三丁目のひこうき雲

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『星の王子さま』感想文!たいせつなことは…

2005-06-15 00:45:04 | 美術・文学・芸術
たいせつなことはね、目に見えないんだよ!

サン=テグジュベリの『星の王子さま』を読んだ!
生まれて始めて読んだ!
発端は、ブログ仲間のピカさん『22才、今を生きる』が、記事の中で、「バオバブの木」の種を買ったというのを読み、コメントしたら、『星の王子さま』を読むように勧められた!
一ヶ月以上前のことで、「バオバブ」は本に登場する木で、ピカさんの種はすでに芽を出し、数センチにもなっているらしい。

で、僕は1ヶ月前に、東京の大型書店を3件回ったが、どこにもない!?
なぜか?答えは簡単!僕は「外国文学」のコーナーばかり捜したから!
児童書コーナーに置かれてあったんだ!

この童話は、子供が読んでわかるの?大人でもむつかしい!が、第一印象!
でも、僕はこういう大人のファンタジー が、とっても好きなのだ!
妙に哲学ぶっていて、子供に諭すふりをして、大人をからかう。
大人の常識をバカにして、子供だけの宇宙を展開する!
映画『ネバー・エンディング・ストーリー」も、同じだ!

大人の世界と、子供の世界は違う!
子供は自由で、固定観念がない。善悪や常識を社会の定規で計らない!
いつしか大人になって、『そと側』ばかり見るようになる。

冒頭の「ゾウを飲み込んだウワバミ」の話、それが作者のポリシーのような気がする。
バラの花とケンカして、旅に出る。
わがままなバラの花、それは作者の恋人、もしくは大切な
女性をイメージしたという説がある。
確かに!バラの花はわがままばかり言う。王子さまは、大切に大切に、守る。
でも、プチッと切れて?家出?
地球の5千のバラの庭の花と、自分が大切にした『一輪』のバラとの違い…を知る。

小さな王子様の星!それは私達、地球人?のマイホームのようなもの。
7つの星を旅するけど、そこの住民はみんな、ひとりぼっちで寂しい『大人』たち。
ランプを灯す『点燈夫』寂しそうだったなあ!

この『星の王子さま』にある、水彩画の挿絵こそ、大ブレイクした最大の要因じゃないだろうか!
童話を読んだことが無い人も、この『挿絵』は見たことがある…って言う人も多い。

読書感想文を、カッコよく書こうと思っていたけど、断片的な「独白」風になってしまった!もう少し整理して、もう一度読み直さないと、ちゃんとした感想は書けないよ!
こんなとこで、今回は許して!

こころで見なくちゃ、ものごとはよく見えない。
かんじんなことは、目に見えないんだよ!

コメント (29)
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