ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

トリノオリンピック

2006年02月13日 | 時事
なかなか期待通りに結果が出ていませんね。トリノオリンピック。
オヤジとしても商売の絡みがあるので、是非とも日本選手に活躍してもらって盛り上がって欲しいのですが、健闘を称えるばかりで勝利の雄叫びが見られないのは寂しい限りです。

従来言われていた敗因としては本番のプレッシャーに弱いのが代表的でしたが、近頃は新人類世代が中心となって精神的なタフさというかアッケラカンさでその点は克服されたように思います。そんな中で今回特に感じるのが「詰めの甘さ」でしょうか。ルール違反の失格は論外ですが、コンディションにしろ、競う相手の分析にしろ、どうも詰めが甘く後手後手に回って勝利を逸しているように思えます。

応援団のストレスは募るばかりですが、決して選手の方々が手を抜いているのではありませんから、健闘を祈るばかりです。

札幌は週末のドン冷えがウソのように暖かく、久々に氷点下を脱する最高気温でした。雪ではなく、雨も久しぶりに降りましたが、こういった日の翌日が危ないです。適度に融けた雪や氷が朝の冷え込みで凍ると、もう歩道全体がアイスリンク状態になります。氷点下もドカンと下がると靴も凍りにひっついていいのですが、中途半端な寒さだとまさに氷と靴の間に水の膜ができるのでツルツルです。

雪まつりも終って、今朝は既に大方の大雪像はただの雪山状態になっています。宴の跡の寂しさ・・・です。

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ゴジラの音楽

2006年02月12日 | 音楽

先週の水曜日に日本の代表的作曲家 伊福部昭氏が逝去しました。(合掌)


オヤジが所属していた芦屋交響楽団が、奇しくも次の定期演奏会でベトナム演奏旅行に持っていく曲として伊福部昭氏の代表作「シンフォニア・タブカーラ」を演奏する予定です。
また、オヤジが勝手に奇しくもと感じているのは、オヤジが現在伊福部氏が育った北海道におり、氏の出身である札幌西校のキャンパス内をメインの練習会場とするオケに所属していることです。


オヤジが始めて伊福部昭氏の作品と認識して接したのは、新響がサントリー音楽賞を受賞した時の受賞記念演奏会で「交響譚詩」を聴いた時だと思います。記憶が定かではありませんが今から20年以上前であることは確かです。でも、オヤジはゴジラを始めとした東宝の怪獣映画でそれまでに既に数多く接していました。


手元には昭和29年の「ゴジラ」のDVDがあります。飽きもせずに時々観てしまいます。
オヤジが生まれる6年前の作品です。冒頭のタイトルバックの不気味さ、斬新さは何度見てもゾクゾクとしてきます。
こういった音楽を日本のクラシック音楽界が全くの未熟であった昭和初期から、日本の中心ではなく当時で言えばまさに北の果てでのめり込み、独学で勉強して産み出してきたこと、そしてアマチュアから志を捨て切れずにプロへの路を歩み、戦後の日本の作曲界の錚々たる後進を育成してきた功績は、アマチュアと言えども日本のクラシック音楽界の恩恵を少なからず享受しているオヤジにとって、生意気なようですが感謝と敬意を表さずにはいられません。
そしてその想いの強さ、実践への執念に、畏怖の念すら感じるのです。


札幌西校、北大と歩んだキャリアから、きっと北海道の楽団もこれから取り上げることも多くなるでしょう。というよりも日本のそして北海道の団体であれば取り上げなければならないとオヤジは思います。



 

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小樽雪あかりの路

2006年02月11日 | 時事

札幌の雪まつりはメジャーですが、こちらも地味ながらなかなか趣きがあるのが、「小樽雪あかりの路」です。


オヤジの邪推ですが、寂れる一方の小樽が何とかメジャーな札幌雪まつりで集まるお客様に一足伸ばしてもらおうと始めたコバンザメイベントに違いありません。57回を迎える札幌に比べ、今回が7回目の小樽ですが、なかなかどうして町のイメージと雪あかりのイメージがピッタリと会っていて、寂れ感をむしろ逆手にとっているところはお見事っ!


