立ち上がろうと思うと膝が伸びず、我が家の構造上、どうしてもトイレに行く事が出来ないので、痙縮に有効な治療があれば、という事て伺いました、と言うと、
私の足を持ち上げて、膝の伸び具合を診てくれました。
まあ、そういう場面では伸びるんですよ。
トイレに行けないのは困るのでボトックスも考えてます。と伝えると、
主に、まぶたのヒクつきや、ひどい痙縮で手が開かなくなったりした方に打っています。
打ったとしても、しばらくの間リハビリも必要になってきますよ。
痙縮が起こると痛みもあって辛いんですけど、何か対処法はありますか?という問いには、
みなさん、痛み止めを飲んでます、という答え。
まぁ、色々調べて、
ボトックスもそんなに効果があるとは聞かないけど、私としては藁にもすがる思いで何か方法があるかと病院に行ったのに、
やれ、系列の違う病院もありますよ、とか、
ボトックスは取り寄せだから時間かかりますよ、とか明らかに腰が引けてるのか伝わってきました。
言葉は違いますが、暗に、脊髄腫瘍から来る痙縮なんて珍しいケースはやった事ありませんみたいに言われて辛かったな。
ただ1つの救いは
トイレに行けないのは辛いですね、って同調してくれた事くらいかな。
結局、何の打開策も見つけられずにその病院には二度と行かないと決めて帰途に着きました。
つづく