Keep on Sailin', Keep on Dreamin'!!

"先"にある楽しいことを考えながら、"今"を精一杯生きてみよう!

弱点も「弱さ」も越えたくて

2017-07-10 21:07:13 | アイディア・抱負
無事に国際大学に入学し、最初のオリエンテーションが終わりました。
新潟の浦佐にあるキャンパスで寮生活を送りながら、これから2ヶ月間でひたすら英語を鍛えます。

これから自分がやりたいと思っていることに必要な力で、かつ今の自分に最も不足している英語を、短期集中で鍛える形です。
国際大の学費は決して安くないので、青年海外協力隊等の他の選択肢も悩みました。
決め手となったのは、以下のポイントでしょうか。

・生徒の半数が外国人
・30歳前後の方(僕と同世代)が多い
・全寮制で、昼夜問わず英語に触れる

これまで、旅行・留学・海外研修・インド滞在等の様々な形で海外と関わってきましたが、
それらの中で語学が一番伸びたのは留学で、特にホームステイでした。


先般のインド滞在では、思ったよりも伸ばせませんでした。
理由は、突き詰めると「自分自身の意志の弱さ」なのですが、、
仕事でこそ英語を使う機会があったものの、僕よりも英語が堪能な同僚も一緒にいたし、
宿泊は日本人メンバーのみと一緒だったため、思ったほど使いませんでした。

さらに仕事で使う場面においても、自分が得意とする図解を駆使して会話する形が(スピードも正確さも)ベストという結論に至り、これに頼っていた自分がいます。

なので今回は、ホームステイ同様に半ば強制的に英語に触れることができ、
かつ同世代の刺激も受けられる環境下に身を置くことで、逃げられないように…と笑

授業のレベルや宿題のボリュームに付いて行けるかどうかも、自分と同じルート(退職して国際大で英語を鍛えて開発コンサルタントに転身)を辿った前例を知らない点も不安だらけですが、、
とにかくやってみます。

最初にして最大?

2017-07-09 14:01:31 | 診断士チャレンジ
難関を見付けたというか、現実を思い知ったというか。。


仕事は先週末で終え、一方で大学は来週からのため、今週は休みでした。
少し早い、束の間の夏休み。

久しぶりに中高に顔を出したり、社外のメンバーで皇居ランしたりの傍ら、
メインは診断士活動として、製造業の実態調査を手伝っていました。

この調査は都内のある区役所が主催しているもので、
「同区内の製造業に診断士を派遣して、アンケートの記入を依頼しがてら
問題・課題をヒアリングしてくる」という内容です。

区のバックアップがあるとはいえ、やることは単身の訪問販売と同じです。笑
飛込み営業の経験が無いため一瞬ためらいましたが、
アンケートをお願いしつつ、自分が興味を持っている「海外への技術継承」
について生の声を聴けないかなと思い、トライしてみました。

加えて、この調査が「仕事を持っている状態ではなかなかできない活動」という点も相まって。
(殆どの製造業が土日休みで、平日しか面会できないため)


案の定、門前払いされたり、
明らかに「お前みたいな若造に何がわかるんだ」的な態度の塩対応も経験しつつ笑
話を聴かせてくださった企業も何社かいました。
ただ、、やっぱり現実は厳しい。。

・仕事は小遣い稼ぎのような位置づけだから今のままで満足
・事業の承継も考えていない。自分の代で打ち止めで良い
・確かに技術が世間から失われるのは寂しいし、昔からのベース技術あっての応用技術
・ベース技術を知らない技術者が多いことに危機感は感じるので、教えたい気持ちもある
・ただ、「善意の押し売り」はしたくない
・また、70歳を過ぎると「教えを乞いたい」という人を探す気力も無くなってしまう

残念ですが、この方々の気持ちも分かるし、
言い分はもっともだと思います。

ここで自分が進出や継承のメリットを並べて「とにかくやってみましょう!」
と言うことも(言うだけであれば)可能ですが、
それこそ「善意の押し売り」になってしまい、中長期的には良い結果が見えません。

