秋田県鹿角郡小坂町にある芝居小屋『康楽館』。
国の重要文化財で、日本最古級の劇場の一つである。
現在でも毎日の様に地元の劇団やゲストの公演があり、松竹歌舞伎の公演も行われる。
築101年で現役バリバリの小屋である。
私は1985年(昭和60)に劇団前進座の『空海』公演で出演した事がある。
懐かしい。
今回はここを使ってNHK-BSプレミアムの特集番組『にっぽん 微笑みの国の物語』(仮題)を撮影。
私が案内役で【日本人が失ってしまったもの】を考える。
明治維新直後に来日し、東北・北海道を旅したイギリス人女性の手記をもとに、当時の日本を振り返る。
花道から客席を見る
【回り舞台】も【すっぽん】も全て手動。
劇場スタッフの皆さんの技の見せ所。
『気遣いながら動かす心の優しさ』が伝わる動きである。
康楽館スタッフの皆さんと記念写真。
二日間の撮影中、心の行き届いた素晴らしいサポートをして頂きました。
お疲れ様でした。
本当にありがとうございます。
また来ます。