コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




新婚旅行の時に
これを食べるためだけにでも
またバリ島に行きたい
と思った味

バビグリン(豚の丸焼き)

豚の内臓を抜き
様々な野菜やハーブを詰め込み
一頭を丸ごと火で炙り焼き

ウブドゥの名店『イブ・オカ』で

(これは2010年の時の写真)


皮はパリパリ
肉はジューシー

ライスの上に
溶ける脂身のついたパリパリの皮
そしてホロホロに柔らかいジューシーなお肉
野菜炒めと
腸詰も絶妙な味

これに激辛の青唐辛子のサンバルをかけて

豚の旨味が凝縮
堪らない美味しさ


お店はすっかり綺麗に改装されていたが
相変わらずの美味しさ
(私は、前のお店の汚さも味わいでしたが…)

ビンタンビールもピッタリ


ご馳走様でした

あとは
のんびり
バリの人たちとの交流を楽しみました





これで
バリ島での目的四つが
全て達成

①ブサキ寺院へのお参り
②アノム・プトラさんの舞台を観る
③クサンバ海岸で記念写真を撮り、塩を買う
④【イブ・オカ】のバビグリンを食べる

満足




京都【ZAPPA】の順子ママが
私たちの新婚旅行の時に
「バリで、これだけは紹介したい」
と橋渡ししてくださったこと

その全てが実っていきます
私たちにとって
『とても大切なこと』
になっています

特にアノム・プトラさんとの親交を
一番喜んでいるのは
ママかもしれませんね

ありがとう‼️
順子ママ



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




新婚旅行で行った
バリ島で
私たちの思い出場所

クサンバ海岸




ここで、2007年に寿子が撮った写真を
私の1st.アルバム【Bright Fortune】の
裏表紙に使った



そして2010年
同じ小屋に夫婦で座って撮った




この思い出の海岸の
思い出の小屋で
親子三人で撮りたい

それが今回のバリ島旅行の目的の一つだった



20日は
朝から空が晴れ上がった

早速クサンバ海岸に向かった

残念ながら
あの小屋はもう無かった

その代わりに
同じ場所に
座れる板が置いてあった







親子三人の
記念写真が撮れた

良かった




クサンバ海岸
といえば



日本軍の兵士が
地元民に教えた『赤穂式の塩田』

ここの一家に継承され
今も、昔と変わらない手法で
塩が作られている














花崗岩と火山灰からできている砂浜にまき
濃縮させて



かき集め



笊に集めて



運び



大きな木製の桶に集め
積み上げた重みで水分だけ絞る



一番底にある竹のパイプから滴り落ちる塩水を


椰子の木の根っこをくり抜いた器に集め



日向に並んだ板の台の上で乾燥させる

晴れた日しか出来ない




結晶になった塩を
ヤシの実の皮で作ったヘラで集める


甘くて、美味しい、深い味わいの塩
ミネラルがたっぷりで
とても体に良い塩だ


大変な手間をかけて
丹念にこしらえた塩


日本で買えばとても高いが
ここでは嘘みたいに安い

この一家はこれで生計を立てている
だから私たちは
お土産も兼ねてたくさん買う



私たちはこの塩が大好きだ

もちろんそのままの結晶でも美味しいが

乾煎りして更に水分を飛ばし
すり鉢で潰して細かくして

色々なものに
少しずつ振りかけて
深い美味しさを味わう

新鮮な刺身や
肉に
サラダに
後からかける

素材の旨味が更に引き立つ



思い出の海岸で
親子三人の記念写真が撮れた

そして塩も買えた


バリ島旅行の目的が
また一つ
達成できた

素敵だ

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




私が一番尊敬するバリ舞踊家
アナ・アグン・アノム・プトラさん


アノムさんが率いるバリ・ガムラン・グループが
【Semara Ratih】(スマラ・ラティ)

