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ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

人は育つ

2016年03月09日 | 仕事
仕事で出席しなければいけない会合で時に行なわれる講演会は大抵激しい睡魔との戦いになります。
勿論、眠れない面白さのものもありますが、睡魔の勢いは内容だけでなく話しの巧拙も大きく影響します。
数多く講演していることと、話しが面白くて上手いということとは必ずしもリンクしないから厄介です。

さて、今日も当初は時間帯からみてもなかなかオヤジには辛い講演会になりそうでしたが、結果的には別の意味で辛い講演会となりました。
とにかく涙腺の弱いオヤジの涙腺をこれでもかと刺激をしてきます。
500人余のが集まる会合で決して一人だけとは言いませんが、ハンカチを片手に鼻水をジュルジュルすすっている限られたオヤジになっていました。

講演者は映画「はなちゃんのみそ汁」の原作者である安武さん。
まだ映画を観ていませんが、これはオヤジは映画館では観れないと思いました。
詳細の話しは書くほどにまた涙腺が刺激されるので勘弁してください。

ストーリーは実話です。
がんで他界された奥様が書いていたブログを安武さんが今も引き継がれていて、これも奥様自身が書かれた記事を読むほどにまた涙腺が刺激されます。
凄まじい覚悟の中で人生を生き抜いていることが伝わってきました。

今日の講演のテーマは「食べることは生きること」でした。

これに関連して「子供が作る弁当の日」の取り組みの話しがまた泣けました。
「焦げ焦げ弁当」のハナシ。話しを聴きながら涙腺が刺激され、こうやってネット上の文章を再度読んでいるだけでまたまた涙腺が刺激されてしまいます。

ここから読み取れるのは親が手出しをしなくても、子供は自分で育とうとし、育っていくこと。
そしてそれを実感した子供たちは「生きる」意味をしっかり肯定的に捉えていくということです。
オヤジがマネジメントの範としている考え方と全くベースは同じだと感じました。

昨日は教師の残念なハナシでしたが、一方でこうやって子供のチカラを信じて活動していらっしゃる教師が存在することを嬉しく思います。

親はいかにその土壌を作り、思考錯誤しながら育とうとする子供を覚悟をもって手出しをせずに見守れるか。
言葉で言うのは容易いですが、実行となるとこれが実に難しい。

久々に会合の後に心地良い充実感を感じながら家路につきました。
原作も覚悟をもって読んでみよう。ただオヤジにはティッシュが3箱くらい必要かもしれません・・・(笑)

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