コンセプトは、「灯火の数だけ愛がある。」ですよ、なかなかでしょ?
今回小樽運河で凍える手に鞭打って、自ら手ブレにもめげず撮影した画像ですが、やはり画像ではダメですね。この何ともいえない切なく寂しい、でもろうそくの炎に暖かさを感じてしまう雰囲気は、氷点下8度の冷たい空気と舞い散る粉雪の中でゆらめく灯を実際に見て肌で感じてこその「愛」です。


札幌は明日でフィナーレですが、小樽は来週日曜まで。まだ間に合いますよ。

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仙台のタクシー

2006年02月10日 | 仕事
いやいや驚きました。
会議の途中に何やらメモが入りトップの人が驚いていたと思ったら、すぐに報告がありました。

1月にキ×ンが3年ぶりにア×ヒを逆転したとの報でした。思わず「ホーっ」(シャレちゃうで!)とオヤジも驚いたのでした。タイミングとしてはまさに予期していなかったこの段階での逆転・・・この件は改めて「塵芥亭」にて取り上げたいと思います。
今日は日帰りの仙台だったのですが、行きは雪で飛行機が遅れて会議時間が迫ったために、そして帰りは札幌で用事があって会議終了即ダッシュ、タクシーではないと間に合わない便だったので、要するに往復仙台市内と空港をタクシーに乗りました。

そこで驚くべき共通点っ!!
とにかく仙台のタクシーの運ちゃんはよう喋ります。乗客の都合はお構いなしにここぞとばかり喋る喋る・・・。実は前々回の仙台でタクシーに乗った時も私が相手では無かったのですが助手席に座ってしまった同乗者とずーッと喋っていました。

今回の空港に向かうタクシーはオヤジ一人だったので避けようがありません。正直なところオモシロくも無い話で苦痛なだけ。黙っとれと言いたかったのはヤマヤマですが、何しろお命預けている身、右から左へ素通りでもとにかく相槌を適当に打って何とか40分耐えたのでした。
おかげで飛行機には無事間に合いました。
皆さんも仙台のタクシーに乗る時には覚悟して乗ってください。おしゃべりな運転手のお付き合い大変ですよ。
どっちが「客」なんだか・・・
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油断禁物

2006年02月09日 | 私事

冬型なので寒い天気が続いていますが、先週の土曜日のような吹雪にはならず、天候としては比較的穏やかな雪まつりウィークです。
会場には日本語だけでなく、中国語、ハングル語、英語の表記があって、耳に聞こえてくる言葉も様々で、雪まつりもインターナショナルな広がりを持っているということを実感します。

路面もまたテカテカに輝いて滑りやすくなってきています。そんな中でもオヤジも大分慣れてきて、歩くコツを掴んだような気になっています。そして比較的スタスタと凍った路面を歩けるようになってきました。こんな時が油断禁物だと思います。
今のところ、札幌での冬初体験の中で手を付いても転ぶことなくきているオヤジですが、いざ思わず足をとられて腰からスッテンコロリンとなったら、簡単なケガではすまないでしょう。

春の訪れまであと2ヶ月ほどでしょうか。今日の札幌は昨日以上にしんしんと冷え込んでいます。

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なかなかリスキーです。

2006年02月08日 | 戯言

多くの人に読まれる可能性があるブログだから面白さがあるという反面、多くの人に読まれるからこそ書いたことが一人歩きして様々な反応が出てくるのでしょう。
それは楽しみでもあり、また重大なリスクでもあるということを最近改めて感じる機会がありました。

新聞の風刺漫画一つで国家間の対立が引き起こされる世の中です。
「表現の自由」はどこまで許容されるべきか、何のために自由の制限が必要なのか、オヤジは最近つくづく今回の出来事に限らずあらゆるところで「何のため」の議論がしつくされないままに、声の大きい受け手の方の言い分がまかり通っているように感じられてなりません。

TVにおける有識者とはとても言えない人たちの断定的な絶対正義漢ぶりには、相変わらず虫唾が走りながらも、野次馬根性でついつい見てまたムカついているのもまたオヤジ自身です。
前にも言いましたが、ホントに並みの神経では有識者にはなれないのだなと却って感心しているぐらいです。

今日も札幌は寒うございました。

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見方様々

2006年02月07日 | 戯言

Tインについての考え方は、残念ながら某番組「朝ZB」とは一致しませんでした。
Hモンについての言動でも感じましたが、やっぱりMさんもいつも自分は正義の側に居たいんですね。マスコミの人の絶対正義感、それが体質なのかもしれません。
人に非を認めさせることには厳しいですが、自分の非は簡単には認めません。それでなければ生きていけない世界なのでしょうね。こうやって批判していてもオヤジもその番組を視てしまうのですから、テレビ人としてMさんの勝ちですね(笑)、さすが視聴率男。