アノムさんは文句なくバリで一番の踊り手だと思うし
スマラ・ラティは、バリで最高の集団だと思う
ということは
世界一だ、と思う

このグループの演奏と踊りを観たら
アノムさんの踊りを観たら
他のグループは観ていられない
圧倒的に素晴らしい境地に向かっている

アノムさんが現役のうちに
何回観られるか
同じ演目でも何でもいい
とにかくたくさん観たい

その思いでバリに来たのだ

この日の公演は5演目
アノムさんはその内の2つを演じられた



アノムさん
と言えば【バリス】

バリの戦士の踊りだ













冒頭の部分だけでも
物凄い気迫とオーラで圧倒される

その後の、物語に入ってから踊りの凄さは
もう写真を撮っている場合ではない

若い戦士が戦地に向かい
恐怖におののきながらも
勇気を奮い立たせて
再び戦いに挑んでいく
その心情がビリビリと伝わってくる


この日の【バリス】は
本当に物凄かった

アノムさんのパッション
目力
手の指先、足の指先まで充満している繊細な神経
そのパワー感
柔らかさと鋭さ
溜めと、爆発的に来る心地良い切れ味と
思いの深さ
息の素晴らしさ

ほんの一瞬の動きに
ピタリと反応する楽団の凄さ
息の合い方に鳥肌が立つ

アノムさんの身体全体から発する
「ストーリーの映像を想像させるスケール感」
が会場を圧倒し
アノムさんがものすごく大きく見える



次にアノムさんが踊ったのは
【ハヌマン】

猿の姿をした神の踊り
野生の猿の動きをリアルに取り入れ
しかも神のオーラを纏っている







気高く、ヤンチャでお茶目で
どこか恐ろしい

バリスだけでもとんでもない運動量なのに
ハヌマン

びっくりしたが
これまた
今までに観た中で最高のものだった

いったいこの方は
どこまで自分を追い込んで
高みに登っていくのだろう
その厳しさを感じると
感動で涙が出そうになる


古典的な作品でさえ
アノムさんの手にかかると
創作舞踊としての新しい輝きが加わって
生き生きとしたドラマに生まれ変わる

古典物を観光用にただただ繰り返し見せるのではなく
今そこで生まれている生きた芸術として
命懸けで演じている




彼が率いる【スマラ・ラティ】は
通常のバリ・ガムラン・グループが
地域のみの選抜グループであるのとは違い
バリ島全土から優れた人材を集めた
精鋭グループだ

そのため
ウブドゥの中心部での公演が出来ない
少し離れた静かな地域での公演を余儀なくされている

バリに来て
【スマラ・ラティ】を観ないなんて
こんな勿体無いことはない

是非
たくさんの人々に
じっくりと観ていただいて
本物の生きた芸術に
感動してほしい



アノムさん
ありがとう
本当に最高の舞台を観せていただきました
この崇高な芸術を観ることが出来る幸せ
一緒の時代に生きる幸せ
感動でいっぱいです

また来ます
また更に高い境地に至ったアノムさんを観るために




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今日は素晴らしい晴天


今回のバリ島の最大の目的は

①ブサキ寺院にお参りすること

②アナ・アグン・アノム・プトラさんの踊りを観ること

③クサンバ海岸で塩を買い、思い出の海岸で家族三人の写真を撮る

④イブオカのバビグリン(豚の丸焼き)を食べる


先ずは①のブサキ寺院

私達の思いを
受けとめてくださったアノムさんが
ご自宅で、私達の正装をコーディネイトしてくださった

奥様のアユさんと、アノムさんが
自ら衣装つけをしてくださった

そしてアノムさんご自身がアユさん共々、私達と一緒にブサキに参拝してくださることになった
何という有難いことだろう



以前と違って
バリ島はとても渋滞が多くなった
ウブドゥからブサキまで
車で2時間掛かった



階段と坂だらけのブサキ

アノムさんと通訳のカルタさんが
娘の手を引いてくださった



バリ島にはカースト制度がある
上の位から
●ブラマナ / Brahmana (聖職者、司祭階級)
●カサトリア / Ksatria (王族 / 武人)
●ウェシア / Wesia (貴族 / 商人)
●スードラ / Sudra (平民)

