ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

見える未来とは?

2016年05月26日 | 戯言
便利になることは基本的には良いことだと思います。

手動を自動にすることで人間がどうしても起こしてしまうミスをカバーし、結果として安全性を高めるのは目指すべき方向の一つなのでしょう。

でもオヤジは引っかかります。

自動になると人間はそのプロセスを考えることをしなくなります。

そして自動のプロセスを設定するのはミスを起こすこともある人間自身です。

信号は機械に読ませるためにあるのではなく、人間が見て判断するためにあるはずなのでは・・・。

機械が教えてくれることにより急停止、急発進は無くなるかもしれませんが、教えてくれたタイミングに間に合わすためのスピード超過は増えそうです。

人が判断しない自動運転の自動車。その自動車が相対するのは自動運転の自動車だけでなく、人が判断する歩行者であり自転車なのでは?
そうやって見える未来は果たして何色なのでしょう?

決してバラ色ではないように思います。

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<「未来が見える車の技術」信号を先読みする世界初の市販車>
ヤフーニュース TBS系(JNN)配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年 5月26日

 ホンダは、信号の変わり目が事前にわかる世界初の市販車を26日から発売しました。どう便利になるのでしょうか。

 「40km/hで進むと青で渡れます」(ホンダ 中野泰宏研究員)

 26日、発売した最新の車。ドライバーは信号の変わり目を知っているかのように運転しています。

 「次の信号が赤になっているので止まります」(ホンダ 中野泰宏研究員)

 どうして分かるのでしょうか。

 「道路から来る情報をメーターに表示することで、事前に信号の情報が分かるようになっています」(ホンダ 中野泰宏研究員)

 そう、この車は信号の変わり目を教えてくれる最新技術を搭載しているのです。この技術が市販車に搭載されるのは、世界で初めてだといいます。

 「信号待ちのときには、赤信号の残り時間も教えてくれます」(記者)

 車が教えてくれるのは3つ。1つ目は前方の交差点を青信号で通過するために必要な速度。2つ目は前方の信号が赤色に変わるタイミング。3つ目は信号待ちの際の赤信号の残り時間です。

 「都会の人は助かると思いますよ」(男性)

 これを可能にしたのが、交差点に設置された機械。信号が変わるタイミングを教えてくれているのです。実は、すでに全国25の都道府県の5702か所の交差点で設置されていて、今後も増加する予定です。ホンダは今回の技術の導入で、急発進や急停止などによる交通事故の減少のほか、燃費の向上につながるとしています。

 「ドライバーにとっては未来が見えるというのですかね。自動運転に向けてつながる技術だと思っている」(ホンダ 二宮亘治主任研究員)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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うーん、、、 (やまさん)
2016-05-28 21:25:40
ご無沙汰しています。個人的には今回の記事については、ちょっといかがなものかと言う気がしています。
交通事故の大半は信号機のある交差点で発生しているのですから、たかだか運転中の数分間考える時間を確保するために事故のリスクを増やす方がどうかしていると思います。
確かに、手足の運動は頭にいい影響を与えるので、車の運転をすることによって、考える能力を鍛えると言う考え方には理解できます。
でも、考える能力を鍛える事と、事故率の低下と言うのを、同列に比較すべきではないと思うのです。今までのやり方にとらわれず、別のやり方を想像すると言うのが正しいアプローチの仕方では無いでしょうか?
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コメントありがとうございます。 (ビール飲みオヤジ)
2016-05-29 07:49:40
やまさんさん、コメントありがとうございます。
オヤジとしては、車を運転する時に当然発揮すべき注意力を発揮不要にしかねない自動化はどうなのかと感じました。
事故率低下を目指すことは勿論です。ただそのやり方を間違えるとこれまでになかった事故の可能性を上げかねないのではと首を傾げた次第です。
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