『帰る』とは言いません。俺の家はここだから、って。
私も意識して『あちらへ戻る』と言います。

息子が『帰ってきた。』と表現したとき
新しい生活の地が『第二のふるさと』になったのだと感じました。



独身寮の建物は明々と闇に輝き、暖かそうでした。

今回は涙無く送り届ける事ができた私。
私の心がやっと、子別れを飲み込む事が出来たのだと思います。

ちょっとだけ進歩。

2013年04月12日 17時03分25秒 | 絵日記
あっという間の一週間です。

息子が家を出て2週間。
最初の一週間は本当に淋しくてブルー。

だけど
今週の一週間は進歩がありました。

自分のために食事を作る事も出来るようになったし
生活のペースも出来つつあります。

夜もぐっすり眠れます。
私にとって、睡眠が一つの目安。眠れるから精神的には大丈夫、そう思っていました。


今の困り事は 一日中誰とも話さない日があること。
母は、歌でも唄ってれば?っていいます。




今日は3月中旬から下旬の寒さだとか。ストーブが恋しいです。
3月下旬、そんな頃私はどんな気持ちだったっけな。

夕暮れの小部屋。

2013年04月08日 18時07分32秒 | 絵日記
母が育てたセロジネ(蘭)が今年も真っ白な花を咲かせました。
花を育てる事は子供を育てる事と似ていると思います。

世話を焼きすぎると咲かなかったり、腐ったり。
かといって放置しすぎると枯れてしまいます。難しいものです。



夕方になり、西日が射し込む頃。
これから他所の御宅では家族が揃うのだな・・・・


そう思うと、無性に淋しさが募ります。

リビングが、やたら広く感じて居たたまれない。
ガランとした空間に闇が広がり始める。




息子が使っていた小さな二部屋。一部屋をもらいました。


5畳程しか無い部屋にソファと観葉植物と。
昼間の暖かな空気が残る小部屋。窓には薄暮の空が広がる。
洗濯物を畳みながら、今日一日を振り返る私。

3月のカレンダー。

2013年04月01日 21時44分40秒 | 絵日記
4月1日。
約80万人の新社会人が誕生したそうです。



桜が咲き乱れ、春本番。
私は桜吹雪の頃が一番好きです。



私も本日からエアお一人様。

これがエイプリルフールの笑える冗談だったらいいのに・・・と思う今日。
どうやら現実なので、私も頑張ります。




カレンダー。

小さなカレンダーは婿殿が4月にしておいてくれました。
肝心の一番大きなカレンダーには息子の予定がぎっしり。3月のまま。

それを破いてしまったら
息子と過ごした日々が消えてしまいそうで悲しかった。

だけど、えい!っと気合いを入れて破った私。
4月の最初に頑張った出来事。