先日の釣行の記録。
暑くなく、寒くもない心地よい陽気。
カゲロウにカディス、ストーンフライが飛び交い、渓は渓魚たちにとっての楽園のよう。私は迷惑な侵入者。

釣果がそれほどでもないのは、やはり腕のせい?それとも魚たちがすでに満腹状態なのでしょうか?この時期、スレてきているのは事実だけど…
落ち込みの巻き返しから出て来たのは、気の毒なくらい痩せたアマゴ。去年の繁殖期に付けた傷が痛々しく残っています。早く元気になって、生き延びて、今年の秋も頑張っていただきたいものです。

時々、小さな獲物が、ロッドを曲げてくれます。私は釣り続けました。

或る淵に辿りつきました。沢が合流した所にあるよい淵です。身を屈め、静かに近づこうとすると、派手なライズが起こりました。私はしゃがみこんで、ティペットを交換しながら、淵の様子を観察しました。
風が吹くたび、側の山桜の木から花びらが舞い、水面に浮かびます。
水面に羽ばたく虫やライズを繰り返す魚を、確認することができます。
慎重にキャストしました。
2回の合わせ損ねの後、釣れたのは元気のよいイワナ。

2匹目は、立派なアマゴ。お腹にたくさんの獲物が詰まっているのが、見て取れます。

ストマックの中身はというと…

こんな感じです。


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