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僕の選ぶ傑作邦楽アルバムトップ20

トップ10に続き、今回は邦楽11位から20位までをご紹介。

11) Solid State Survivor / Y.M.O.
坂本龍一、高橋幸宏、細野晴臣による伝説のテクノバンドYMOのセカンドアルバム。日本のテクノャbプカルチャーを牽引し、その後の音楽業界にも多大な影響を与えたという意味でYMOの功績は計り知れないが、YMOのアルバムの中でも、やはりこのアルバムが各曲の完成度が高く、一番刺激的なアルバムであった。特にYMOの代表曲となった『RYDEEN』、『Technopolis』、後にマイケル・ジャクソンにもカバーされた『Behind The Mask』、ビートルズの名曲のカバー、『Day Tripper』などを収録している。



12) 家庭教師 / 岡村靖幸
和製プリンスとも呼ばれる岡村靖幸が1990年にリリースした4thアルバムで、その天才ぶりを遺憾なく発揮した革命作。なんともエロくてキモいアルバムなので、好き嫌いがはっきり分かれるが(笑)、90年代に突入し、音楽業界の新時代幕開けを感じさせる内容で、今までに全く無かった新たな音楽をプロデュースし業界に多大な影響を与えたこのアルバムの功績は大きい。バスケをテーマにしたタイトルがあまりにも長い、『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔をするだろう』や、『どぉなっちゃってんだよ』、『カルアミルク』、『ビスケットLove』など、ファンキーでャbプな楽曲がアルバムを彩る。



13) Pascal / 白井貴子
1983年にリリースされた白井貴子のアルバムだが、僕はアメリカNYから帰国した1987年頃に友人からカセットテープを借りて頻繁に聴いていた思い出のアルバム。このアルバムを聴いてからすっかり白井貴子のファンになってしまい、ファンイベントでサインを貰ったこともあるほど。ャbプでキャッチーな曲が満載で、『Little Darling』、『ドキドキBy My Side』、『HONEY』など、明るくてャbプな曲調がアルバム全体を占めるが、この中でラストのバラード『遅すぎたとしてもFollow You』があまりにも秀逸。



14) Eyes / 渡辺美里
1985年にリリースされた、渡辺美里の鮮烈デビューアルバム。元気で弾けるようなJ Popサウンドは当時キラキラ輝いており、渡辺美里の歌唱の上手さも際立っている一枚。12位にも入った岡村靖幸と、後に音楽業界に旋風を巻き起こす、あの小室哲哉が殆どの曲を作曲・楽曲提供しており、それぞれのカラーが良く出ているのも興味深い一枚だが、それを渡辺美里が見事に自分のものにしているのがまた凄い。特に印象深いのは岡村靖幸の曲である『Growin’ Up』、小室哲哉の『死んでるみたいに生きたくない』の2曲。他にも白井貴子、大江千里も楽曲提供している。



15) ISM / ISSA & SOULJA
昨年USAでDa Pumpとして再ブレイクを果たしたISSAだが、これはラッパーのSOULJAとのコラボで2012年にリリースした異色作。Da Pumpとはまた違った、キレのある和製R&B、Hip Hopを披露しており、二人のボーカル・ラップの鰍ッ合いも見事。更に、ゲストに鈴木奈々やローラなどもコラボで参加しており、なかなかの異彩を放ったアルバムとしても楽しめる。曲はどれもメロディアスだが、特に『I hate u』と『FOREVA』が秀逸だ。



16) Level 3 / Perfume
Perfumeのアルバムの中でも一番好きな1枚。Perfumeの全曲を作詞・作曲&プロデュースを手鰍ッる中田ヤスタカとのコラボも見事に結実しており、エレクトロャbプアルバムとしては最高レベルの出来映えでは無いかと思う。シングルヒット『Spring of Life』、切ないメロディーが秀逸な『Magic of Love』がとても良いし、ドラえもん映画の主題歌となった『未来のミュージアム』も明るい希望に満ちた曲で素晴らしく、アルバム全体のバランス感覚も抜群。ちなみにどうでもいい話だが、僕はPerfumeののっちが大好きである(笑)。



17) Ivory / 今井美樹
Complexもベスト盤を選んだが、こちらも布袋の奥様である今井美樹もベスト盤を選定。1989年にリリースされ大ヒットした今井美樹のベスト盤だが、僕にとっては大学生の頃良く聴いていた、とても思い出深いアルバム。アルバム収録曲の中でも特に好きな曲は、当時大学時代に付き合っていた彼女をつい思い出してしまう『彼女とTIP ON DUO』、ミディアムテンモフ名曲『メ[ルャWション』、美しくも切ないバラードの『野生の風』など。ベスト盤に相応しくどの曲も名曲揃いで、お薦めの一枚。



18) Voyager / 松任谷由実
ユーミンのアルバムには名盤が実に多く、荒井由実時代のアルバムを挙げる人も多いかと思うが、僕にとっては一番良くタイムリーに聴いていたバブリーな80年代に大ヒットしたこの1983年のアルバムがやっぱりイチオシだ。ユーミン15枚目のアルバムで、大ヒット曲『ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ』と『時をかける少女』が収録されていることで有名だが、僕は、当時ニッカウィスキーのCMにも使われ、可愛いロボットがCMに登場して人気を博した『青い船で』が一番思い出深い1曲。



19) KAELA / 木村カエラ
2004年にリリースされた木村カエラの記念すべきファーストアルバムで、まだ何とも初々しいカエラの魅力が満載の一枚。カエラのファンになったのは、セカンドシングル『happiness!』のPVを見て、そのあまりの可愛らしさにすっかり心を奪われてしまい、このアルバムを購入した。しかし当時は、後にこんなに有名な歌手になるとは思っていなかったが、自分の目に狂いは無かったと思うと、このアルバムは益々印象深い。シングルヒットの『Level42』、『happiness!』を収録。



20) Neptune / 久保田利伸
久保田利伸がとても流行っていた大学生の時、海にドライブに行く時は必ず車に積んで聴いていた一枚としてとても思い出深い。そして如何にも夏らしい曲が満載なので、毎年夏に聴きたくなってしまう。しかしこのアルバム、なんと久保田利伸のシングルを全く含んでいないという珍しいアルバムなのだ。その意味で、シングルの有無に関係無く、純粋にアルバムとしての完成度からすっかりハマってしまった一枚と言える。どの曲も素晴らしいのだが、特に好きなのは珠玉のバラード『夏の子午線』、そしてミディアムテンモフ名曲『Pump Up Your Gold』、スピード感がたっぷりな『Get Six』。

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