Keep on Sailin', Keep on Dreamin'!!

"先"にある楽しいことを考えながら、"今"を精一杯生きてみよう!

南スーダン!?

2019-09-18 21:47:53 | 診断士×途上国
その国の名前は、数日前に突如として目の前に現れました。

中部アフリカにある、比較的新しい国。
専ら「危険な国」のイメージしか無くて、僕自身はこれまで全く見向きもしなかった国。
実際のところインフラも乏しく、内紛もあり、防弾車を使わないと外を歩けないくらいとか。。

目にしたのはあるJICA(国際協力機構)案件の募集要項だったのだけど、「JICAはこの国に人を派遣できるんだ!」というのが、正直な最初の感想です。

しかしながら、、

・長い目で見たらこの国も、内戦等から劇的に変わったケニアやコロンビアみたいに発展していく
・たぶん現時点で、南スーダンに行ったことある日本人も、行きたがる日本人も少ない
・その状況下で何らかの形で同国の役に立てたら、メンバーや同国の人達と一生仲良くできる気がする
・制約条件が多すぎるからこそ、劇的なアイディアが生まれる可能性もある
・この環境で耐えられたら、恐らくどこに行っても生きていける(多少の不自由さをも有難く感じられた方が、幸せな人生に思える)

…そんな、僕の天邪鬼的な部分が発動して"負のイメージ"は反転し、不思議と今は、同国が興味と好奇心の対象になっているのが本心です。

来年の4月から南スーダンに2年間に駐在して、同国に対して有効なODA案件の企画と検討に携わる仕事。
年齢的に考えると、(頑張れば一生逓増するはずの)知力と(頑張ってもこれから低下する)体力の総和は今が一番高く、きっと最初で最後チャンス。

合格できる保証は皆無だけど笑、思い切って応募してみようかと思います。

途上国進出 第2段階へ向けて

2018-11-16 21:40:11 | 診断士×途上国

また日が空いてしまいました。
10月後半は”夏休みの代休”の体でコロンビアに行きつつ、”実際は現地で将来の仕事のタネを探す”という活動をやっていました。
まぁ一朝一夕で案件を創ることはできなかったけれど笑、想像以上に良い国(しかもまだ殆どの日本人が注目していない!)だったので、今回面識ができた方々と一緒に、細々と何かをやって行けたらと考えています。

このblogに仕事のことばかり書くのも本意ではないのですが、、
たぶん少なくとも来年くらいまでは、ゆくゆく「やりたいこと」を仕事にしながら安定させるために最も重要な時期なので、自ずとそうなってしまう気がします。。いまは、

・ある中小企業の海外進出支援(事業アイディア探しとその設計)
・コロンビアでの「中小企業診断士」の仕組みづくりに関するアドバイス
・1月から始まる訪日研修の準備
・横浜にあるビアバーの、販路拡大アイディアづくりのサポート

こんな仕事をしつつ、来年3月には今の勤務先との契約期間がいよいよ満了になるので、4月以降の活動として下の候補を当たっています。

1.JICA日本センターでの講師活動(勤務地:東南アジアか中央アジアの何処か)
2.農産物の販路開拓アイディアづくり(勤務地:ジンバブエ)
3.青年海外協力隊の短期派遣?(来年1月に案件公示)

今年度もケニア・コロンビアへ出張させてもらい、何だかんだで年間の1/4くらい海外にいた気がしますが、来年度は「年間の半分くらい現地駐在したいな~」と思っています。
駐在経験(出張ではなくて駐在)は途上国関係の仕事をしていく上で必要な経験の1つですが、今の自分に最も不足しているものなので…

”目の前のこと”と”将来のこと”の両立は楽ではないですが、「自分で選んだこと&やりたいこと」なのは間違いないので、楽しみながらやってみます!

