ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

おいしい「副」の商売

2023年01月09日 | 時事
副総裁という立場はおいしい。
世の中にある副会長、副社長、副総裁・・・
おおよそ「副」が付く役職は大概のところナンバー2でそれなりに影響力を行使しますが、最終責任をとるのは大概トップです。
万が一でもトップが責任を取って・・・となるとあわよくばトップの座が転がり込んできます。

政権与党の現副総裁はトップを経験された上で、何の因果かその後に長年ナンバー2で実権を握っていらっしゃる。
しかも地元に帰ればその地域の財閥トップの一族。
政治の世界はともかく、生活に困った経験などあるはずがないでしょう。

一方でそういうおいしい立場に長年君臨できるパワーは否定できません。
ただそれが本当に国民のためになるのでしょうかね?

(ヤフーニュース配信読売新聞オンライン2023年1月9日付「防衛増税で麻生氏『多くの国民の理解得た』…『もっと反対の反応覚悟していた』」)
「もっと反対があるかと思った」とはオヤジに言わせれば詭弁の極致です。
国民の一人として祖国を守りたいという当たり前の気持ちを逆手にこういう言われ方をするとオヤジは「ズルいよ、あんた」と突っ込みたくなります。

お国のためと国民に負担増を要請する一方で、議員一人当たり文書通信交通滞在費が年間1200万円、全議員713名をかけると年間85億5千6百万円。
これが領収書なし、行動実態を問われずに支払われていることの是正には国会議員には必要な費用と頬かむりを決め込む。
大方の野党も個々に背に腹は代えられないのでしょうか、情けない限りです。
国民一人当たりではたかが60円ちょっとのことではありますが、これが何のエビデンスも必要とされずに使えることが国会議員の特権として本当に必要なことなのでしょうか。

さらに有権者数全体が減っているのに国会議員を減らすことには地方の声が届かなくなるとか、1票の格差は最高裁のいう倍率未満であれば地方が取り残されないための必要悪と言うのもまた詭弁です。
実は都市部以上に道路など地方の公共インフラが充実しているのは今に始まったことではありません。

それでも地方に魅力がない、仕事もないから人は移動します。
それもまた住居の移動の自由から国民自身の責任だとは言われても、オヤジは素直に首を縦には振れません。

話がどんどん逸れてしまいましたが、「副」が幅を利かせるとロクなことはありません。

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