アノムさんは上から二番目の武人の地位
先ずはカーストに則った寺院で

じっくりと御祈り

お祈りの際に私は
全身がビリビリと振動するような、痺れるような感覚を味わった



続いてブサキの中央にある総本山

この時から土砂降りに


しかし
私達の順番が回ってきた頃には雨は小止みに


それでも下は水浸し

履物を下に敷いて
なんとか凌いでお祈り


お祈りに超真剣なアノムさん、アユさん、私
幸せを感じている妻と娘

前回にお祈りして叶ったことへのお礼
そして、これからのお願いを
素直な気持ちでお祈りした




お参りの後は
絶景レストラン
【マハギリ・レストラン】へランチに

ライステラス(棚状の田んぼ)の後ろにアグン山


ここのランチはバイキング形式
食べたいだけ山盛りで楽しむ


アノムさんに連れられてのブサキ寺院
こんなに有難いことはない

これも
順子ママが
導いてくだすったことだ

元々
バリを代表する踊り手の
アナ・アグン・アノム・プトラさんと
私を引き合わせ
交流を促したのは順子ママだった

今の私たち家族とアノムさんとの関係を
一番ママが喜んでいるのだと思う





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




日の出前から
鶏が叫び出し
犬たちが吠え始め

日の出とともに
様々な鳥たちがさえずりだし

時々トッケーも鳴く

賑やかな朝


コテージは水に囲まれて
森に囲まれ

【ウブドゥ・サリ・ヘルス・リゾート】は
心地良い湿気に包まれる





朝食は野外の小屋で


元気なフルーツ


抜群に美味しいベジタブルオムレツ




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




8年ぶりにバリ島に

奇しくも今日は
先日亡くなった京都【Zappa】の順子ママの
88回目の誕生日

(2007年 デンパサール空港で)


京都に行く度に
ママにはとてもお世話になった

バリ島に深い縁のあったママは
私達夫婦の新婚旅行の時
バリ島を案内してくださった

忘れられない
素敵な思い出だ

静かに
旅立たれた

ありがとう
順子ママ




成田を飛び立ち
九十九里浜の上空
遥か彼方に
富士山



およそ7時間10分で
バリ島 デンパサール空港



8年前とは
かなり変わったバリ島の景色


大きくなったデンパサール空港は
荷物が出てくるのも
何でもかんでも
とても時間がかかる

そして
道はびっくりの大渋滞
8年前とは大違い

ウブドゥに着くのに
2時間近く掛かった


ホテルにチェックインする前に

大変お世話になった
故 ニョマン・サルマさんのお店
【ノマド】へ

今年39周年を迎える【ノマド】
サルマさんの木像
後ろにはサルマさんの写真




8年前、お元気だったサルマさん



ケジャン通に埋め込まれている私のサイン


【ノマド】の料理は
バリの味わいと
オリジナリティーに溢れている











地元のお酒【アラック】


美味しい
お腹いっぱい
大満足


ご馳走様でした



順子ママ
やっぱりバリは
素敵だね








コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




舞台『夫婦漫才』
2019年バージョンの
大千穐楽✨

青森リンクステーションホールでの公演が
無事終了












青森のお客様
そして
この日のために
全国から駆けつけてくださった皆様

本当に本当に
ありがとうございます

こんなに幸せを感じる舞台は
そんなにあるものではありません
私の役者人生にとっても
とても重要な作品だと思います

今回の2019年バージョンは
初演の素晴らしさを
格段の差で上回る
素晴らしい舞台だと思います

次の再再演が決まっています

更に更に
素敵に進化するように
我々キャスト一同
一所懸命精進して参ります

どうか
応援をよろしくお願いいたします



コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )





