12月16日に【平成22年度名古屋演劇ペンクラブ賞】が発表され、

中村梅雀が受賞致しました。

「中日劇場10月公演『最後の忠臣蔵』の寺坂吉右衛門役の演技の成果に対して」

ということでした。

『最後の忠臣蔵』は昨年(平成21年)12月東京明治座公演で初演し、

今年の10月名古屋中日劇場で再演。

私は初座長だった明治座の初日から、中日劇場再演の千穐楽まで苦しみました。

一つの芝居を納得出来る悔いの無いものに仕上げていく事の難しさを、

「これでもか!!」と、味わいました。

毎日毎日少しでも良くしようと、絶対に諦めずに手直しを続けました。

共演の方々が実に一所懸命によく付いて来てくださいました。

そして、西郷輝彦さん、青山良彦さん、長谷川稀世さん、ほかの大ベテランの先輩達が、

根気強く温かくアドバイスしてくださり、一座の結束がどんどん高まりました。

頽れそうになる私の心身を支えて下さったのは、共演者とスタッフの皆様です。

そしてお客様の熱い反応に救われました。

心から皆様に感謝致します。

本当にありがとうございました。

そして評価して下さった【名古屋演劇ペンクラブ】の皆様に感謝いたします。

ありがとうございました。

この作品は私にとって大切な、大きなワンステップでした。

大好評だった『最後の忠臣蔵』の公演が、どこかでまた再演される事を祈っております。

あの終演後のみんなの笑顔をまた見たいです。




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私は神戸に帰った時は必ず明石の『きむらや』に行く。
やはりここの【玉子焼き】が一番美味しい。
昨年は浮気をして他の「明石焼」の店に行ってしまった。
案の定そこの明石焼は油が悪く胸焼けがしてしまった。
今までにも他の店に行った事があるが、やはり胸焼けがする。
油だけではない。その素直な美味しさに食べ飽きない秘密がある。
店の外はいつでも長蛇の行列である。
店の中は活気に溢れ、もの凄い勢いで食べるお客に合わせて次から次へと【玉子焼き】を作る。
この勢いも美味しさに繋がる。
一皿に20個。
私は先ず塩と一味で食べ、合間に出汁に浸けて食べる。
そしてたまにソースで食べる。
これが一番美味しく、飽きない食べ方だと思う。
必ずアッという間に3皿は食べてしまう。
いつも変わらぬ美味しさにホッとして、とても嬉しくなる。
不景気な中で味を維持する事は大変だと思うが頑張ってほしい。
私は大好きなこの店をずっと愛し続けたいから。
ちなみに『きむらや』の【おでん】もとても美味しい。
一つ一つがザクッと大きくてびっくりするが、何とも良い香りの素直な味わいで飽きない。
蛸の足一本丸ごと串刺しになった【たこ足】は香り・食感・味わいが格別だ。
30日の谷上は雪景色。


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今年も仕事納め。

ホッと一息つき、

そして嫁さんの実家のある神戸に向かう♪♪

東京駅のホームに現れた富士山。
そして
走行中に撮った富士山(※クリックで大きくなります)
今年中に観る事の出来るチャンスはこれがおしまい。
急に冷え込んだためにとても富士山がよく見える。
そうなるとどうしても写真に納めたくなる。
素人が撮った富士山の写真は一番詰まらないと言われるが
どうしても撮ってしまう(笑)
やっぱり心がウキウキする。
綺麗に見えるとご褒美の様な気がする。
何か良い事がありそうな気がする。
やはり特別な山である。


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Merry Christmas
2010年もあと少し。
今年もよく頑張りました。
こうして二人で健康にクリスマスを楽しめる幸せに感謝です。
美味しい大好きなものを味わいながら一年を振り返る。
楽しく素敵なひととき。
また笑顔で迎えられる様に
来年も頑張ろうね


