昨夜の判定

（ヤフーニュース配信スポニチANNEX2023年8月19日付「阪神がNPBに意見書提出　猛抗議の岡田監督は一夜明けても怒り収まらず『知らんがな』」）
昨夜の試合、オヤジもたまたまＬＩＶＥをテレビで視ていました。
リクエストによるリプレイ画像は確かにベースとランナーの間に野手の足が入り、ランナーの足はタイミング的にはタッチより早くベースに到達していましたが、実際には足でブロックされていてベースには届いていませんでした。

精一杯のプレーでベースとランナーの間に野手の足が入ったのは故意ではなかった。
その足によってランナーの足はベースに届いていなかった。
したがって野手がタッチした時点でランナーがベースに足が付いていない以上、判定はアウトッ！

審判経験者はアウト判定で正しいと言われ、岡田監督の抗議は許すべきではなかったと主張されます。
（スポニチANNEX配信2023年8月19日付「【解説】元NPB審判員記者　阪神・岡田監督は退場にすべきだった　リクエストに対する抗議は禁止」）

でもここに「精一杯のプレー」、「故意ではない」という審判の主観が入ってませんか？ってことだと思います。
足が進路に入ることで、タイミング的に間に合っていたのにベースに足を付けられる状態ではなかったこともまた事実。
故意か否かの判断は誰が何をもってするのでしょうか？
ここがブレなければ昨日の判定は的確なものにもなるでしょう。
もし、これが担当する審判の主観に委ねられるのなら・・・岡田監督の拘りも精一杯のプレイの根拠だったのでは？

審判も常に際どいプレイを的確に判断してジャッジしなければならないので大変です。
加えて審判は人がする以上、間違いはないとは言い切れませんし、それはプレイヤー自身も認識していることだと思います。
でも真剣勝負をしているプレイヤーからすれば、ジャッジが時により人によりブレることは許せないことであるのも頷けます。

岡田監督の行為が大人気ないのかどうか。
（スポニチANNEX2023年8月19日付「阪神・岡田監督　審判団と握手せず　SNSでは様々な意見飛び交う『そうだろうなぁ…』『ルールはルール』」）
ルールには従ったけど判定に納得していないよという審判団に対するアピールとしてはアリとオヤジには映りましたけど。

審判もこの判定の綾を判っているんでしょうね。
その行為自体が問題になったわけではないようです。
今日はしっかり勝ったのでヨシとしましょう。