一方で、自分が1つの企業の中に入り込んで海外への技術継承のジョイントを担う形も
あるかもしれません。
(技術者探しや通訳、日常のケアまで、僕がきめ細かく行う形態)
しかし、それによって1社の技術は救える可能性ありますが
「技術の霧散化」に対する根本的な解決ではなく、これも違う気がします。

ただ、「問題意識をもっていて、何とかしたいと思っている」という点は
かなり救いなんだろうな。。

すぐには見付からなそうですが、良い方法を考えてみます。

もどり道でも…

2017-07-02 22:26:03 | アイディア・抱負
ご無沙汰しています。
一部の方にはお伝えしましたが、今年の1月から6月初旬まで、仕事でインドに長期滞在していました。

昨年度に主担当として全力投球した大型の地下鉄案件が受注でき、その契約とプロジェクト立ち上げのためです。
契約の準備をする傍ら、現地でのオフィス探し、登記、現地スタッフの採用と育成、銀行口座の開設…と、なかなか日本で経験できない幅広い仕事をしておりました。

現地では土日も殆ど無かったし、GWも無かったし、連日40℃を超える気候だったけど、、
束の間の休みは観光したり、他都市で行われた地下鉄の開業式典に潜入したりと、公私ともに貴重な体験も。。
(「インドでTOEICを受ける」という、半ば挙動不審なチャレンジもしてみた。笑)


そんな矢先ですが、、
このインド案件の契約締結を置き土産に、6月一杯で日本信号を退職しました。

「なんで!?」というのが普通のリアクションだと思いますし、実際に多くの方からそう言われました。笑

会社自体も、会社のメンバーも大好きですが、うちの会社で「やりたい」と思っていたことが叶ってしまったことで、次の目標を目指してみたいというのが、正直な気持ちです。
その上で、「去り際に会社のメンバーに迷惑を掛けない」という点を重視すると、
今のタイミングしかありませんでした。


学生時代、僕は「途上国のインフラ構築に携われる会社」というテーマで就活をしており、
散々苦労した末に(笑)、入れたのがうちの会社でした。
ここでは、「途上国に鉄道を敷く」という夢を叶えられたらと思っていました。

先述のインド案件の施工が実際に始まるのはこれからなので、「案件を履行して開業まで見届ける」というのが、夢の完成系なのかもしれません。

でも、「その案件履行段階の中で、技術系ではない僕だからこそできる役割(僕にしかできない役割)」を考えても思い当たらず、
「関係部署の総力を纏めた提案書を作り、インドで案件を履行する権利を得る」
という今回の案件受注で結実した役割が、自分だからこそできる最大値だったと感じています。


次にやりたいと思っていることは、「途上国と日本の中小企業の両方を幸せにすること」です。

インフラや自社の技術を海外へ出す今の会社の形ではなく、「日本に人知れず眠っている技術」を掘り出して海外へ持っていく形です。
換言するなら、「技術はあるが販路がなくて霧散しそうな日本の技術」を、「それを必要としている途上国」に繋ぐ仕事です。

これにより、技術を持って行った先の国が少し良くなるだけでなく、その技術自体も日本で風化せずに生き続けることができ、より多くの人の力になれるのかな
…なんて漠然とした仮説を考えています。

これは、僕が中小企業診断士を目指したきっかけでもあり、資格取得後にさらに強くなった「やってみたいこと」です。

「ちょっと手を加えれば大きく変われるもの」は、需要側も供給側も、日本にも海外にも沢山あり、それらを繋ぐことで、双方を大きく変える役割を担ってみたいと思っています。


まず7月と8月は、新潟の国際大学で英語をがっつり鍛えてきます。
全寮制で日夜英語漬けになるので、逃げようがありません。笑

しかし、その先のことは「思い」だけで、具体的な所属先はまだ決まっていません。
そもそも先述の仮説に確証もないし、自分の考えが実現できる保証もありません。
いわゆるNEET化してアルバイト生活を余儀なくされる不安もあるし、最悪、何もできずに退却するリスクもあります。

でも、せっかく五体満足でいられているのだから、思い切ってやりたいことに向かってみます。
結果として失敗しても、チャレンジしないで後悔するよりも格段に良いかなって。

少し遠回りするかもしれないし、回り道をするかもしれませんが、、
これからも、よろしくお願いします。