朝から雪がどんどん降り



真っ白になった

この時期の雪は珍しいそうだ




舞台の仕込みが終わり
夕方から舞台の場当たりをし

早めに終わったので
青森の美味を味わおうと
繰り出す

『はた善』へ

親方に、この日のお勧めを頼んだ


先付は、ナマコ酢、南蛮漬け、干瓢



刺身はソイ、本鮪、ニシン、ミズクサガレイ
どれも青森ならではの美味



アワビ刺し
久し振りのコリッコリッ
堪りません



真鱈の白子焼き
トロトロ
刺身は時期が過ぎていて食べられなかったが
焼きだって美味い



ふぐの唐揚げ
肉厚で豊かな味わい



あんこう鍋
身も出汁も全て美味い



八甲田牛のステーキ
柚子胡椒で
健康な牛の味わい



親方・畠中さんと


青森の美味
堪能しました
満足です

ご馳走様でした
また来ます❣️


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




新千歳空港から
次の公演地・青森へ

新千歳空港に着いて30分ほどで

大粒の雪が降り始めた




我々の乗る飛行機













全く見えなくなった💦

搭乗も遅延し

更に除雪作業で機内待機



どうなることか

と思いきや

20分遅れで離陸



上空はもちろん


この分厚い雲の下は
きっと雪



青森は

これから曇る予報




無事到着






コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




夜になり
札幌は雪になった

仕方なく
というか
これは
「外に出るな」
ということだろうな
と思い

ホテルでワイン🍷




好きなタイプの美味しいワインもあったので
満足満足


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




舞台『夫婦漫才』札幌公演は
昼夜二回


わくわくホリデーホール






音楽ホールなので
かなりの残響音

もちろん調整バッチリ✨

お客様もいっぱい

昼夜とも
素敵な公演になりました

観に来てくださった皆様
本当にありがとうございます


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




杜の都・仙台

【東京エレクトロン・ホール宮城】は
宮城県民会館として1965年に完成
古い歴史ある会館
今もたくさんの公演が行われています

私も20代の頃から何度も
この宮城県民会館の舞台に立っています
思い出深い会館






1590名収容の大きな劇場

三階までほぼ満席
湧きに湧いた3時間10分
ドッカンドッカン笑って
ラストはズルズルに泣いて
お客様は大いに楽しみ
感動していただけた様子

良かったです
嬉しかったです
楽しかったです

ありがとうございます

演じる側も
色々な発見・発展があり
とても心が躍動するステージでした

次の舞台へ
更に弾みがつきます


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




舞台『夫婦漫才』東北巡業は
仙台へ

鶴岡からバス移動

山形自動車道を通り

仙台市内へ


この日は
仕込みと場当たり


そして夜は
大好きな『詫び助』へ食事に

街中から少し離れたところに

風情のある佇まい


魚介の刺身や
馬刺し
タコの唐揚げ
などを頂き
どれもとても新鮮で美味しい


そしてお目当ての
【せり鴨鍋】

長い根の付いたままの芹
そして鴨肉


鴨肉、芹根、芹の葉
の順に


女将の山田美緒子さんが自ら作ってくれる
実は【せり鍋】は
15年前に山田さんが発案して始めたもの
今では仙台名物になって
色々なお店があるけれど
『詫び助』の
女将が作る【せり鍋】が
本家本元

長い根っこの付いた芹は
特別に栽培してもらって入手
長時間かけて手洗いしている
だからジャリジャリしない



このツユにも根っこにも
鴨肉の出汁がしみて
それはもう絶品

芹の根っこの甘味と香りは
どこか朝鮮人参を思わせる
とても身体が喜ぶお味
どうやら同じ成分が含まれているらしい

この出汁で卵とじうどん
そしてオジヤ

それはもう
ペロリと食べてしまう
絶品の美味しさ

日本酒に合います🍶

いやーーーー
堪能しました
ご馳走様でした
また来ます


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




東北巡業の二つ目は鶴岡市






開館して一年の【庄銀タクト鶴岡】での公演



インパクトのある建物
雪深い土地なのに
雪が溜まりそうな屋根






この 座席表は…



んんん…


見た目は面白いですけど




長い残響音はクラシックのコンサート向きです


視界を阻むフェンスがたくさん💨



ステージのバトンが少ないです




一番上の席まで辿り着くのは
狭い階段をたくさん登り
なかなか大変


どんな条件でも
『夫婦漫才』チームの音響さん・照明さん達の
素晴らしい調整力で
もちろん見事にこなします



会館はともかく

鶴岡のお客様は
本当に温かく
とても集中して観てくださり
芝居のお終い頃には
むせながら、ドッカンドッカン大笑いしてくださり
ラストはズルズルに泣いてくださいました
楽しんで頂けた様子

嬉しかった
本当にありがとうございます




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