ホタル

前回の記事の最後の一文「今週もまた１週間宇都宮へ行ってきます。」
これを、「今週もまた１週間宇宙へ行ってきます。」と読み間違えたヤツがいた(笑)
わざわざメールで知らせてくれて、こちらも大爆笑でした。（公表しちゃってゴメン。）
ま、いつか言ってみたい気はするけどね！


さてさて、宇都宮(←しつこい)での生活は来週も継続となってしまいましたが、ひとまず１週間終わりました。
そして業務応援期間は９月末まで(目標は８月末)と決定しました。
大学時代に勉強した統計と、３年間生産管理で学んだ製品知識とチームワークをフル活用して奔走する一夏…なんだかセミかホタルみたいだなぁ... なんて思いつつ。
夏が終わって死んでしまうわけにはいかないけれど(笑)、彼らに負けないくらい一生懸命頑張ろう。


そんなことを考えていた矢先、宇都宮往復の電車内を利用して久しぶりに小説なんて読んでみました。

『虹色ほたる -永遠の夏休み-』（川口 雅幸著）

…「感動した」というよりも、「何のために生きるのか」を考えさせられた小説でした。
たった数日しか生きられない中で必死に光を放って相手を探すホタルのように、"大切なものをいくつも失った絶望の淵にいても、一生懸命生きていれば必ず良いことがある。生きていること自体に意味がある"って。
対して今の僕は周りの方々も元気で、自分自身も特に不自由なく暮らせていています。こうして幸いにも良い環境を与えてもらっているのだから、それを与えてくださっている周りに何かをフィードバックできるように、胡坐かいてないでもっともっと上を目指して全力投球しなきゃって思いました。

自分自身に課しているミッションの１つは、身の回りの方々１人でも多くに「こいつと出会って良かった」と思ってもらえる人間になること。もっとも最近は本当に大切な人に対してそういう人間でいるか少し自信がないから、こんな綺麗事っぽいことを書いたら罰が当たってしまうかもしれないけれど…。
でもやっぱり人に対して何かを提供し、その方から頂いたものを自分に取り込みつつ別の方にもフィードバックする…そういう循環を回しながら生きてきたいって思います。

向上心を、常備品にしたい...


今日の１曲：「蛍」（TUBE）