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『剣客商売』シリーズでお馴染みの【秋山小兵衛の家】。
12年間、様々な時代劇の中でも活躍したこの家がとうとう取り壊される。
『剣客商売』のドラマが終了した事と、建物の傷みが酷く倒壊の恐れがあるためである。
山と竹林と小川のせせらぎ。
生き物や自然の呼吸が静かに伝わってくる。
その中にひっそりと建つ一軒家。
年月を経なければ出ない何とも言えない味わいを持った佇まい。
自分を静かに見つめられる様な落ち着きに満ちた空気。
ここにじっとしているだけで満足出来る。
素敵な家なのだ。
秋山小兵衛を長年演じ続け、今年2月に亡くなられた藤田まことさんは生前
「ここに住みたい」
と仰っていたそうだ。
この家の側に居ると、
どこからか藤田さんが見ている様な気がした。
壊すのは本当にもったいない。
丸ごと買い取りたいと申し出た人もいたそうだ。
しかし傷みはかなりなもので、これも仕方のない事なのだ。
この景色を目に焼き付けておこう。
何年か経って、もしまた新しく【秋山小兵衛の家】を建てる時は
是非、私が小兵衛を演じていたいものである。
故藤田まことさんの追善に
スカパー!・時代劇専門チャンネルで『剣客商売』シリーズが連続放映される。


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12月12日吉祥寺サムタイムでの『中村梅雀55th.Birthday LIVE』は大盛況、大盛り上がりでした

55歳の誕生日に満員のお客様の中で、こんなに楽しいライブが出来て最高に幸せです。

鹿児島、神戸、京都、仙台から、この日のために集まってくださった皆様

毎回梅雀ライブに来てくださる方も、今回初めての方も

そしてJacoフリークの御一行様も

本当に本当にありがとうございます。

m(_ _)m

音楽をやっていて良かった

夢を諦めないで続けていて良かった

と、つくづく思いました。

そして今回初の組み合わせになったバンドの皆さんありがとうございます。 
皆さんのお蔭で梅雀の音楽がとても素敵に響きました。
気持ち良かった
楽しかったぁぁぁ
皆さんのソロはスゴク熱かった
自然に生まれる絡み合いのアンサンブルが実に心地良かった

(写真右から続木徹さんpf.竹野昌邦さんss.ts.田中栄二さんds.梅雀elb.養父貴さんelg.Gregg Lee elb.)


そしてアンコールで飛び入りしたGreggとの打ち合わせ無しのベース・デュオはメッチャ楽しかった

自然とJacoメドレーになっちゃった(笑)

いかに二人ともJacoの影響をうけているか

12月1日生まれのJacoへのトリビュートになりましたね

          (^_^)ヨカッタ


打ち上げは熱い語らいになりました。

GreggはいつまでもJacoのBlack Jazz Bassを弾いていたし

続木さんの音楽と人生の哲学は心に響きました。

遅くまで打ち上げを楽しませてくださったサムタイムの宇根さんほかスタッフの皆さん

ナイスなお料理と温かいサービス、そしてバースデーケーキも

ありがとうございます。

次回のライブもまたよろしくお願いします。

 




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12月12日の今日は私の55歳の誕生日。
55年は長いが、あっという間だった。
55歳のこの日を、健康で、幸せに迎えられる事に感謝。
四捨五入すれば60歳ではあるが、
これからが自分の人生の意味を決定していく日々だ。
50歳から始まった新たな人生を、大いに楽しみながら、
日々を大切に生きていこうと思う。
嫁さんからの誕生日プレゼントはiPad
前から欲しかった
小さなiPodでは老眼世代としてはちょっとキツかったから(笑)
ありがとう
さあ
今夜のライブを楽しんじゃうぞ(^_^)