Mさんが拘る議員年金問題について、別のブログを見ていてナルホドと思ったこともありました。
Mさんは無くすべきと不連続でも追究するぞと番組でも吼えておられますが、そもそも国会議員の特権とはその職務の重大さから生じていることで、その職務に見合った働きにはそれなりの報酬があって然るべきで、そうでなければ見合った人がならない。
例えばこの人にも可能性はあるでしょうがホント大丈夫かなとも思うわけです。
結局、特権に見合った職務遂行もせずに、単に権力に任せて私利私欲を肥やした一部の方のために国会議員への信頼が崩れているので、その責任の一部は選ぶ国民の側にも責任がある、所謂「衆愚」、「集り」ということでしょうか。

さて、今朝は朝も一駅手前で降りて、明るい雪まつり会場を改めて眺めながら出勤しました。さすがに朝の8時半前ですから会場もまだそれほど人手が多くなく、雪像もゆっくりと観ることができました。
途上、目の前でオッサンが見事に腰からコケましたが、道外からの方、足元注意ですよ。会場内は真冬日のおかげで昼でもよう滑ります。

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雪まつり開幕

2006年02月06日 | 時事

雪まつりが開幕しました。今日はまさしく開幕日和で寒いながらも穏やかに晴れました。冬の札幌ではこの雪まつりと、市電のササラ電車が間違いなく全国版のニュースになります。


会社が終わった帰途に、地下鉄一駅分を歩いて大通り会場をさっと見ました。足場を組んでオヤジの通勤路からは裏側しか見えていなかったのですが、どれもなかなかの見応えです。夜はライティングされているので、雪だけでなく氷の像は見事に映えています。


この時期は一部大通も通行規制が行われるので、ただでさえ雪が多くて除雪が遅れているために車線が狭まって渋滞しているところに、ますます大通近辺は混みそうです。またまた生産性が下がりますが、観光も重要な産業だけに痛し痒しといったところでしょうか。


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すこしガッカリ

2006年02月05日 | 私事

週末にレンタルしたDVDを観るなんてのは怠惰の典型のように勝手に決め付けていたオヤジですが、札幌に来てから毎週ではありませんが時折半日はそんな時間になっています。


今日は「亡国のイージス」を観ました。映画としては悪くないのでしょうが、原作を読んでいたオヤジにとっては物足りなさが残りました。
表現手段の異なる小説と映画ですから、同じアプローチが馴染むもの馴染まないものがあると思います。そして原作を読む前に映画を観ていれば、それはまた違った印象を受けるものです。
「亡国のイージス」は原作の重厚さを映画のエンターティメント性が上回れなかったようです。少なくともオヤジが原作を読んで期待していたものとは相当違いました。
原作にはそれぞれの登場人物の背景が描かれていましたが、映画では時間的制約もあったのか思わせぶりにしか見せられていませんでした。実はここがミソのはずなんですが、エンターティメントでは艦内でのアクションと政府内のドタバタにどうしても焦点を充てざるを得ないのでしょうね。

日頃ほとんど映画を観ないオヤジですが、原作と異なっていても映画なりにこれは凄いと感じたのは「砂の器」でした。そしてこりゃ酷いぜと感じたのが「人間の証明」。
いずれも相当古いし、ジャンルが偏ってますね(笑)。

午後からはようやく大雪も一段落で、穏やかに晴れ、新雪を踏みしめて散歩しました。

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雪雪降れ降れ、もぉっと降れぇ~♪

2006年02月04日 | 私事

今日はホンマに雪がよう降りました。朝から風も強く吹雪模様で、その後も風は比較的収まってきたもののガンガン降っているという感じです。
地元の人でもこんなに雪が多いのは・・・とゲンナリしていますし、予算の都合もあるのでしょうが、幹線道路の除雪も遅れ気味で、路地に入れば全くお手上げ状態です。オヤジの住んでいる寮から地下鉄の駅に向かう道路も、片道1車線のそれなりの道路のはずですが、今は除雪で積み上げられた雪で道幅が完全な1車線で単なる路地並みの通りになってしまっています。

