約65年、江戸風鈴を作り続けている江戸川区の無形文化財保持者・東京都名誉都民である篠原儀治さん。
今年84歳の篠崎さんは一目で職人の風格と人間力を感じさせる。
ここは篠崎さんご夫妻、ご長男夫婦、お孫さん、お弟子さんが作っている江戸風鈴の工房
『篠原風鈴本舗』
美しい姿、美しい音色の江戸風鈴。
伝統的な物から斬新なデザインの物、アニメキャラクター物まで、様々な作品を生み出して人々の心を楽しませている。
風鈴作りは長年の経験と勘が勝負。
若いお孫さんが真摯に、そして楽しそうに作る姿は微笑ましく頼もしい。
これからが楽しみだ。
お孫さんが小さい頃から風鈴の出店を手伝わせたり、一緒にテレビの時代劇を観たりしてきたそうだ。
だから若い世代への伝承もスムースなのだろう。
お孫さん達が和気あいあいと箱詰めを手伝う様は、昔ながらの健康的な日本の家族の姿だ。
篠崎さんご夫妻とお孫さん達に囲まれて記念写真。
この工房には最新式の作業場はもちろんだが、別棟には昔ながらのコークスを使う作業場もある。
この日は、ご長男で代表取締役の篠崎裕さんのご指導を受けて、第二次世界大戦中の硝子職人親子のシーンを撮影した。
日本テレビ開局55年記念スペシャルドラマ 「東京大空襲」
3月17日(月)・18日(火) 日本テレビ 21:00~の放送だ。
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