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Jacoのアンプといえばacoustic 360。
Jacoの身体と技術とマインド、
そして'60-'62年製のFender Jazz Bassと、
'70年代のacoustic社のアンプが無ければどうしても出ない音。
Jaco自身が他のメーカーのアンプで演奏している動画も残っているが、
彼でなければ出来ない演奏をしているのに、なんだかJacoっぽくない(笑)
そんな時は本人も機嫌悪そうに見える。
それ程に切っても切れない相性を持っていた。
彼のファンでベーシストなら必ず、同じものが欲しいと思うはずだ。
私も'70年代のacousticのアンプを見つけては、無理をして買った。
320+408と220+402。
重くて大きくて、素晴らしくJacoの音が出る。
だからと言ってJacoと同じ演奏が出来る訳ではないが(笑)
だが肝心の360だけはどうしても縁が無く手に入らない。
acoustic社自体が無くなり、長い間名前だけが使われてきた。
どうやら2007年に有志達によって復活した様だが(その実態はよく分からない)、
まだ日本での正規輸入はされていない。
なんと、そのacoustic社から260というご覧の様な可愛らしいアンプが発売された。
あの360のミニチュアのようなチャーミングな姿。
もう居ても立っても居られず(笑)
音を確認するまでもなく速攻で購入。
待つ事2ヶ月。
思わず笑顔になってしまうその姿
360の姿をしているからスピーカーボックスは縦長で、10インチ一発にしては大きい。
ちゃんと背面上の肩にパイプの取手、下にはキャスターが付いていて、気分を演出してくれる
そして思ったよりも重い。
volume,low,mid,highのシンプルなコントロール。
aux in,headphone out,のジャック付き。
100Wの出力。
エンクロージャーのフロント・ネットの下の部分にダクトがあり、
スピーカーの後ろからの圧を出力する。
バックローデッドの様に手がこんでいる訳ではないと思うが
ボックスの容量のせいか、とても100Wとは思えないしっかりした低音。
もちろん、JacoのBlack Jazz Bassとの相性も抜群だ。
'70年代acoustic的な中域の癖(嬉しい)があり、何にでも使えるといった感じではないが、
大音量のバンドでなければ十分なアンプだ。
12日のライブで使おうか、どうしようか(^_^;)ゞ
Jacoのファンは喜ぶだろうなぁぁ


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CS初のオリジナル時代劇、時代劇専門チャンネル制作『鬼平外伝 夜兎の角右衛門』のロケ。

撮影が始まって間もない11月17日。

「日本海独特の厳しい色合いを使いたい」

 という井上昭監督のこだわりで、日本海の間人(たいざ)でのロケを行った。

京都市内から車で片道3時間という移動は大変。

そして日本海独特の変わりやすい天候。

特に間人は突き出した岬にあるため雲が停滞しやすい。

最初はご覧の様に晴れていたが、この後すぐに曇り始め、

ついには叩き付ける様な雨になり、撮影を中断して一時間半ほど待つことになった。

しかしやはり景色から伝わるものは違う。

どうやら天候が回復した瞬間に良いシーンが撮れた。

厳しい場面には厳しい景色が似合う。

そして間人といえば『間人蟹(たいざがに)』(間人でとれる松葉ガニ)である。

足に付いている緑のタグが『間人蟹』の印。

僅か5艘の舟で漁をするために数が少なく貴重なのだ。

今年は2月1日にも『赤かぶ検事京都篇』の撮影でここを訪れているが、

その時に地元の【漁火亭】さんで頂いた間人蟹のしゃぶしゃぶの味が忘れられなかった。

今回も支度部屋として【漁火亭】さんを使わせて頂いた。

当然の流れで(^_^)、ロケが終わってすぐに蟹を頂いた。

今回は時間も無かったため『間人蟹』はお土産にし、この時期にしか食べられないという『こっぺ蟹』(松葉ガニのメス)を食べた。

はち切れんばかりの卵を抱いた『こっぺ』。

数の子の様な外子と、カラスミの様な内子を混ぜて食べると、もう堪りません。

明らかに他で頂く『こっぺ』とは違う豊かな味わい。

遠くまで来た甲斐があるというものだ。

次回は是非プライベートでゆっくりと来て、『間人蟹のしゃぶしゃぶ』と蟹みそを満喫したいものである。

【漁火亭】さん、ありがとうございます。



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