![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/2b/437d73f637ed3eb3dd71fe3eb3d34ffc.jpg)
大正から昭和に変わる頃、馬車宿をしていた幸美じいちゃんの元にキヨノばあちゃんが嫁ぎ、初めて鉄道が通った時に芦ノ牧温泉駅(旧上三寄駅)前に牛乳屋さん(ヤギや牛の乳を殺菌加工して販売)を始めた。
しかし生活が大変だったので、近所に住んでいた中国人にラーメンの作り方を教わって始めたのが『元祖支那そば会津生ラーメン』
それが『牛乳屋食堂』の始まり。
それから80年。代々のお嫁さんが大切に味を受け継いでいる。
写真向かって右の、二代目のトキ子さん(80歳)は戦争中に横浜から疎開してここに嫁ぎ、初代キヨノさんの味を受け継いだ。
今でも昼は店に出て作っている。
そして写真向かって左はその息子さんで、三代目を継いだ節子さんの旦那さん。
この【パパさん】の、純朴で可愛くてインパクトのある営業が、このお店を大きく展開していくのである。
ラーメンもソースカツ丼も餃子も、オーソドックスでいながらオリジナルを感じさせ、優しくスッキリとしていて、深い旨味がとてもあとひきである。
今や通販でこのお店の【極太手打ち麺+スープ】【中太手打ち麺+スープ】【餃子】が手に入る。
が、やはりお店で食べなくてはこの味はわからないだろうな~
この土地の様々な食材と、素晴らしい水、そして代々受け継がれて来た技が命なのである。
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