「優勝しなければ意味が無い!」

2018-10-08 21:26:33 | 診断士×途上国
この言葉。
中長期的な視点、もしくは客観的な立場であれば”必ずしもそうじゃない”と思えるけれど、短期的かつ自身の話であれば、そう言いたくなる時もあります。


少し前に、次の仕事の選考を1つ受けていました。
今は念願が叶って途上国向けのコンサルタントをやらせて頂いていますが、如何せん嘱託の身なので、いつか契約満了を迎えます。
そんな満了後の仕事として狙っているのが、JICAの”専門家派遣”です。
途上国に1年~数年間駐在し、現地の潜在需要を探って日本へフィードバックすることで、日本企業の現地進出をサポートする役回りです。
(青年海外協力隊をさらに実務に寄せたバージョン…という具合でしょうか)

ゆくゆくは、自身は日本に拠点を置きながら、日本の中小企業の海外進出を支援するような仕事をしたいと思っていますが、その役割の中で最も活きるもの(かつ今の自分に一番足りないもの)は”現地の経験と人脈”だと感じます。
現地の人脈があるからこそ、普段日本に拠点を置いても現地のタイムリーな情報が細かく取れるし、企業の進出や運営の段階でも彼らに対して細かいサポートができると思うのです。

なので、その経験値獲得を狙って今回の専門家派遣に応募したのですが、、結果は「次点合格(要は2位)」でした。。
枠が1つのため、合格者が辞退した場合に限って僕が派遣されるようですが、その可能性は極めて低そうです。


悔しさと共に、「自分は経験値も人徳もまだまだだな…」というのが、選考を受ける段階で感じた正直な印象です。
ここ1~2年、何かと思い通りに行っていたのは、自分の実力ではなくて周りの方のお蔭。。

しっかり立て直して、また次の機会を伺ってみます。
数か月後に「あのとき優勝できなかったけど、結果として次に繋がった!」と言えるように。

地球の裏側から…

2018-09-07 22:02:43 | 診断士×途上国
先月は、ケニアへ出張していました。
思うところは沢山あったけれど、長くなるのでそれはFacebookに譲ります。


帰国した先週末からは、ポルトガル語圏(ブラジル、アンゴラ、パラグアイ、ギニアビサウ)の方々向け訪日研修の、講師活動に携わっています。

4度目の訪日研修にして、今回は主任講師の役を。
受講生に同世代が多く、ラテンの明るいノリなので非常にやり易く、「It's Japanese style!!」の一言のもとに、授業前のラジオ体操取り入れたり、受講生発案の飲み会実現させたり、ホント好き放題やらせてもらってます。笑


でも真面目な話、「やっぱり20代・30代で悩むことは自分達と似てるな~」と思ったりもして。
最年少メンバー(26歳)いわく、

「革新的なことやろうとすると、マネージャーが『できるわけない』って否定してくるんだけど、どうしたら良い?」
「今回の研修の工場見学で写真を沢山撮って『日本企業はできてるぞ!』って伝えたら、ブラジルも変えられると思うんだ」
「同世代で力合わせたら何か変わるかな って頑張ってるんだけど、これ良い戦略だと思う?」

当時の自分と同じような部分に悩み、地道ながら試行錯誤してる奴が、地球の裏側にもいたとは。。
特に最後のは、当時の自分と全く同じ発想。。
なんだか嬉しくて感動してしまったし、勇気すらもらってしまいました。
彼らと絡めるのは2週間だし、自分もまだ未熟者だけど、僕が伝えられるものは(ノウハウとかスキルだけじゃなくて、そんなエネルギー的な部分も)精一杯伝えたいなと。

残り1週間も、楽しく頑張ってみようと思います!


ちなみに、、そんな会話の最後に

「ところでさ。俺ドラゴンボール好きなんだけど、英訳した漫画って本屋で売ってるの?」

…こういうところも、同世代。笑

アルゼンチン戦とチュニジア戦

2018-07-13 22:00:56 | 診断士×途上国
を、ダブルヘッダーで。

いよいよ来週、講師活動の第2弾があります。
別々のコースで表題の2か国の方々に対して授業するのですが、
こともあろうに日程が重なり、初日の火曜日がダブルヘッダーになりました笑

既に頭が混乱しており、なんとも気が休まらない三連休になりそうですが笑、、
引き出しを拡げる良いチャンスだと思い、オファーを受けさせていただきました。

チュニジアの母国語はフランス語なので、
冒頭の挨拶だけは(大学以来)10年ぶりのフランス語を使い
アイスブレイクを狙おうという画策もしつつ。
何よりも、楽しんでやってきます!