新千歳空港もほぼマヒ状態だったようです。こんな時に仙台に行くタイミングでなくてホント助かりました。仕事の都合で最終便ということも多いので、行くこともできず、帰ることもできずになんかなったら、悲劇です。疲れるだけで何もできないし、お天気だけに何処に文句を言えるわけでも無いし・・・
今週末の仙台行きの時だけは何とかエエ天気になることを祈ってます。

そんな大雪でもオケの練習はあります。地下鉄は雪とは無縁ですから、こういう時はむしろ混み気味だそうです。でも地下鉄は無縁とはいいながら、駅からあるいは駅までは歩かなければなりませんから、駅からの距離があるとこりゃキツイです。
楽器ケースにも防水スプレーをかけていますが、駅から新雪に時折足をとられながら徒歩15分、練習会場に着くと楽器ケースにモッコリと雪が積もってたりします。

今日は「火の鳥」と「1812年」の本番指揮者による最初の練習でした。とりあえず6月に向けてこういう風にやりたいよという指揮者の意思表明みたいなもの、こちらも先週の練習以来、日曜午後から出張でしたから、今日も練習前は疲労回復優先で楽器ケースを開けていませんでしたのでまあ結果推して知るべし。
弾ける弾けないはこの段階で追究されても酷ですが、皆でテンポ感を共有するという課題は弾ける弾けないとは関係なく意識をしていきたいものです。



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シリーズ「祝!ショスタコーヴィチ生誕100年」

2006年02月03日 | 音楽

今年はモーツァルトの生誕250年ということで1月の誕生日当日のザルツブルグにおけるイベント等が報道されましたが、オヤジにとってはショスタコーヴィチの生誕100年の記念すべき年であります。

オヤジのHPの立上げ当初には「タコキチ」というコーナーを設けて、オヤジとタコの音楽との出会いなどを書いていた記憶があります。
小学校5年生くらいの時にラジカセでFMから録音中、目的の曲が終わった後に最後に偶然録音されていた曲の冒頭を何回か聴いているうちに気に入ってしまったのが最初でした。

オーケストラを20年以上やっていますが、不思議と周囲にはタコ嫌いが多く、なんと初めてオケでタコを弾くことができたのがようやく今から3年前の芦響で本名徹次先生が指名してくれた交響曲7番でした。ここからがむしろタコづいてきて、昨年また本名先生の演奏会で交響曲15番を演奏でき、今年札幌フィルでは春に祝典序曲、そして秋の定演でついにタコでは最も知られ演奏されているであろう交響曲5番を演奏する予定です。

ということで、今年はネタに詰まったらショスタコーヴィチをテーマに書いていくことにしました。

つまり、今日はネタに詰まっていたのです。

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男はダメですね・・・

2006年02月02日 | 戯言
問題の渦中にあって、しかもその問題を抱えているのに開業してしまうというニュースにはもう「アッパレっ!」と言うしかないですね。
お客様からの信頼が基盤のはずのサービス業とは思えない発想と、社長さんの記者会見でした。

それでも強度偽装と違って泊まったから身の危険があるというワケではないから、安くて自らへのサービスさえ良ければ別に問題ないと利用するお客様も多いでしょうね。それはそれでビジネスとしての割り切りです。
責めは泊まるお客様ではなく、社会から受けるべきもので、それが泊まるお客様に影響を与えるようではこれはまたサービス業としてはあってはならないことだと思います。

オヤジはたまたま泊まったことは無いし、今後も泊まらないと思います。
一時、女性による運営でマスコミでも注目されましたが、結局会社の経営自体は感受性の鈍いオッサンがやっていたのがミソを付けた最大の要因かもしれません。
どこかのCMではないですが、「男はダメですね・・・」
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滑るっ!

2006年02月01日 | 時事
ここ数日、比較的暖かかったのですが、昨日くらいからまた気温が下がってきて、路面は一度融けた雪がまた凍ってアイスリンク状態になっています。
特に車道を横断する時はキケンです。スタッドレスタイヤがこの氷を磨くのでテカテカと輝き、クツの滑り止めなど何の役にも立ちません。
地元の人ですら転倒するのですから、いくら短足で安定性を誇るオヤジといえどもかなり危ない状況が何度かありました。今のところ何度か手を付きましたが、尻や腰から落ちる転倒までは免れています。
この時期の受験生にとっては、まさにケガだけでなく縁起でもない死活問題といったところでしょう。

今週末に向けて一段と寒くなり、雪も降るようです。
まだまだ、春は遠いなぁ・・・


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