王子の帰還 １

先の記事にも書いた通り、
組織検査をする為に1泊入院で腹腔鏡＆内視鏡手術をする事にしたブラ王。

腹水200mLを抜いてから1週間でお腹はポンポコリンに戻りました。（泣）



前日の夜、ご飯を食べた後、なぜかハイテンションでボールで遊びます。
そしてその後、急に具合が悪そうになり、
食べたもの全て吐きました。

次の日の朝は検査の為に絶食でしたが
白い泡の様なものを吐きました。。。。。

こんなに具合が悪そうなんて。
もう少し早く検査をしてあげられたら良かったのかも、、と
頭をグルグル回ります。

朝、病院に着いて体重を量ると4.95kg。
体重、戻ってる。完全に腹水ですな。
先生は思ったほどは増えてないって言ってたけど。
吐いたのも、今回の病気とは関係ないでしょう。
多分ストレスだ、と言う事でした。
Jがナーバスになっていたのを
ブラ王がまともにくらっちゃった感じでしょうか。。。
（多分そうでしょうね、と先生にも言われてしまった）
気をつけないと。

今までいろいろ最悪の事を言って来た先生が最後に
「大丈夫です。言ってるほどリスクは高くないんですよ。」
と言ってくれました。
私、どんな顔して聞いてたんだろうなあ。。

手術をするにあたって、成分輸血をする事になりました。
わんこの場合、輸血による合併症のリスクはほとんどないそうです。

「後々文句言いませんよ」カードにサインをします。。。

頑張れ！ブラ王！
先生お願いします。
血を提供してくれたわんこ達、本当にありがとう！！


午後出勤して、また大学病院に戻ります。
６時位から準備、そしてスタートです。
8時過ぎに先生に呼ばれ、今回の検査の様子を教えてもらいました。
腹腔鏡の映像って、想像以上にクリアなものでした。
肝臓も割と綺麗な形でしたが、予想通り小さい。
Jはどちらかと言うと胆のうが肥大している！と一瞬思ったのですが
肝臓が小さいと言う事だったのです。
内視鏡で見る腸も一見は異常なし。

あとは病理の結果待ちです。
何とか治療法が明確に見つかるものだと良いのだけど。。
祈るしか無いですね。

麻酔から覚めたら一目会って行って下さい、と言ってくれました。

ただ、輸血によるアレルギー反応で目の周りが少し腫れています。
たまにこういう子がいるんです。
ステロイドを塗りましたので、１、２日ですぐひくと思います。
と言われました。

おぼつかない体で待合室に連れて来てもらった王子。
目の周りがすごく腫れてます。。
写真じゃ分かりづらいけど、目つき悪いよ、ブラ王。
っていうか、超細い。。。
腹水500mL抜いたってすごい。。