

露草模様を 信じたんだね
きみへの目かくしみたいに 両手でそっとつつむ
くすり指から するりと逃げる
きみの線香花火を 持つ手が震える
揺らしちゃ駄目だよ いってるそばから
火玉がぽとりと落ちて シュッ

( 「線香花火」さだまさし・作詞作曲 )

恒例?のごとく、僕は行かない…

元来、僕は子供の頃から、『祭りなど』が好きじゃなかった。
それに…いっしょに行く女性もいないし…


でもね、案の定、そのとき友達カップル二人は、僕がいるにもかかわらず手をつなぎ、「イチャイチャ」…

で、僕はというと、恐ろしく寂しい思いをして、「お先に…」と遠慮して、トボトボ、泣きそうになって帰ったことが…


「ない?」そっか~!ちくしょ~!ぐれてやる(笑)

ものすごい人ごみで…
まあ、彼女となら、何処に行っても楽しいだろうけど…

でも、海辺や、川辺などで、二人きりでする「線香花火」…
これなら、「花火大会」より、こっちの方が好きだけどな!僕は…


そして僕は、そんな君をいとおしく見つめる…
そんな真夏の世の夢‥見てみたいなあ…



風もないのに ふたり両手をかざして 火を灯す
ぼくの肩が きみのやわらかい胸にぶつかる
言葉を忘れたきみがいて 時を置き去りにしたぼくがいた
線香花火はチリチリ 無邪気に輝きを地面に落とし
その放物線を見つめ 過ぎ行く夏にコオロギが泣いた

【 ☆ by bey 】