三丁目のひこうき雲

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いわさきちひろ…の話、桜桃忌!女心って?

2005-06-19 02:34:41 | 美術・文学・芸術
そのうち行こうと思っていて、未だに行った事が無い『いわさきちひろ』美術館。
今夜のアド街で、石神井公園の特集で登場しました。

 いわさきちひろ、大好きです!
『子供の絵』ちひろの絵は、母だからこそ描ける、目に見えない微妙な仕草や表情を書き分ける。
単純そうだけど、水彩画特有の淡く、にじんだ色彩の魔法!
「10ヶ月と1歳を書き分ける」という、細やかさ!

『余白』
それこそが、ちひろの魅力!
子供のほかは、背景は余白にするという手法!それは純粋な子供のイメージを引き立てる。
構図もすごい!キャンバスの中心に主人公を描かないことで、『動』というか、生き生きした自由奔放な子供を、キャンバスの上で遊ばせる!

そんな手法に、若い頃の?僕は影響を受けた。
画家になりたい!と思ったこともあるけど、僕が書くとすれば、『いわさきちひろ』『シャガール』『ムンク』を足して4で割ったような絵を描きたい!
でも、絵は描くチャンスは未だに無い!
僕が昔、書いた『詩』などには、『ちひろ』から学んだものが多い!

そのうち、石神井と安曇野に行きたいな!


 『桜桃忌』、太宰治の命日!
彼の誕生日でもある。
6月19日がその日!今日!だ。

僕がまだ、東京に住んで間もない頃、中央線沿線に住んでいた頃、
三鷹の『禅林寺』で毎年6/19に催される『桜桃忌』を訪れたことがある。
青春!を謳歌していたあの頃の僕は、太宰治に傾倒していた!
あの、自虐的な文学に、若き血を躍らせて、彼のお墓に手を合わせた。

でも、今は違うよ!
太宰治は、好きじゃない!
だって、好きな女性と、それも愛人と、入水自殺するなんて、自分勝手で、許せない!
それにしても、なんで女って奴は、あんな勝手な奴と死のうと思うのか?
妻も子供もいるのに!

『女の心』は、わからん!!

男は、女の幸せのために、自分を犠牲にするものだろ?
未来のある、やさしい女性を『道ずれ』にするなんて、男の風上にも置けない奴だ!
・・・・と、僕はフェミニストを演じるのだが、現実には、そんな太宰は『女にもてた!』わけで…

しかも、『桜桃忌』の禅林寺には、若い女性が大半だった!
なぜだ!なぜだ?どうして?
女の心を、だから今でも僕はつかめないのか?ふ~~!(ため息)


 あの頃、太宰に憧れて、禅林寺に行った僕がいた。確かに…


コメント (33)
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