安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

オーディオ・ミュージック喫茶「SLOW HAND」を初めて訪れました。(長野県上伊那郡箕輪町)

2021-06-18 19:31:20 | ジャズ喫茶

伊那市長谷のジャズ喫茶「蔵ZEN」のマスターから教えていただいたお店「SLOW HAND」を初めて訪れました。オーディオ雑誌の「無線と実験」に掲載されるなど、オーディオ愛好家には知られているようです。

店内にはハモンドオルガンが置いてあり、3000枚あるレコードは、オリジナル盤がほとんどで驚きました。ヘレン・メリル(vo)の「With Clifford Brown」などを聴かせていただき、至福の一時を過ごしました。

 
外観。こちらの建物の二階がお店です。
 
 
入口。看板には、『AUDIO & MUSIC AND MORE』とあります。オープンは、2019年6月8日です。
 
 
カウンター。入ってすぐのところはカウンターになっています。
 
 
壁にはアンティークの時計が飾ってありました。針は動いていません。
 
 
スピーカーなど。ライブも開催しているので、ピアノやオルガン、ギターが置いてあります。マスターはギターを弾きますが、ジャンルはジャズではないようです。
 
 
スピーカーに向かって右側の様子。
 
 
レコードは3000枚、CDは2000枚あるそうです。ジャンルは、ジャズばかりでなく、クラシックやポップスもあります。
 
 
びっくりしたのは、ハモンドオルガンがあったことですが、安く手に入れたとのことで、運搬費の方が高かったと話していました。
 
 
存在感あります。松本市にハモンドオルガンを弾く方がいて、こちらでも演奏するようです。
 
 
ブースには、レコードプレーヤーが見えます。マイクロのプレーヤーのようです。
 
 
スピーカーは、ウーハーTAD TL-1601b×2、ドライバーTAD 4001がバーチカルツイン型のエンクロージャーに収まっていて、コンデンサーのみで切ったツイーターJBL 2405が追加されて3ウェイとなっているそうです。アンプは、征矢進(SOYA AUDIO)さん制作の管球アンプだそうです。
 
 
アンプ。
 
 
 
カートリッジは、FAIRCHILD(これは、225-A)を使用しています。太い音が出るそうです。
 
 
メインのシステムでは、クラシックの弦の音がうまく出ないとのことで、クラシック用には、ディナウディオのスピーカーを使っているようです。
 
 
ヘレン・メリルのwith Clifford Brownのオリジナル盤。歌とともに、クリフォード・ブラウンのトランペットが太く、温かく聴こえてきました。
 
 
レコード盤。ピカピカです。
 
 
続いて、ウォルター・ビショップ. Jrの「Speak Low」には仰天。オリジナルやMUSEからの再発盤などステレオとモノラルが揃えてありました。
 
 
MUSEから出された、「Speak Low」。
 
 
男性ヴォーカルもお聴きになるそうです。ビル・ヘンダーソンで、伴奏のウィントン・ケリーのサウンドが、まあ素晴らしいこと。
 
 
持っていたヴィンセント・ハーリングのCDをかけていただきました。「In a Sentimental Mood」を聴きましたが、低音から高音まで過不足無い素晴らしい再生ぶり。ここまで聴いてきて、特に高音にきついところがなく、余裕で鳴っているのが強く印象に残りました。
 
 
ブレンドコーヒーを注文。すっきりとした味で、飲みやすいものでした。チョコレート付きです。2~3個いただきました。
 
 
お店の場所は、JR飯田線「木ノ下駅」のそばです。お店とは広場を挟んで、駐車スペースは線路沿いにあります。私のヴェゼルが停まっているところが、駐車スペースです。
 
 
お店の紹介記事が掲載されている、「無線と実験」2019年8月号。
 
 
お店の紹介記事です。マスターに見せていただきました。ライブなども開催されているようです。ジャズのオリジナルレコードが多いので、それらを聴かせてもらいに、また出かけます。
 
【SLOW HAND】

住所:長野県上伊那郡箕輪町大字中箕 11945-6
           JR飯田線木ノ下駅前 
営業時間:12:00~21:00 月曜定休
電話:090-9665-6270