旅行会

会社のイベントで１泊２日で下町へ行ってきました。

本社のものは初参加。
部署単位で行く事業所のそれとは違い、本社は全員で行きます。
従って役員はもちろん、会長も社長もいらっしゃるという話…
そんな旅行会で、今回は宴会の司会進行をやらせて頂きました。

大学の合宿や神奈川系のイベント規模であれば慣れたものですが、
200人規模のイベントは初体験。
加えて今年は、プロのソプラノ歌手の方がコンサートをしてくださるというイベント付き。
時間を埋める余興も必要だが、その歌手の方の品位を落としてはならない…

…なかなかプレッシャーでした。
でもまぁ取り敢えず失敗しても怒られるだけだし…と考えて、
スーパー近江的にやりたいことを詰め込む。
コンサート⇒芸術の秋というコンセプトで、余興は「芸術クイズ」と銘打ったテーブル対抗の音楽クイズを用意。

「僕らが体張るとかしないと盛り上がらないんじゃないっすか？」と懸念する後輩を
「敢えて正統派のクイズ大会で盛り上げる！　良い景品と『懐かしい』って思える曲の問題を用意することで、みんなをガチにさせよう！」
なんて無茶苦茶な理論で説得(笑)

役員はうちの親くらいの世代…ということで、うちの親が聴きそうな曲から2000年代の曲を散らして問題に盛り込む。
景品には「芸術」と「秋」を両方満たしたトカイワインのアートボトル（※ハンガリーで見つけたお洒落なボトルのワイン。日本ではあまりメジャーではない）
を用意し、度肝を抜く作戦。

…とか言いながら本番はガチガチ＆カミカミ。。(笑)
余興以外のところは真面目に喋らなければならないのですが、やはりそういうのは慣れない。。
でも何とか無事にコンサートも終わり、余興へ...

歌手の方を呼んでくださった社長から「折角のコンサートの後にポップスなんて流すな！」なんて怒声を浴びる覚悟はしていたもののそれも無く、
全体としても想像以上に盛り上がる。
いやー、救われました。

終了後に何人かが言ってくださった「お疲れさん、楽しかった」。
…どんなイベントもそうだけれど、この言葉が聞きたいから頑張れるんだろうな…って、改めて思います。
「楽しかった」と言ってもらえることが自信になって、また頑張ろうと思う
⇒頑張るから良いものが出来上がる
…そんな正のスパイラルが、企画の醍醐味。


その後は同じ部署のメンバー３人で常務の部屋に呼んで頂き、スカイツリーを眺めながらまったり飲み、
更にその後は国際事業部の宴会に交ぜて頂き…

翌日は都内観光バスツアーコースに参加して、気分は社会科見学。
科学未来館へ行き、浅草で鰻重を頂き、普段は入れて頂けない場所からスカイツリーを眺め…

事前に「幹事は楽しめない」と言われていましたが、
意外と楽しめた旅行会でした。