ビター☆チョコ

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かもめ食堂

2006-04-30 | 邦画
               

サチエ(小林聡美)はヘルシンキに小さな食堂を開いた。
地元の人がふらっと寄れる気軽な食堂にしたくて、メインメニューはおにぎりにした。
毎日お皿を磨いてお客を待つが開店からしばらく経ってもお客はゼロ。
それでもサチエは朝には買出しをし店を開け、お皿を磨いて客をゆったりと待つ。そんなかもめ食堂に初めての客が来た。
客は日本かぶれの青年でサチエにガッチャマンの歌を教えて欲しいと頼むのだった。
出だしは歌えるものの後が続かないサチエは歌の続きが気になって仕方ない。
街の本屋で偶然出会った日本人観光客のミドリ(片桐はいり)にいきなりガッチャマンの歌詞を尋ねてしまう。


小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ。
この配役だけで観にいく価値はあるでしょう。

大きな事件は何も起こらない。毎日は小さな出来事はあるけれど水のようにサラサラと流れていく。
その流れの中で、凛として立っているには自分の中に決してぶれない芯のようなものが必要なのだろう。

サチエは強くて優しい。
その強さは硬い鉄のような強さじゃなくて、柳のようにしなやかな強さだ。
「毎日ちゃんとやっていればなんとかなる。それでも駄目だったら、そのとき考えましょう。」
まさしくその通り。
ずっと先のことを思い悩むよりも今を大事にしたい。
今が積み重なって、未来になるんだろうからね。

土曜のレイトショー。
客層はガッチャマンの歌が無理なく歌えそうな年代のご婦人が多い。
もちろん私も歌える。完璧だ。
終始クスクス笑いが絶えなかった。
その笑いの中心にいるのが「もたいまさこ」。
独特の存在感と「間」が観てる者の期待を裏切らない。
そして目を奪われるのが北欧のインテリアや食器の数々。
洋服もすごく素朴なのにモダンな感じがして、役柄にぴったりだった。
サチエが使っていたマグカップ。
iitalaのORIGOというシリーズらしいのだが、これはかなり
お茶を飲んでもよさそうだし、ちょっと欲しいなぁと思っている。
忘れてはいけないのが、出てくる食べ物のおいしそうなこと
絶対、空腹で観にいってはいけない映画だと思う。

映画でほのぼのした後は「かもめ食堂占い」を。

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本名でやってみたら、私は「梅おにぎり」で、好奇心が強く、熱しやすく冷めやすいのだそうで。
なにやら心当たりがある。。。かな?






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2 コメント

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肉じゃが (ぶーこ)
2006-05-01 08:25:30
私は肉じゃがでした~。

情熱と冷静の間を忙しなく行き来するタイプだそうです。

うむ。言い得て妙かも。
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Unknown (チョコ)
2006-05-01 15:26:59
こんにちは♪



じゃあ、たぶん今は情熱の時期ですね。

冷静は当分出番がないんじゃないですか。。と思います。



占いって必ず「思い当たる」気になってしまうのはなんででしょうね。

私の熱しやすく冷めやすいはちょっと分かるんだけど、「周囲を振り回す」はないと思うんだけどなぁ。。。
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