ケチな料簡

混乱したときにルールを徹底することは想像以上に難しいことです。

一昨日もそうでした。
オヤジはポイント特典で１０００ポイントを使ってグリーン車の指定を取っていましたが、大幅にダイヤが乱れて名古屋駅に着いた後、明らかに普通の特急券で乗車した人たちがグリーン料金を払わずにグリーン車内の空いた席に座っていました。
車内アナウンスで自由席特急券でグリーン車内の通路には立たないでくださいと言ってましたが、空いている席にとりあえず座って本来の指定客が来たら立てばいいと考えた人たちは結果的に新大阪までグリーン車に座ってました。

オヤジがひっかかったのはそういった人たちを見て見ぬ振りをした乗務員です。
何事も無かったように、名古屋駅を出た後にそういった人たちも含めてグリーン車お決まりのおしぼりを配布していました。

オヤジがケチな料簡だと言われればそれまでです。
恐らく普段からグリーン車に当たり前の乗っている人々はそんな細かいことは気にしない。
空いているんだから、大変な時はお互い様でしょ。
空いているんだから座ればいいんじゃないと思っているのかもしれません。

でも、１０数万円の利用の末に得た１０００ポイント使ってグリーン車を使うオヤジからすれば、非常時にせよ座ったもん勝ちでグリーン料金を支払わずにグリーン車座席に座り、勧められるままにグリーン車のサービスを受ける人間を素直に受け入れられませんでした。

だったら、混乱した時は特急料金だけでなくグリーン料金も払い戻して、グリーン車も普通車として開放したらよろしい。
その方が余程スッキリします。
付加料金を取るエリアの秩序の徹底ができないのなら、決して安くないグリーン料金や特典ポイントなど獲らないことです。

今更ですけど・・・
この記事を読んでいたら、一昨日の不愉快を思い出してしまったのです。
一昨日は敢えて触れなかったのですが・・・
（ヤフーニュース配信ねとらぼ2023年8月18日付「USJのイベント整理券、告知時間より前に配布で波紋　『何でルール＜守らなかった側＞に合わせに行く展開なんだ？』」）
ま、オヤジがケチな料簡なんでしょうね。