朝、急に思い立って、以前から気になっていた渓へ行ってきました。初めて行く渓です。
イブニングの少しだけとか、車から下りてすぐの渓だとか、イージーな釣行が多い私ですが、今回は、しっかり林道を歩いて、藪を漕いで渓まで下りる計画です。
私のブログにリンクのあるishiharaさんだとか、OZ-akiさんのような、かっこいい釣りをしてみたいなと…
車を止めて林道を歩き、まずは渓に降りようといろいろ試みましたが、流れが見えるとこまで降りてきても、絶壁でそこから先に進むことがどうしても出来なかったり、藪漕ぎの後に見当違いのところに出てしまって引き返したり、失敗を繰り返しました。
急斜面を無理して降りて、ようやく渓に辿り着いたのは、正午近くになってからでした。私は、ベストの背中のポケットに入れた2本のペットボトルのうちの1本を、このとき既に飲み干していました。
この季節の昼どき、太陽は真上に近いところに位置しています。陽ざしは、樹々に遮られることなく、深い谷底まで届き、限りなく澄んだ渓の水(本当に澄んでいました)を耀かせていました。たくさん汗を掻いたあとなので、私には、その渓が一層キレイに見えたようです。
いよいよ釣り始めました。
すぐに(3投目に)釣れました。キレイなイワナです。
その後もまずまずの反応がありましたが、木の枝が多く、思うような釣りができません。フライを投げるより先にイワナに走られることもしばしば。木の枝を避け投げられる位置に移動しようとして、同じ失敗を繰り返してしまいます。
木の枝を気にするためか、アワセもなかなか決まりません。
走る魚影の中には大物も…
1匹だけ尺と思われるものを掛けたけど、潜ってティペットを流木に絡ませ逃げて行きました。
自分の未熟さを実感した一日でした。
次回は、もっと上手に釣りたいな…

元気なチビ…

色白のイワナが多かったです。

この1匹が一番キレイでした。
